猫耳褐色巨乳のギルド受付嬢とか属性盛り過ぎなモブさんきゃわわ
お待たせしましたー!
「バワーズ冒険者ギルドへようこそ、お嬢さん何かご用?何かの依頼かしら?それともアイテム買取ですか?」
「あ、あの、冒険者登録したいのですが…。」
「あら可愛い新人さんなのね。
はいはぁい、承りました。
こちらの登録用ルームへどうぞ。
書類とかお持ちしますから少し待っていて下さいね。」
そんな感じにバワーズの冒険者ギルドで手続きを済ませ、バワーズでのギルドカードと身分証明書を新たに作成する。
バワーズは独立国家的な扱いなのか、大陸側とは契約形態が変わっていた。
無論大陸側のギルド証カードも使えるが、バワーズからのスタートだと、独自の登録方法になっているそうな。
国家間大陸間の交流は一応あるのだそうだが、あれかな?国の独自色、みたいな物だろうか?
簡単な質問と犯罪履歴や、伝染病判別の血液検査位のザル判定しかしなかったのは、ユルいお国柄らしい。
偽造し放題デスネ。
もっとも、シークと言う王様みたいな身分尊き方々の居る地区には、細かい審査が入るらしい。
近寄る気は無いから必要無いよね。
まぁそんな訳で?色々心機一転って事で名前変えました。
あ、名前はリュー。
前世の龍子からとりました。
呼ばれて反応出来ない名前ってのも流石に困るしね。
巨乳猫耳褐色受付嬢のカルアさん(あざと可愛いけど、気に入ると世話焼きにシフトして来る系)から適当な説明を受け、諸々完了した後に女冒険者が行って安全で、食事も取れて小綺麗で安めな1人部屋が確保できる宿を聞いてみる。
女だと荷物泥棒も怖いけど、強姦犯とか簡単に入れる所や、安すぎて汚なく虫とかわいてるような所や、大人数雑魚寝な所は避けたいです。
お金に困ってないけど、豪華な所も避けたいです。
絶対1人くらいは、顔見知り紛れてそうだもの。
後、お風呂的な所も聞いてみた。
すると、この辺りの人達はオアシス以外の水が少ないので。サウナ的な所か、オアシスの水を汲んだ大きな水瓶からタライに移して身体を拭くか。
オアシスの湖と川の間の小さな泉で水浴びする感じだそうな。
まぁ、潤沢な水源が無いと無理だよね、毎日お風呂って。
前世の毎日シャワー浴びたりお風呂や炊事洗濯も車の洗車もジャバジャバやって、さらに生水飲める日本は海外からしたら異常だったみたいだけどね。
「リューさん以外の女冒険者からのそう言う身の安全的な要望も多いものだし、お仕事長く続けるための下地はレベルの低い初心者冒険者は保証され無いと、ね。」
と、苦笑しながらカルアさんから宿候補を数箇所教えられた。
地球でも異世界でも、初心者ケアは大事よね。
初心者サポート至れり尽くせりは贅沢な過保護かもしれ無いけれど。
続けられ無い様な身体やこころ壊すブラック化は大問題。
まぁ最終的には本人のヤル気なんだけども。
それでもここは比較的優しいシステムだなと思った。
「カルアさん色々ありがとう助かる。」
と、お礼をしてから言われた宿を眺め。
冒険者ギルドから比較的近いトゥーランと言う民宿に決めた。
ついでに、仲間が居ないことをカルアさんに心配され、他のパーティー仲間を勧められたので。
「過去男性に酷い目に遭ったことがあるから(嘘はついてないが少し盛った。)暫くはソロで、慣れて来たら女性パーティーなら…。」
とか何とかもっともらしく言って置いたよ。
まあね、私は魅了スキル無いと思いたいが、何度も変なのばかり引っ掛けてるから注意することにしたのさ。
つーか、同性と会話楽しいな。
野郎だらけとか潤い無いよな、本当。
パニマの愛は呪いにも思える程、何故か女友達が作り辛い環境になるのは、ガチでそろそろどうにかして欲しかったからね。
女神様?
恐れ多くてお友達とかムリムリデスヨ。
そんな訳で、どーにもならんかったから家出したんすよ。
そして現在、まったりはにゃはにゃしてしまう。
カルアさん可愛いから癒やされ潤うデスヨ。
スゲーな!
正にオアシスの女のコ。
もっと女友達らしく楽しく遊んだりおしゃべりできる様になれると良いなぁ。
などと私はホクホクな感じで民宿へと向かった。
まったり進行させ過ぎですが気長にお待ちください。




