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第32話「作戦会議」


 空が赤く染まり出した夕刻。

 三角山脈の西側、要塞都市ルギアスの城壁を取り囲むようにして、屍人の軍勢が群がっている。


 しかし、その半数は死体。

 焼け焦げたり、斬傷でボロボロになっていたり、悲惨な状態だ。


 そして、上空にはその元凶となった竜巻を発生させた漆黒のドラゴンが優雅に空中を待っている。


 その背には数人の人影。


 奴は、自らが撒き散らした破壊の痕に満足すると、城壁の方へと向かって来た。


 たった今、目の前で屍人の軍勢を半壊させてみせたバケモノが、である。


 敵を殲滅したからと言って、味方であるとは限らない。


 それに何より、纏っている空気は恐ろしく、ドラゴンの背に乗っている中心人物と思われる男の口調はまるで悪の塊のようで、とても味方とは思えなかった。


 だから、ルギアス防衛軍の司令官ハザック・レオムンドは命じた。



「打ち方用意! 総員、構えよ!!」



 彼の声に城壁の弓隊、魔法隊は一斉に反応する。

 兵士達がドラゴンへの攻撃態勢を取り身構えた。


 果たして、あのバケモノにまともな攻撃が通じるのかは不明だが、敵ならば戦うしかない。



 ゴクリ、と。


 司令官ハザックが、覚悟を決めて生唾を飲み込んだ。



 次の瞬間、ドラゴンの背に乗る1人の男が口を開いた。



「ルギアスの戦士たちよ!

 我々は敵ではない!!

 助太刀に参ったのだ!!

 その証拠に今、この勇士を敵将の手から救って参った!!

 どうか、武器を降ろして欲しい!!」



 叫んだ木人(ドライアド)の手には、避難民の囮となることを直訴し、見事に宣言通り時間を稼いで命を散らしたはずの軍団長ルシウス・プリメイラの姿があった。


 意識はないようで、ぐったりとしているが、息はあるようだ。


 つまり、この者達はルシウスを敵の手から救ってくれたらしい。


 それだけを見れば、仲間だというのは信じられそうだが、流石にドラゴンが一緒にいるという異常な事態を見て、簡単に受け入れる訳にはいかない。


 何故なら、ドラゴンが龍人族以外と行動を共にすることなどあり得ないからだ。


 そこで、ハザックは言った。



「お主達が、味方であると言うのなら、その名前と出身、所属を述べよ!!」

「…ふむ。

 貴殿が、こちらの情報を聞きたいのももっともなこと。

 お答えしよう!」



 ドラゴンに乗った木人(ドライアド)は、まるで歴戦の勇者であるかのように堂々とした振る舞いで受け応えると、よく通る澄んだ声でハッキリと、その名を告げた。




「我が名はセスク・ウッドポッド!

 謎と危険の森(ミスティリスク)木人の里(トレンティア)出身!

 その精鋭部隊所属である!!」

「…なっ!?」



 それは、このルギアスの街を滅ぼした屍将ヴォルデスを屠った森の英雄の名。


 この街で知らぬ者などいない名だった。



「…まじか?」

「ほほんとに、あの英雄セスク・ウッドポッドなのか!?」

「でも、たしかにあの男は木人だぞ?

