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自分探しとは言えない一期一会な流転の旅  作者: 一等神 司
旅立ち
5/6

第4話 どこまで続く畑と高原野菜

風景には感動しました。

翌日 言われていた様に、5時には仕事に向かえる様に起きた。

まだ周囲は真っ暗だ。


朝食は無料で準備されている。

高原野菜の農家さんなので、昨日の晩御飯もそうだったが、レタスが沢山 準備されている。食べられるのなら、一玉 食べても良いそうだ。

野菜好きな私には嬉しい話だが、流石に一玉は止めておいた。

でも、一玉くらいなら、普通に食べられる。


朝食を食べたら、農作業の出来る格好で、長靴を履いて、昨日 駅まで車で迎えにきてくれた奥さんの運転で、畑まで移動だ。

お世話になる農家さんの所では、グリーンボールと言う、キャベツによく似た野菜と、レタスを栽培しているとの説明を受けた。

グリーンボール 素人目には「キャベツじゃん!」と言う感じ。

何がどう違うのか、よく解らない。

最初に向かったのは、レタスの畑だった。


どこまでも続く畑、見渡す限り、畑だ。

林が点在しているが、それ以外は畑、そんな感じの景色が広がっている。



挿絵(By みてみん)



言われた通りに、レタスを収穫する。

収穫の為にレタスの根元を切ると、そこから白い液体が流れ出る。

それは時間が経つと、赤茶色に変色するそうで、見栄えを良く保つ為に、水で洗い流しながら、収穫をする。

野菜が大好きな私は、「こんな手間を掛けながら、農家の方は収穫をしていたんだ……」と感慨にふけた。


黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。


10時になった。

休憩の時間だそうだ。


「きつくない?」

と、確認されたが、この程度 どうって事は無い。

「大丈夫です」

と、用意されたお茶とおやつを飲食しながら即答する。


休憩が終わると、またレタスの収穫作業だ。


黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。


お昼になったら、昼御飯の休憩だ。

この時間には、かなり気温が上がっている。


お昼も準備されていた物を頂く。

その時に「この辺りはやっぱりホタルとか飛ぶんでしょうね?」と聞いてみたが、高原野菜の影響で、ホタルはほとんど見なくなったそうだ。

畑の土や農薬が小川に流れ込み、ホタルの餌のカワニナが棲息出来なくなるそうだ。


黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。

黙々とレタスを収穫する。


夕暮れになると、畑仕事の撤収が始まる。

明るくなると働き、暗くなると仕事を終える。

そんな昔ながらの暮らしが、ここには在る。

人の営みに因って、ホタルが消えてしまっていたのには、ショックを受けました。

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