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幻想伝説交響曲~君への愛のラプソディ~イージーモード①

イケメンでもポップするって言うと、モンスターみたいですね。

倒しましょう、!是非(龍子談)


赤髪ショート脳筋騎士ヤーゼフの場合


入学して毎日ジョギング、チェルナは体力ゲージを上げた。

体力数値が10を超えた時、ヤーゼフはフラグが立ってポップする。

体育用具の片付けをしていた時、ふとさり気なく手伝ってくれた男子が不思議そうに声をかけてくるのだ。

「あれ?君は・・・最近朝ジョギングしている子だね?」

「え?やだ見られていたの?

あぅぅ、恥ずかしいわ。

親元を離れて病気とかしないようにって、体力作りをしていたの。

あまり大した理由ではないの。」

照れながら言うと、ヤーゼフは首を振った。

「いや、俺も庶民上がりのスポーツ特待生だから判るよ。

身体壊すと結構お金かかるし。

看病してくれる人は寮母さんくらいだし。

まず授業も遅れるし。

あまり良いこと無いよな。

だから良いと思うぜ、そういうちいさな心がけからのスタート。」

ニカッと笑うと八重歯が光った。

春の日差しを浴びて、燃えるように輝く髪が印象的な男子だった。

そんなワンパクなワンコから、親密度と評価が高くなると、情熱的な狼になっちゃうヤーゼフとの出会いだった。


「なぁ、俺だけを見ていろよ。」

(壁ドンなう)

「俺、お前の騎士として誓いを立てるよ。

だからずっとそばに居てくれ。」

(体力数値がヤーゼフより低い場合⇒騎士様が婿養子ED)

「君が好きだ。

俺と一緒に騎士団をつくらないか?

強く素敵な君と一緒なら、俺は何でも出来そうな気がするんだ。」

(体力数値がヤーゼフより高い場合⇒二人は男爵騎士団ED)


こんなかんじの口説き文句を言ってきます。

ちょっと暑苦しいです。

悩みは先輩騎士に勝てない事。

庶民身分なので、実力が高いのに上位騎士になれない事。

尚庶民なので、珍しく家族仲は良いです。

恋愛ライバルキャラ。

トリュティーナ・カシャ。

幼馴染キャラ。

健気可愛い系なので、仲良くなると泣かれます。

「ずっとずっとすきだったの、だからあたしのヤーゼフに近づかないで!」

ぶっちゃけ、この幼馴染が地雷となって龍子は彼の攻略やめました。

身につまされる感じで、えぇ。



青髪ロングのツンデレ魔法使い

サリバの場合。

入学して文系と魔法系を上げて10になると出現するよ!

侯爵三男坊なので、身分低き男爵令嬢と会話もしたくない。

という態度で、初めのうちはとても冷たいです。


「えっと、次の授業は国語ね・・・文系の教室に行かなくちゃ。」

がさごそと、カバンから教科書と筆記用具を取り出す。

どん!

誰かにぶつかってしまった。

「あっ・・・!ごめんなさい私ったら。」

見上げると、深い青髪でさらさらロングの男がこちらを睨んでいた。

「・・・綺麗な夕焼け色の瞳・・・。」

睨まれいるというのに、その夕焼けのように赤から紫に光の角度で変わる、そんな不思議な瞳に見惚れた。

一瞬虚を突かれたような、ポカンとした表情になる。

でも直ぐに機嫌の悪そうな表情に変わる。

「・・・・ふん、変な女。

邪魔だ退け。」

そう言って、黒いフード付きの磨導師マントを翻し立ち去っていった。

「え・・・っと・・へん、かな?」

まだ残っていた同級生の女子が、私の呟きに反応した。

「あー、別にチェルナさんは可笑しくないわよ。

先ほどの男子は、いつも女子にはつっけんどんなのよ。

だから気にしなくて大丈夫よ。」

「そうなの?女性が苦手なのかしらね?」

「詳しくは知らないけれど、なんでもお母上が浮気症な方で、あまり女性に関わりたくないのもその辺りらしいわよ?」

「まぁ・・・きっと彼の世界が狭いのね。」

小さくつぶやいた言葉は、同級生の耳には届かなかったようだ。

首をかしげるので、なんでもないわとその場を後にした。

それが私とサリバとの出会いだ。


「女はすぐ泣いて嘘をつくと、ずっとそう思っていた。

・・・けれど君は違うんだな。

い、いや別にたいした意味ではないぞ、たいしたことでは。」

(テストで勝負?イベントで、高熱を出したのに一位になったヒロインに対し、急にデレる。)

「私は母のような女は大嫌いだった。

世の女達は皆母のように、不実で享楽的ないきものだと・・・。

だが君は違った。

お願いだ、私の可愛い人。

私と共に、永遠の愛と魂の契約を交わして欲しい。」

(魔法数値か文系数値がサリバより低いと、使い魔的な愛の契約でヒロインの心を縛り、侯爵家専属の魔法使いEDに)

「君には叶わないな・・・。

お願いだ、私に真実の愛を教えてくれた愛しの君。

私は君が居なければ、生きてはいけないだろう。

ずっとずっと愛してる。

共に王宮魔法使いとして、頑張っていこう。」

(魔法数値文系数値がサリバより上なら、夫婦で王宮魔法使いになるED。)


こんな感じの口説き文句です。

母親へのトラウマで女性不信ですが、母に愛されたい願望の裏返しだったり。

顔は父親似なのに、瞳は母に似てしまった為。

父親にその目で俺を見るな!

