乙香の彼氏は光希!?Ⅳ
今回は短めです。
(乙香め、あの体は反則だろ・・)
風呂から上がった光希は髪を乾かしながらさっきの事を思い出していた。
あの時背中に伝わった柔らかい感触がまだ背中に残っていると思うと、赤面が止まらなかった。
光希が部屋に戻ると、誠道は机を借りて勉強していた。
かばんに入っている本を取るついでにノートの中身を少し覗くと、乙香に振り向いてもらう方法という題名でその下には字がびっしりと詰まっていた。
「乙香に振り向いてもらう方法・・・か」
と、誠道がバッと振り返り、光希を睨み付けた。
「み、見るな!」
慌ててノートを隠し、光希の背中を押した。
「そんなに恥ずかしがる物でもないだろ」
「そ、そうか?」
「好きな子と結ばれたいからそうやってノートに振り向かせる方法書くのは全然良いと思うぞ」
光希の率直な意見に、そうだな、と呟く誠道。
「でも、乙香は渡さないぞ」
「なっ、いつか絶対振り向いてもらう!」
そんなやり取りを部屋の扉の向こうで聞いていた乙香はさっき光希が言った「乙香は渡さないぞ」とというセリフを録音し、何度もリピートして聞いていた。
「ふふっ」
乙香は緩やかな表情になり、そのまま寝てしまった。
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翌日、光希が誠道より早く目を覚ますと、光希の横に自分より少し小柄な何かがあった。
気になり、光希が布団をめくると、そこには少しはだけたパジャマから覗く白の下着と真っ白の肌が眩しい美少女だった。
おまけに周りの女子よりも胸が育っている為、余計目に悪い。
そんな天使のような少女が可愛らしい寝息を立て、光希の横でスヤスヤと眠っていた。
「ちょっ、乙香、こんなとこで何してんだよ!?早く起きろ!」
と、乙香は起きる素振りを見せず、光希の腕をギュッと掴んだ。
光希の腕には乙香の腕はもちろん、乙香の豊満な胸が光希の腕に当たっていた。
「乙香、起きてくれ、色々と目に悪い!」
と、乙香の目が少し開いた。
「やっと起きたか、早く腕を離してくれ」
「ん・・・」
乙香は再び目を閉じ、今度は光希の胸に抱きついた。
「光希・・・」
寝言だろうか、光希の名を呟き、もう一度目を閉じてしまった。
そんな光希の声に反応し、起きたのは乙香ではなく誠道だった。
目を擦り光希の方を見ると、乙香が光希に抱き付いていた。
「なっ!・・・姉ちゃんから離れろ!」
乙香が光希に抱き付いている光景を見た瞬間、眠気が吹っ飛び、光希を睨み付けた。
「勘違いするな!俺は悪くない!朝起きたら乙香がここにいたんだよ!」
慌てて弁解しようとするが、聞く耳を持たない。
と、部屋の扉がガチャッと開き、乙香の母和穂が入ってきた。
「騒がしいから来てみれば、何?これ」
「いや、起きたら横に乙香がいて・・・」
「そういえば夜中、二階で足音がすると思ったら、乙香だったのね」
これで証拠は出来たため、誠道も納得するだろうと思った矢先、
「それでも、姉ちゃんの服がはだけてる!これは絶対数何かした!」
光希に対する疑惑はまだ晴れなかった。
ミカエルです。
1月1日に五作目となる小説「崩壊世界のアンゲルス」を投稿しました。
いつも通りのハーレムに加えアクションも足そうと思っているので見てくれると幸いです。
今年から高校生・・・・嫌だぁぁぁぁぁ!




