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とある娘 ~とある男の過去~

明るい小説(?)が今回は暗いわ...

まぁグロは無いから安心して頂戴?

あれは...俺が高校一年生の時だったか...


入学式の時俺は見付けてしまった...悲しそうな目をしている女の先輩を...


勿論女の先輩だったから全く接点が無く何もないまま二学期に突入したが。



...確か最初は二学期に入った直後だった...

同学年の男達(確か4人位だったかな...)が先輩を虐めていた...いや、あれはもうリンチ、と言った方が良かっただろう...



当時の俺は何を思ったのか急にキレてリンチのリーダー格を声をあげながら殴りに行った。多分アドレナリンが出ていたんだろう。

何故か見事にクリーンヒット、リーダー格は少し吹っ飛んだ。


まぁ当たり前だが勿論取り巻きもそれを黙って見ているわけにはいかず俺を殴りに来た。


結果?結果は奮戦はしたが多勢に無勢、見事にやられたよ...


あれは一世一代の大勝負みたいな感じだったがな...


ただ流石に疲れたらしく、先輩には何もせずに立ち去っていった。


先輩はボロボロになりながらも俺を支えて保健室に向かった。


勿論保健室の先生からは驚かれたな、何があってこんな事になったの、って...


俺は言おうとしたが先輩が首を振ったから言わなかった...


あの時言っていれば良かったのか、またあのままで良かったのかは今でも分からない...

ただ確実にあの運命を近付けていたのは今思うと確かだった...


取り敢えず応急処置してもらったから帰ろうとしたら一応保健室に居るように、と言われて従った。

少し時間が経った時先輩が話し掛けてきた。


「助けてくれてありがとう。でも、もう大丈夫だから...」


先輩は微笑みながら言ってたが先輩の眼は悲しそうな眼だった事を覚えている。


俺は先輩を何とか助けたかった...せめて助けられなくとも、支えるだけでも良いから...


幾つも言葉が浮かんでは消え、浮かんでは消えた。

先輩に言うのは失礼だと思ったからだ。


でも、こんな事になるなら言っておくべきだった...





...四日後...彼女は死体で発見された...


死因は暴行による内臓破裂死だった...


俺はその後数週間不登校になった...


あの時保健室の先生に言っていれば...そうでなくとも...せめて一言でも声を掛けてさえさえいれば...


その後学校には復帰したが勉強に見も入るはず無く一年留年して卒業し、大学も出て会社に就職した...


私の前世ってなんだったんだろうな...


...まぁこんなところだ...済まないな、私の昔話を...いや、最後のは愚痴だな...


...じゃあ戻ろうか、シャルンが待ってる。

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