と幼い頃から怒鳴られ、自身の瞳が嫌いになっている。

(とんだネグレト両親である。)

なのでデレると、坂を転げ落ちるように甘々でチョロいです。

悩みは母親との折り合い。

あと、女性不信でどんな女性とも遣り取り出来ない自分を、実は内心焦っていたりする。

実は普段自信満々なのは、その小心者の本来の不安を隠す為。

デレるとちょっと重いです。

愛情依存症的なところがある模様。

恋愛ライバル。

リルレア・ユ・テルマ伯爵令嬢。

潜在魔力が高く、二人の子供をブリーダー的な意味でお互いの両親が期待しているサリバの婚約者。

サリバ以上に冷淡で、感情の起伏が少ない。

婚約者の居る男に言い寄るチェルナに、面倒で本人は何も言わないが。

取り巻きが結構キツイ。

階段突き落とし、誘拐して身体に傷をつける。

(サリバがどちらも遭遇し助けるイベントです。)

などなど、実はマニの子供っぽい嫌がらせよりきつい。

テストでサリバに勝つとリルレアが味方になるので、嫌がらせが終わります。

実は、悪役令嬢なのに面倒くさいサリバより、サバサバしたリルレア大人気。

その為リルレア友情ED(サリバを攻略せずに、ハードモードの冒険者になり。

ギルドで仲良しになった魔法使いコンビとして旅をするED)は大人気だった。


緑髪おかっぱの泣き虫、ショタ司書エイゼフ伯爵次男の場合。

文系を10上げ、欠かさず図書室に通うとフラグが立ってポップします。


「あら?この本・・・同じ人が前に借りてるわ。」

ここ数日借りた本の貸し出しカードに、必ず同じ人の名前が書いてあった。

「ふふっ、まさかここの本全部借りていたりして?

まさか、ね。」

勉強に必要な本と冒険小説を毎日合計五冊借りる。

速読が得意になったのは、実家の男爵家の古い当主が本好きで、書倉庫が充実しており。

男爵家でのけものにされていたチェルナの、良い居場所だったため。

読みふけっているうちに、速く読むコツを掴んでしまったのだと思う。

「えーっと、ネリファの泉は・・・ネ行だからこの奥ね。」

図書室の奥へと進む。

人影もまばらだった空間も、奥まで行くと人が居なくて静寂に包まれている。

目当ての本は、上の棚。

背伸びをしても届きそうになかった。

「はい、これかい?」

スッ、と誰かが本を取ってくれた。

「あ、ありがとう・・・きゃっ。」

背伸びをしていたバランスが崩れて、バフッっと倒れる。

「イタタタ・・・ひゃっ。」

相手は私を抱きとめようとしたけれど、ちょっと身長が男子にしては小柄で、私と然程変わらないせいか。

重力に負けて私は押し倒される形で倒れこむ。

「え?」

二人の時間が止まった。

そして小さなわたしの悲鳴で相手の男子は固まる。

私が胸を鷲掴みにされていたのだ。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ごめっ。」

真っ赤になって狼狽えながら。

慌てて立ち上がると、彼は何処かへ走り去っていった。

数日後、彼が貸出カードで沢山の本を先に借りていた男子だと知るのは、それから数日後の事である。


「僕ね、君みたいな静かに。

だけどとっても本を楽しそうに読むお友達が出来て、本当に嬉しいんだ。」

(図書室でのドキドキ勉強会イベント)

「ごっごめん、覗くつもりじゃなかったんだよ・・・本当ごめん。」

(修学旅行先で迷子になって、泉で水浴びを見られるイベント)

「君が素敵で、とても人気があるのは分かっていたんだ。

だって魅力的だから・・・。

でも僕は君を眺めているだけなんてもういやなんだ。

君を愛している、僕と結婚してくれないか?」

(図書室に休暇日と旅行日とイベント日以外毎日通いつけると、エイゼフとの図書室の愛の語らいEDになります。)

エイゼフは初心者向けでの特に簡単になってます。

あと。

男性へのサービスカットが一番多いのも彼のイベントです。

中性的なので生々しさが薄いせいかもしれませんね。

彼の難易度が上がるEDは。

図書館通いと錬金を両立させて、冒険者として外へ連れ出す。

一緒に旅をしようED

こちらはハードモードのサブEDなので、愛の語らいは無し。

そのかわり、描きおろし絵があったりします。

ちなみに、一緒に旅をしようEDは、攻略対象だと彼だけです。

女性ライバルキャラは特に居ませんが。

図書室に通い詰めるヒロインのストーカー君が数値が足らないと現れます。

いわゆるお邪魔キャラです。

気をつけないと、彼は男爵への口添えで婚約者に収まってしまうので、要注意。

ちなみに、マニの兄で第二王子ですが、年が十歳位離れてます。

それなりに可愛がってもらえますが、なにせシスコンこじらせている兄さんズなので、かなりめんどくさいです。

ちなみに、ハードモードになると、第二王子も攻略できます。

隠れきれていない隠れキャラですね。

彼に攻略されると、もう一人の第一王子に共有されてしまうので、この全年齢ゲーム一番の黒いシナリオとなります。

さて、次はマニの婚約者様のはなしでもしましょうかね。

ゲームキャラ紹介風味にしてみました。

マニはゲームでもリアルでもバ可愛いなので、楽しんで書こうとおもいます。

ゲームのパニマは記号的なお助けキャラ要素が強く、出番も少ないです。

あと、ゲームにパニマが出たのは異世界と精神感応しやすいタイプの製作者の誰かの思考センサーに偶然引っかかっただけで、パニマは何もしてません。

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