7.02 対動物戦術 恐鳥・熊・狼
作った刀を漆黒刀と名付けることにした。樹脂と炭素を混ぜた強化樹脂の実用性に気付いた所で、どのように旧石器時代の大型動物から身を守っているかについて伝授しよう。旧石器時代にいる大型動物で危険なのは人間の体長を超える恐鳥・熊・狼だ。この3種の動物にあったのならば、積極的に攻撃するのが適している。危険生物と鉢合わせると目を合わせながら後退りするということが教義になっているが、森などの不整地では、後退りして躓いて転倒して隙を突かれて襲われる可能性がある。攻撃で最も効果的なのは奇襲だ、遠くから弓で射貫くがよい。肺に貫通したら、その動物は血を吐きながら早ければ15秒ほどで倒れて死ぬ。恐鳥は正面から射るべきだろう。彼らは2足歩行なので方向転換が遅く、側面だと翼が邪魔をするし、前進移動が俊敏で当たらないことがしばしばある。恐鳥は射ると羽ばたかせながら倒れ、鳴き声もなく死ぬ。恐鳥は前肢が翼で攻撃には使えないと思って侮ってはいけない。彼らの嘴は鋭く頭を非常に早く動かして致命傷を与えてくるのだ。熊の場合、正面は頭と鎖骨があり狙いずらいので側面から射る方が良い。その時、ウオ゛ォーンだのグオーンだの苦しそうに啼きながら弱っていく、心が痛むが、彼らの爪は殺意に満ちているように思える、冬眠する穴を掘るためにあの鋭い爪が必要らしいが。最も厄介なのは狼だ。ニホンオオカミの様なほぼ犬の姿を想像する人がいるが、この時代には人間を超えるタイリクオオカミが集団で狩りをする。彼らに狙われたら彼らの群れの頭数と矢の本数が足りるかを確認する。群れの規模は4~8頭、近づかれる前に可能な限り戦闘可能な頭数を減らそう。矢切れ後に漆黒刀で戦うのだが、全ての動物と近接戦闘をするうえで共通して有効な戦術を教えよう。攻撃については一番の急所、目を狙うことだ、と思う人もいるだろうが、眼球は以外にも頑丈で摩擦係数が非常に低い、目の筋も非常に強固に目にくっついていて握りつぶそうとしても結構頑丈でヌルヌルしていて潰せない、目を打撃は出来るが本当に切れ味がないと斬撃することは出来ない。噛みつかれたときに怯ます目的で目を攻撃することが有効的。漆黒刀を使うならば間合いは大抵の動物より長く有利でありアウトレンジ戦法が出来る。軽量級のボクサーが重量級のボクサーに攻撃するようなものだが、徐々に切り傷を蓄積していき動くが鈍くなったところを脊髄を攻撃し活け締めをする。背骨には棘突起が後ろに向かって斜めに生えているので、それの隙間を刻む様に後ろ斜めから切り刻み、締めよう。回避方法については、熊の様に腕を横振りしてくる攻撃は後ろに避ける。恐鳥・狼の様に縦方向の攻撃は横に避ける。この時体をY軸に捻って前面投影面積を少なくする。