 最近、謎と危険の森(ミスティリスク)が解呪されたという噂も聞くし…」

「だったら何故ドラゴンに乗ってんだよ!?」



 周囲の兵士達は、英雄の名にざわめき出す。

 目の前の男は、果たして本当にあの英雄なのかどうか。


 ハザックは若いため、実際のセスクに会ったことはないので判断がつかない。


 すると、意外な所からその疑問に明確な答えを出す声が上がった。



「……ほ、ほんものです。」

「…む?」



 司令官ハザックの隣に立っていた年配の軍師が言った。



「間違いありません。

 彼は森の英雄セスク・ウッドポッドに違いありません。」

「……まじ?」



 次の瞬間——




「うぉおおおお!!!すげーー!!!」

「ホンモノの英雄だー!!うほほほほぉおお!!」

「マジか!ちょっと!よく見えねぇ!!お前、どけよ!!」

「うるへー!お前すっこんでろ!!あ…セスクさん、あのサインください…/////」

「だまれ!!俺が先だ!!」



 ———兵士達が一斉に騒ぎ始めた。



 それもそうだろう。

 かつてセスクは、何度もこの街の者達と共に戦い、血と汗を流してきた。


 しかも、最後には自らの土地を犠牲にして、屍将ヴォルデスを撃破った。


 それがなければ、街の再建はなかったのだ。


 言わば、ルギアスの救世主。


 そして、このメガトラオムの世界では、100歳を超えるような人々は沢山いるので、かつてセスクの武勇を目の当たりにした者達が、彼の伝説を人々に熱く語り聞かせていたのだ。


 そのため、ルギアスにおいてセスクは凄まじい人気を誇る。


 だから、兵士達が騒ぐのは当然の反応だった。

 

 ところが——



「鎮まれ!!」



 そんな兵士達を鋭い声が一喝した。

 すると、乱れた軍隊が一瞬にして規律を取り戻した。


 司令官ハザックの掛け声である。


 皆が静まると、ハザックは徐に口を開いた。


 もの凄く間の抜けた声で。



「セスクさぁ〜ん!!

 敵と疑ったりして、無礼を働き大変申し訳ありまへ〜〜ん!!

 えへへ!

 それに、我が友ルシウスまで助けてくださったみたいで!!

 本当にありがとうございまふぅ〜!!!」

「…な?! 急に態度が変わったぞ??

 ソージ殿、やはり私が名乗るのは失敗だったのでは?」

「いえ!問題ありません!!

 むしろ、予定通りです!!

 あの司令官はセスクさんの大ファンなんですよ!!」



 途端に変わったハザックの態度と、ドラゴンの上で会話をする者達。


 ここからは極めて奇妙な茶番が繰り広げられることになった。



「セスクさんと、その御一行様!!

 ようこそルギアスにお越しくださいました!!

 どうぞ、安心してこちらに上陸してください!!

 そして、サインをぜひ!!

 えへ、えへへへへへ…//////」

「あ! てめー司令官!!抜け駆けすんな!!」

「そうだそうだ!職権乱用だぞ!!!」

「うるせー!!!黙ってろ、雑兵どもがあ!!」

「何だとこのヤロー!!調子乗ってんじゃねぇえ!!!」

「俺達にもセスク様のサインをやれー!!!」

「……う、うむ。とりあえず、我らが味方であることは証明できたようだな。」

「ええ!

 やっぱり、名の知れたセスクさんに任せたのは正解でした!」

「…そ、ソージ殿。これを正解と呼んでいいのか?」

「ええ、もちろんです!! 

 な? そうだろ女兵士??」

「あっはぁ〜ん!!

 もちろんですぅ〜❤️❤️

 ってゆうかぁ…/////

 みんなから、羨望の眼差しで見られるセスク隊長カッコよすぎてぇ❤️

 ちょっと嫉妬もするけどぉ、でもでも!

 そんな隊長の隣にいるのはいつもわたし❤️

 えへ、えへへへへへふへふへるへれれれれ…//////」

「……やっぱり失敗だったのでは?」



 こうして、三角(トゥリゴノ)山脈の西を守る要塞都市ルギアスに英雄とドラゴン、その一行がやって来たのだった。

 




 















 要塞都市ルギアスの司令官であるハザック将軍に受け入れられた俺達は、現在、作戦本部へと案内されていた。


 あれから、しばらくはセスクへの質問と、サインや握手を求める声が止まず、作戦本部はアイドルの握手会状態になっていたが、今は一応の落ち着きを見せていた。


 ちなみに、セスクに群がって来た兵士達の中に女性が混ざっていた時は、ミモザが鬼の形相でシャットアウトしようとしていたが、セスクが「真の戦士は相手がどんな者でも平等に接するものだ。」との言葉をかけると「あっはぁ〜ん❤️」と言って気絶していた。



