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夜空

作者: 拓真

いつも夜になると

ベランダに出て

夜空を見上げる君。

何かあったのかな…?

誰かを想ってるのかな?

「小さいのに消えないように

キラキラ輝いてる星って

私たちに似てるよね…」

そう言って君は涙流した。

君から

「私はここにいるよ」

って言われてる気がして切なくなって

抱きしめた

「僕がいるから…。

君は一人じゃないから」

ただそれしか言えなかった。

君は僕の頬を軽く両手で触って

「なら君も一人じゃないね!

私がいるから!」

そう言ってニコって笑ってくれた。

今日も夜空と君は輝いてる。

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