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第三話 〜物語は始まる前に終わる事もある〜

…どうやらこの私、恐神おそれがみ神人かみとは転生したらしい!


約束通り駄神は成人の時に記憶が蘇るようにしてくれたみたいだ…




しかし騒がしいな…それに首や手首に違和感がある…ん?動けない?力もなんか入らないぞ!

なんだどうなってるんだ!


…落ち着け、今見える状態を確認しよう!

まず顔の下にあるのは木でできた…桶?

そして何故か力が入らずチートも使えない…

最後に目の前に見えるのはアイドルとかに熱狂的ファンのように歓喜溢れる声だ!

そして両横を見るに手枷…いやなんだこの状況

捕まってるのか?

それにしても分からん…一体なんでこんな!

ん?なんだ周りの奴ら…何か口調が変わって


???「¢£%#&□△◆■!!!!」


???「○×△☆♯♭●□▲★※!!」


???「○▼※△☆▲※◎★●!!!」


おいおい、何を言ってるんだよ?

待てよ…そうだよ記憶をリンクさせれば分かる

どれどれ…な、なんだよこの記憶は


〝ザシュ〟


アレ?どうなった


〝ガコン〟


痛っ、頭うったのか?

…な、なんで目の前に〝ギロチン〟が映ってー




駄神「お目覚めになりましたか!」


あなた「ここは…な!駄神!

おいどうなってる!アレは一体どう言う事だ!


駄神「あわわ、落ち着いて下さい恐神おそれがみ神人かみとさん」


あなた「何故記憶が蘇ったら処刑台の上で首を落とされてんだよ!

お前、俺が転生前に色々嫌味いって、それで根に持ったからこんな嫌がらせしたんじゃー」


駄神「わぁ!」


あなた「!!」


駄神「だからお、落ち着いてください!

説明しますから、まず言っておきますが

アレは私のせいでは決して無いですよ?

てか!駄神言うなです!」


あなた「あ?」


駄神「ひっ!すみません!で、でも本当に違いますよ!アレをしたのは私じゃ無いです!

あなたのリンクされた記憶を、もう一度思い出したら分かるはずです!」


あなた「リンクした記憶だぁ?」


…そうだ確か、処刑台でも記憶のリンクを辿ってたな

確か生まれてすぐに記憶が戻るのが嫌で、思い出したのがその世界で成人にあたる18歳の時

その前に遡ると私は何故かチートを封じる謎物質による拘束を受けた上で監禁生活を送る

その原因になるのが…転生後、自分自身の記憶が戻るまでチート能力に目覚めた私がその力に溺れ悪逆を尽くしたから…


駄神「分かりましたか?

あなたは記憶が蘇るまでの間にチートに目覚め、その力で悪逆の限りを尽くした結果、処刑されたのです…その時の勇者たちによって

だから私は悪くないんです!」


あなた「おい、おい、おい!

おかしいだろ!私はなんもしてないぞ!

記憶戻ったらそれまで、記憶を持たなかった奴がチート使って好き放題したから処刑だと!

ふざけるなよ!

おい駄神!何故止めなかった!

記憶が蘇った側から死ぬとかふざけるなよ!

お前が悪く無いってどこの誰が言ってんだ!」


駄神「ひっ!そう言われましても、それを望んだのは恐神おそれがみさんじゃ無いですか!それに…」


あなた「それに、なんだよ!」


駄神「ひっ!あの非常に言いにくいのでありますが!転生のあと気づいた事でありまして!」


あなた「あ!なんだよ気づいた事って」


駄神「そ、それが〝祝福や呪い〟は〝魂〟に刻むものでして…それでですね

恐神おそれがみさんはその…転生する前にですね、説明したかも知れませんが…あの」


あなた「おい、ちょっと待てよ…」


駄神「私が運を減らすのではなく〝反転〟させる〝呪い〟を〝魂〟に刻んだ事で〝超豪運〟から〝超絶不可避の不運〟になってるんです!

そしてそれは〝魂〟に刻まれたもので…〝浄化〟以外では消す事が出来ないのです!」


あなた「…嘘だろ」


そうだ、確かにこの駄神は言っていた

運を〝反転〟させたと…確かにそれはいわゆる〝祝福や呪い〟の類である

そしてそれは一度刻みつけると〝浄化以外では消せない〟とも説明の時聞いていた

ならどういう事だ…私の死は転生する前から決まっていたと?そういうのか!

ふざけるな、ふざけるなよ!


あなた「おい!駄神!今回の記憶蘇生後に死んだのはお前がその〝運〟について説明不足だったからだろう!

だからもう一度、記憶を残したまま転生だ!

それから記憶蘇生後すぐにチートの不老不死もよこせ!

あと記憶の蘇生も生まれてすぐにだ!」


駄神「そ、そんなちょっと待って!」


あなた「良いからやれよ!

お前言ったろ!記憶を取り戻した後の人生は必ず幸せになりなさいよ!って!

記憶蘇ってすぐに死んで幸せな訳あるか!

良いから分かったら今言った条件でさっさと二度目の転生させろよ!じゃなきゃ消すぞ!」


駄神「ひっ!分かりました!すみません

すぐに転生させますから、そんなに怒らないで下さいー」


…こうして私は再び転生を行なったのだった

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