01 トラウマと始まり
あらすじ
家が火事になり両親や思い出を全て失った主人公 三島 神事はその衝撃で気を失い病院に入院する事になる...
その病室に来た刑事の一言が主人公の考えに衝撃を与える...
そして待ち受けるのは更なる絶望だった。。
復讐劇が今始まる...!
01 トラウマ
周りからサイレンの音が鳴り響き消防士の荒く焦っている声が聴こえるーー
「おいっ!なにしてる!早く!水をもっと大量にかけるんだ!」
「分かりました!」
消防士達が必死に僕の家に水を撒いているのが薄っすら見えるーー
僕の家が炎に包まれていく......
「ぼっ...僕の家が......お母さん!お父さん!」
思い出が...家族が...
僕は喉が駄目になる程の大声で叫び続けた。
「おい坊主!そんな所で叫んでて死にてぇのかおめーは!」
その言葉を最後に僕は意識を失ったーー
それから何日経ったのだろうか、目を覚ますとそこには光を帯び白い服を身に付けた女性が立っていた。
「あ...もしかして僕は死んだんですか...もしかして天使さんですか...?」
「あっ、先生!三島さんが目を覚ましました!」
とても驚いた様子で先生を呼んでいた。
「違うわよ。私は看護師。
君2週間も意識を失っていたのよ。
目を覚ましてくれて良かった。」
その声にはとても優しさがとてもこもっていた。
「に、2週間も......。」
2週間前の出来事が現実だと信じられない。
いや信じやれないのではなく信じたくないのだ。
「まぁ、今は余り考え込まないほうがいいわよ。
明日警察が来ると思うからしっかり寝てなさい。」
「あ、はい...分かりました...。」
僕は再び寝ることにしたーー
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