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鳴り響く雷雨。ピカッと空が光ると2、3秒後に空が割れるような音がなる。
雨は勢いよく降り注ぎ屋根が穴あくんじゃないかと思うくらい強い。
そして私は相変わらず寝れないままだ。
雷も雨も、眠れないのは一日に満足していないと聞いたがそれでもなく、今夜を共にしている相手。リナのせいだ。
仰向けで目を瞑っていると抱き枕のように手や足でがっちりホールドされた。口は半開きで胸を肩に押し付けてくる。
男だったら襲ってる。男じゃなくとも襲ってる。なぜなら今相当耐えてるから。
リナが寝てから数時間、いやそんなにかかってないのかもしれない。授業中の10分が長いように、実際そんな時間はたってないかもしれない。
「お母さん…」
消えるような小さな弱い声が耳元で聞こえた。
「お母さん…お父さん…」
横目で見るとリナの顔に涙がたれていた。
ちょうど空が光り雷がなる。
音と同時に締めつけが強くなる。
さっきのお風呂での涙は本当だったんだ。
毎日のように泣いてるのかもしれない。それか雷がなる日は両親と寝ていたのかもしれない。
抱きついてきた鎖骨の上の手を曲げ、お腹の位置に持っていき両手で握る。汗も少しかいている。
ずっと握っていると安心したのかリナが脱力したように思えた。
抱きつきながらなるのは暑くて汗もかいてシーツがぬれているが、愛されているようで心地よくて地中深くにゆっくり落ちてくように眠ってしまった。
***
昨日アオイと寝たことは覚えています。
可愛いアオイを襲おうと思ったことも覚えています。
抱きついて寝たことも覚えています。
けど…このシーツが濡れているのは何故でしょう。
「まさかアオイ…おねしょ?」
まだ寝ているアオイに言う。起きる気配はない。
シーツを手で触ってみたり、匂いを嗅いでみたりする。
すこしツンとするんだよなぁ。
「触ってみるか…」
アオイの下半身を見て言う。
寝巻きの上から、いやワンピースだからパンツとの間が空いてたら寝巻きがぬれてないかもしれない。パンツを触るか? いやそれなら直接触りたい。
とりあえずお腹から下に顔を動かしにおってみる。
「よく分からんから触るか」
ワンピースの裾をめくりあらわになった白い布を引っ張り、あくまで中身まで見ないように上から手を入れていく。
もはやおねしょだとかどうでもいい。ただ触りたいだけ。欲のままに。
ふわっとした感触がした瞬間、腕が捕まれ―――
「何してるの!?」
勢いよく起き上がったアオイに阻止されてしまった。
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