 まあ、奴はナチュラルに決めゼリフを決めてしまうので、仕方ない。


 うむ。

 俺の名言をタイミング悪く乱発する特性【迷言癖】をあげたいくらいだ。



 その後、チューニートや謎と危険の森(ミスティリスク)の解呪についてや、俺たちの関係性などについて聞かれ、今に至る。


 今はようやく、まともな作戦会議に突入したところ。



 ハザック将軍が、全体の戦況について説明しているところだ。



「——というわけで、我らの目の前にいるゲイドーム軍は、セスク様達の活躍により、残り約二万となったが、まだ安心することはできない。

 なぜなら、あれは先鋒隊に過ぎないからだ!

 おそらく、今日の夜には敵の本隊が到着するだろう。

 その数は正確には分からぬが少なくとも30万以上は確実だと考えられる。」

「…30万か。()()()と同じだな。」

「はい、その通りです。セスク様。」



 あの時、と。

 セスクがそう言ったのは、ルギアスが屍将ヴォルデスに堕とされた時のことだろう。


 今回、()()()()()それと同じだけの戦力が向けられているらしい。


 実際には、どれ程なのかは不明なのだそうだ。


 本当に恐ろしい事態である。


 

「さらにドリニア、ヘルンへも同等の戦力が向けられているだろう。

 敵の総大将である『屍将リンドーア』が、3つの要塞都市の内、どこに向かったかは分からぬが……例え、リンドーアが居なくても尋常ではない戦力が来るのは間違いない。」

「こちらの戦力は?」

「こちらには50万の兵力があります。」

「…!?そんなにあるのか!?」

「はい、セスク様。

 かつてヴォルデスに敗れた経験を踏まえ戦力を増強したのです。

 城壁もより強固に建て直されていますし、この100年で人口が増えたことも戦力の増強に繋がっています。」

「なるほど…。」



 うむ。

 これは俺の設定通り。


 100年前はルギアスは30万の兵力で、同数のヴォルデス軍に敗れることになった。


 普通、攻城戦なら守る方が優位なのだが、それでも勝ってしまうほどにヴォルデス軍は強かったのだ。


 そんな訳で、かつて苦い経験をしたルギアスの街は、二度と失敗を繰り返すまいと、十分に戦力を増強してあるのだ。


 ただ、本来の歴史では、それでも主人公(プレイヤー)による活躍がなければ屍人軍に敗れてしまうことになる。


 というのも、屍人軍は正面きっての攻城戦の陰で、謎と危険の森(ミスティリスク)の解呪以来、2年かけてこっそりと掘り進めて来た地下通路を通り、ルギアス内へと侵入してくることになる。


 その地下通路を主人公がいち早く発見し、封鎖しなければ街に大量の屍人の侵入を許すことになってしまうのだ。

 

