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光希の彼女は乙香!?Ⅵ

今回は短めです、かなり。

「で、なんの話だった?」

乙香から解放された姫月と彩羽は誠道の元に行き話を戻した。

「お二人はあの男とはどういう関係ですか?」

誠道が姫月と彩羽に質問すると二人は笑顔で、


「ただの友達よ」


と、答えた。

普段の二人からは考えられない答えだった。

(う~、やっぱり彼女って言いたい!)

姫月は胸の中で呻いた。

二人がなぜこのような答えなのかと言うと、それはさっき乙香に頼まれた内容だった。


「さっき、電話で言っていた埋め合わせとかって・・・」

「ちょうど今日、光希君と予定あったんだけど、乙香の急用で予定がダメになったから、それの埋め合わせの話をしていたのよ」

姫月の顔は少しひきつっているが、誠道はそれに気づくことはなかった。


「わかった?光希は浮気なんかしてない、私一筋よ、昨日だってキスしたんだから」

さらっと嘘をつく乙香。

その嘘一つで修羅場を招くことになるのを乙香は全く気にすることなく、淡々と答えた。


「光希君?乙香に何やってるのかな?」

姫月の表向きの言葉はこうだが心の中では、

「光希君?彼女じゃない子に何でキスしてるの?ねぇ答えて、答えてよ」

ニコッとした姫月の笑顔も光希には「あとで面かせ」と言っているようにしか聞こえない。


「光希先輩、あまり外では言わない方が良いですよ、周りの殺気、凄いですから」

彩羽のこの忠告も、表向き。

心の中では・・・

「何で私以外の女とキスしてるんですか、光希先輩の唇は私の物ですよ?他の女に渡したつもりはありません」

と、戦争を起こしかねない発言だった。


「でもっ、この男は・・・」

「私は光希の事が好きなの、これがその証拠」

と、乙香は少し背伸びして光希の頬にそっとキスをした。

「「「「なっ!?」」」」

乙香以外の四人が声を上げた。

光希と誠道は顔を真っ赤にし、姫月と彩羽は一瞬修羅に落ちかけたが、驚いた表情を作った。


「今度は真ん中、いただくから」

乙香の小悪魔的表情に更に赤面する光希だった。


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