06 トラウマと準備②
あらすじ
家が火事になり両親や思い出を全て失った主人公 三島 神事はその衝撃で気を失い病院に入院する事になる...
その病室に来た刑事の一言が主人公の考えに衝撃を与える...
そして待ち受けるのは更なる絶望だった。。
復讐劇が今始まる...!
短めの文章にしています
06 トラウマと準備②
「さて、ドアにはどう仕掛けるか。」
落とし穴に敵がまんまとハマるとは思わない。
なんせ病院を爆破しても捕まらなかった奴だ。
しかもあんな大掛かりな事件を一人で起こしたとは思えない。
「アナログな感じでいくか。」
僕は内側のドアノブに紐をくくりつけ、強く引っ張り紐がピンとなった所を釘で打ち付けた。
「良しと。」
人は強く引っ張る時に足と足をくっつけたままでは力は出ない。
そう、足を前後にし後ろ足で踏ん張らないと力が入らないのだ。
そう、このトラップはその原理を利用し力を踏ん張って引こうとすると、後ろの穴に落ち串刺しになる。と、そういう仕組みになっている。
我ながら悪魔的発想だ。
ドアに仕掛け終わり、次は窓だ。
窓はガラスで比較的敵が入りやすい。
「腕がなるなぁ。」
そう言い僕はガラスを外した。
窓に罠を仕掛けるのは難しい。
そこで僕が考えついたのは、窓自体を無くし壁にすること。
そうすると人は心理的に壁を壊して侵入するのではなく、入り口に。
つまり心理的に1つしか無いこのドアからしか入ってこないのだ。
僕はホームセンターで買っていた木を窓にはめ込み、コンクリートで塗り固めた。
「これでよしと。」
完全に乾くのには時間が掛かるだろう。
そんな感じで僕は1週間ひたすら罠を仕掛け続けた。
1週間敵が来なかったのは、運が良かったと言えるだろう。
だが...突然その日はやって来た。。
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