表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/14

冒険者登録

シンは冒険者ギルドの受付で冒険者ギルド登録をしている最中に、柄の悪い男の冒険者達に絡まれたのであった。



「受付のねーちゃんよ〜、ガキなんてほっといて俺達に酌をしてくれね〜か〜。」


「「「そうだそうだ、ギャハハハハハ!」」」


「私は、貴方達にお酌などしません。

業務妨害で報告しますよ、貴方達。」


「業務妨害で訴えられたらたまったもんじゃねぇ。

一旦引くぞ、お前達。」


「「「おう!」」」



受付嬢は、ガラの悪い男性冒険者達を何とか言葉で追い払ったのである。



「君、もう大丈夫だよ。」


「助けてくれてありがとう、お姉さん。」


「別に対した事は無いから大丈夫よ。

それよりも君、本当に怪我とかしていない?

怪我とかしたら先程君が突き飛ばされた男性冒険者を訴えられるから、きちんと報告をしてね。

今の君は、まだ一般人扱いだから冒険者ギルドからあの男性冒険者へ注意が出来るからね。」


「わかりました。

心配してくれてありがとう、お姉さん。」


「いいですよ、ウフフ。

さて、今から冒険者ギルド登録用紙を確認しますね。」


「はい、お願いします。」


「はい。

名前は、シン・ホウリュウシで合っていますか?」


「はい、あってます。」


「年齢は、15歳の人族ですね。」


「そうです。」


「スキルは、色々と持っているみたいですね。

なるほど、武術を嗜んでいたみたいですね。

じゃあ、きちんと受け身をとったから怪我もしなかったのですね。」


「はい。」


「わかりました。

一応、大人の冒険者には注意して下さいね。」


「わかりました。」


「では、これから冒険者ギルドカードを作りますからこの番号札を持って待っていて下さいね。」


「わかりました。」



シンは途中男性冒険者達に絡まれたが受付嬢の助けもあり、何とか冒険者ギルド登録をする事が出来た。

そしてシンは冒険者ギルドカードが出来るのを楽しみに待ちながら、受付嬢から番号札を貰い番号札を持って待っていたのであった。



「1番の番号札をお持ちの方、1番の受付へお越し下さい。」


「僕が持っている番号札は、1番だ。

1番の受付へ行こう。」



受付嬢が番号札の番号を呼び、シンの持っている番号札と同じ番号だったのでシンは言われた受付へと向かったのであった。



「呼ばれて来ました。」


「はい。

では、番号札を確認しますので番号札をお渡し下さい。」


「はい、番号札です。」


「はい、番号札1番ですね。

では、これがシン様の冒険者ギルドカードになります。

先程も説明しましたが、冒険者カード発行料として銀貨1枚を頂きます。」


「銀貨1枚です。

これが冒険者ギルドカードか。」


「最後にこの冒険者ギルドカードに血を一滴垂らして貰い、冒険者ギルドカードの登録が完了します。」


「血を一滴、冒険者ギルドカードに垂らしたら良いの?」


「はい。

このピンを指先に軽く刺して貰い、血を一滴垂らして貰うと冒険者ギルドカードの登録が完了します。

そしてこの冒険者ギルドカードは、他の人が手に持つと色が変わるので不正や個人情報等盗まれる心配はありません。」


「そうなのですね。」


「はい。」


「じゃあ、このピンを指先に軽く刺して血を一滴冒険者ギルドカードに垂らしたら良いのですね。」


「そうです。」



シンは受付嬢に言われた通りに、指先に軽くピンを刺して冒険者ギルドカードに血を一滴垂らしたのであった。

そして冒険者ギルドカードに血が落ちた時に、冒険者ギルドカードが一瞬だけ光ったのである。



「一瞬だけ、冒険者ギルドカードが光ったよ。」


「登録が完了した証拠ですね。」


「そうなんだ。」


「はい。

こちらは回復薬になります、ピンを刺した指にかけて下さい。

では、冒険者ギルドカードを確認して下さいね。」


「はい、ありがとうございます。」



シンは受付嬢から貰った回復薬をピンを刺した指にかけてから、冒険者ギルドカードを確認したのである。



【冒険者ギルドカード(表)】

ランク:F

名前:シン・ホウリュウシ

性別:男

種族:人族

年齢:15歳


【冒険者ギルドカード(裏)】

称号:

討伐数:0

依頼数:0件

依頼達成率:0%

スキル:武術・鑑定・肉体強化・魔力操作・生活魔法・マジックボックス

冒険者ギルド口座番号:

1,000,000番号



「色々と書いてあるのですね。」


「そうですね。

分からない事はありませんか。」


「討伐数と依頼数・依頼達成率と冒険者ギルド口座番号を教えて下さい。」


「わかりました。

まずは、討伐数と依頼数・依頼達成率について説明しますね。」


「はい。」


「討伐数とは、基本的に魔物を討伐した数になります。

依頼数は、依頼を受けた数ですね。

そして依頼達成率は、今まで受けた依頼の成功率になります。ここまでで、わからない所はありましたか?」


「大丈夫です。」


「では、冒険者ギルド口座番号に付いて説明しますね。」


「はい。」


「読んだ通りですが、冒険者ギルドが冒険者に口座を貸し出しています。

シン様の口座番号は、1,000,000番号になります。

冒険者ギルド口座は、冒険者登録の際に自動的に付いて来ますので依頼報酬の何割かを口座へ振り込む事も可能ですよ。

そして冒険者ギルド口座は何処の冒険者ギルドでも引き出せるので安心してご利用下さい。

勿論、手数料は頂いておりませんからいつでもお気軽にご利用下さいね。」


「わかりました。」


「他に質問はありませんか?」


「ランクに付いて教えて下さい。」


「あっ!

肝心な事を説明していませんでしたね。

では、ランクに付いて説明しますね。」


「はい。」



受付嬢はシンの質問に答えながら、肝心のランクに付いて説明をするのを忘れていたのであった。

そしてシンに言われて受付嬢は、ランクに付いて説明をするのである。


シンの所持金

金貨100枚

銀貨100枚→99枚(-1枚)

銅貨90枚

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