 ただ、今の状況は本来の歴史とは違う。


 なにせ、まだ森の解呪から一週間しか経っていないのだ。


 それに、本来ならルギアスに攻め込んでくる先鋒隊を率いるているのもゲイドームではない別の副将のはずだった。


 もはや、完全に異なった状況。


 だが、それはコチラも同じだ。


 森の英雄セスクを筆頭に、ベイムラスや、クリムさん、ミモザ、そしてチューニートといった強力な仲間達がいる。


 当然、制作者として有用な知識もある。

 油断せずに戦えば、きっと勝利できるだろう。


 そう考え、頭の中で戦略を立てた俺は進言をすることにした。



「…一つ、提案してもいいですか?」

「ん?もちろんです!なんでしょうソージ様。」


 ハザック将軍は、セスクと一緒にいた俺達全員を"様呼び"している。


 正直、違和感があるがまあいい。



「ありがとうございます。

 俺としては、いくらルギアスの守備が万全の状態であるとはいえ、ただ攻撃を凌ぐだけというのは危険であると考えます。

 なにせ、奴らは屍人です。

 どんな恐ろしい攻撃をしかけてくるか、検討もつきません。」

「…うむ。たしかにそうだな。」



 屍人の恐ろしさを嫌というほど知っているハザック将軍は、同意した。



「それで、こちらから攻撃を仕掛け、敵戦力を少しでも減らしたいと思うのですが……」

「…!?まさか、あのドラゴンを?」



 どうやら将軍は俺が言うより早く、言いたいことを理解したらしい。



「そう。そのまさかです。

 チューニートに可能な限り稲妻竜巻(サンダーストーム)を撃ちまくってもらい、敵戦力を削ります。

 まあ、奴は本来の力を十分に出し切る事が出来ませんので、全滅は無理でしょうが、それでも大幅に敵戦力を減らす事が出来るでしょう。」

「…あんな大技を何発も打てるのか?」



 一発で2万もの屍兵を屠った大技。

 そんな攻撃を何発も繰り出す事が出来るのかと。


 ハザックは当然の疑問を口にした。



 これについては俺に作戦がある。


 俺がひたすらに右腕の血を流し続け、その横でクリムさんと、ミモザの2人がかりで回復魔法をかけ続けて貰うのだ。


 回復魔法には血液量を正常値に戻そうとする働きもあるから、2人の魔力が尽きない限り、稲妻竜巻(サンダーストーム)をぶっ放す事が出来る。


 おそらく、あまりの痛みで俺の意識は飛んでしまうかもしれないが、俺が気絶した後も、チューニートが活動可能なことは黒蜘蛛から逃げた時に確認済みだ。


 その後も、二人に作業を続けて貰えば良い。


 チューニートに暴れて貰えば、敵兵を大量に減らす事が出来、コチラの犠牲も大幅に抑える事が出来るだろう。


 自分が蒔いた種による戦争なのだ。


 俺の右腕に痛みが走る程度のことは安いもの。


 そういうわけで、俺は将軍の問いに答えた。



「やったことはありませんが、おそらく問題ありません。」

「す、すごいな。

 あれが何発も使えるなら、一気にコチラに有利になるぞ!!」



 ハザック将軍は歓喜に声を震わせる。


 すると、今度はセスクが口を開いた。



「ただ、チューニート殿はまだ十分に力を発揮は出来ないと言っていた。

 おそらく、そのせいだろう。

 稲妻竜巻(サンダーストーム)で殲滅できたのは殆どが一般の屍兵。

 より上位の個体は生き残っている。

 奴らをどうするかが課題だな。」

「ええ。俺もそれを考えていたところです。」



 そう、生き残った者達はもれなく強者。


 ある意味で、雑魚がいなくなった分、より洗練された精鋭部隊となる。


 もちろん、だからと言って雑魚は殲滅しておくに越したことはないのだが。


 と、ハザック将軍が口を開いた。


 

「そこは、我々の力の見せどころですね!

 我々も伊達に人類の領地を守って来たわけではありません。

 兵力の削られた敵くらい返り討ちにしてみせます!

 それに、援軍も続々と集まる予定です!!

 心配には及びませんよ!!」



 うむ。そうだな。


 このハザックはかつてのバリエッタ最強の戦士を祖父に持つ男で、本人も紛れもない実力者。


 若くして、バリエッタの重要な拠点であるルギアスの将軍になるほどの男なのだ。


 あまり、甘く見るのは失礼というものだな。



「そうですね。ハザック将軍、よろしくお願いします。」

「ええ。

 屍人共を見事に撃退し、セスク様とそのお仲間達に我らの勇姿をご覧にいれてみせますよ!

