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修羅場の始まりⅤ

「光希先輩、妻ってなんですか?妹ですよね?」

彩羽が冷たい声で呟く。

「妹のはずなんだけど、どうやら俺のこと好きらしくて・・・まぁ、冗談だろうけど」

(光希君、妹の気持ち気づいてないんだ)

「光希先輩の妹は今どこに?」

「帆楓は母さんといるよ」

今、光希の家はほぼ一人で住んでいる。

光希の父は海外で仕事、母と帆楓は別の家で生活している。

「何で、光希君はお母さん達について行かなかったの?」

「帆楓が母さんについて行ったのは、母さんの仕事を継ぐ為だよ」

光希の母はデザイナーをやっていてその仕事を将来継ぐ為、勉強している。

「そうだったね」

「でも、もうちょっとで帰ってくると思うぞ?」

光希が2年生なる頃に帆楓は帰ってくると言っていたのでそろそろ帰ってくるだろう。

「待ってください!光希先輩の妹が帰ってきたら、家には二人きりということですか⁉」

(もし、光希君の妹が本気で光希君のこと好きなんだとしたら・・・)

「光希君、今日からここに居させて!」

「急にどうした⁉」

「私もここに住みたいです!」

「彩羽まで!?」


なんとか光希の家に住みたいと言った二人を押さえ、光希が本題を切り出す。

「それで、二人はどうして俺の家に来たんだ?」

「実はね、クッキーを作ってきたの、だから食べて?」

姫月はかばんから容器を取りだし光希に差し出した。

「食べて?」

「じゃあ、いただきます」

星の形をした、クッキーを口に運ぶ。

「うん、うまい」

「美味しい?」

「あぁ、良くできてるぞ」

「私初めてだったからちゃんと出来てるか心配で」

すると、彩羽がすっと立ち上がり、

「光希先輩、台所を借りても良いですか?」

「良いけど、どうしたんだ?」

「私もクッキー作ります、姫月先輩にだけは負けたくないので」

そう言い、彩羽は階段を降り、台所へ向かった。

「光希君、私も台所借りていい?」

「良いけど、姫月もクッキー作りか?」

「うん、彩羽ちゃんには負けられないの」

そして、姫月も階段を降り台所に向かった。

「・・・本片付けよ」

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