 それでは敵の動きを予想し、模擬戦を始めるとしましょう。」



 こうして、俺達の作戦会議は続くのだった。

 

 


















 屍人達を邪竜の稲妻竜巻(サンダーストーム)が蹂躙した日の夜。


 ルギアスの戦場には、屍人軍の()()が到着していた。


 その数、何と50万。


 屍副将ゲイドームが率いていたのは、あくまでも先鋒隊で、本隊はその10倍の兵力を引き連れて来たのだった。


 それを率いるのはゲイドームと同じく『屍副将』のヴェゼル。


 だが、ヴェゼルはゲイドームの10倍の兵力を任されるくらいだから、相当な格上だった。



「クカカカカ!

 ゲイドーム、オマエ、半分以上も殺られたのカ?

 情けナイ奴だ!!」

「…グゥッ。

 不覚だっタ。

 ゼリドール様が仰っていたドラゴンが現れたのダ…。」

「…ほゥ? それは本当カ??」

「アァ。本当ダ。」



 彼らはその主人、破壊王ゼリドールから人類の戦力にドラゴンが加わっている可能性を聞かされていた。


 そして、ドラゴンとは屍人族でも容易に手出しは出来ない圧倒的強者。


 とはいえ、それはドラゴンが群れで行動することが理由でもある。


 単体ならば屍人族が群れになれば、勝てない相手ではない。


 ところが、この戦場に現れたドラゴンは、数万の屍人を独力で屠ったという。


 明らかに異常な事態だった。


 そんな事が出来るのは、屍王か、それに限りなく近しい存在にでもならない限り、不可能であった。



「フム…。

 それは厄介だナ。」

「あァ。それに、ドラゴンと共に木人(ドライアド)がいタゾ。」

「…なに?まサか、奴か??」



 “木人(ドライアド)”という言葉にヴェゼルが反応した。



「奴ダ。セスク・ウッドポッドだ。」

「クカカカカカ!! これはいい!!!

 ドラゴンに加えテ、ヴォルデスを屠った木人(ドライアド)と来たカ!!

 ブチ殺せば、リンドーア様にも、ゼリドール様にも評価されるに違いナイ!!

 上手くいけば屍将にもなれるのではナイカ!?」



 夜の荒野に響く恐ろしい声。

 それは、歓喜の声だった。


 これ以上ない手柄を立てられると。

 昇進のチャンスであると。


 そういう叫びだった。


 しかし、それに対して当然の疑問を、もう一人のバケモノが投げかけた。

 



「…しかシ、どうやっテ殺すのダ?

 木人(ドライアド)はともかく、ドラゴンの強さは異常だったゾ?」

「…たしかに、一体で二万を屠るのは異常だナ。

 だが、安心シろ。

 今回、リンドーア様より()()の使用が許可さレタ。」

「…ナ!? まさカ、()()のことカ!?」

「あァ、そのまさカだ。

 おそらく、ドラゴン対策としテだろウ。」



 ただでさえバケモノじみた力を持つ『屍副将』が驚くほどのもの。


 一体で数万の屍人を屠るようなバケモノに対抗しうると考えられるもの。



 それは…



「カハハハハハ!!

 目には目をという訳カ!!」

「クカカカカカ!そういうことダ!!

 ()()()()()()()()()()()()!!!」





 もうじき、古の時代を除けばこの世界(メガトラオム)の歴史上一度もなかった戦いが起きようとしていた。




 ドラゴン VS ドラゴン



 

 ———ルギアス攻防戦、本戦開始である。







 つづく









———




補足) 新キャラ整理



 ルギアス司令官

 ハザック・レオムンド将軍(獅子人)


 ルギアス第三軍・軍団長

 ルシウス・プリメイラ(魔人)

  →ルシア・プリメイラの父





 屍人軍

 ヴェゼル(50万の本隊を率いて来た屍副将)

 ゲイドーム(先鋒隊五万を率いてきた屍副将)



 


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