【登場人物紹介+設定解説】ペガサス三騎兵 レモニア/ドロシー/ミャ ※9月28日に新規追加
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◆『ペガサス三騎兵 レモニア』
『人々』
【クラス:ペガサスナイト/親衛隊】
【ランク:親衛隊長/準一級】
【年 齢:20前半】
【種 族:人間】
【レベル:10】 ※15レベルを最大とする、レベル5で中堅、レベル15は神々に比肩する
【器用:A】【敏捷:A+】【筋力:C+】【生命:B+】【知力:B+】【精神:B+】
【ステータス解説】
聖獣ペガサスに騎乗して戦うことができる聖騎士、ペガサスナイトの一人。
戦女神アテナの加護を受け、聖別された武具を纏い、一騎百兵の強さを誇る。
ペガサスは軍馬より格段に維持管理費が高くつき、扱いは難しく、希少である。
自在に人を乗せて飛翔する上、気性こそ荒いが高い知性と武力を兼ね揃えている。
こうした性質上、ペガサスナイトは精鋭中の精鋭のみがなれる兵種といえる。
ペガサスの性質で清らかな乙女しか乗せることがない等の逸話がある。
このため原則的にペガサスナイトは女騎士の兵種とされ、また女性軍属の憧れである。
しかし実力だけでなく家柄や資産力も求められ、基本的には貴族でなければなることができない。
レモニア個人の資質は、ペガサスナイトに選ばれるだけの才覚がある。
何らかの半神の血筋を引いている(もっとも貴族の大多数はそうである)が詳細は不明。
【解説】
黄色い鎧のペガサスナイト。
レモニアはレモンの皮を意味する。
レモンの産地と関係する領地の貴族であるため、それにちなんで名付けられた。
王女を守る親衛隊長にして天馬三騎兵のリーダー。
文武両道の名門貴族の出自、家柄に恥じぬ教練を積み、才覚にも恵まれる。
良く言えば迅速、悪く言えば拙速なところがある。
容姿は貴族らしく端正な顔立ちなれど、鍛えているので無骨な印象がある。
体格も並みの男よりは大きく、引き締まった体つき。
鎧の下に隠れた素肌には戦いで負った傷跡も残っている。
マケドニアではよくいる金髪碧眼に白肌という外見。
女騎士にありがちな、美男子のように黄色い声援をもらうことも多い。
十年前のマケドニア前王暗殺事件の際、護衛だった父親を失っている。
まだ訓練兵だったレモニアにとっては王を守りきれず死んだ父親を非難する周囲が許せなかった。
二の舞は踏むまいと鍛錬を積み、天馬騎士になった。
女神エリスは親の仇であり、また彼女の率いていた蛮族たちにも強い憎しみがある。
女神アテナの神聖魔法を操ることができ、補助的に使用することもできる。
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◆『ペガサス三騎兵 ドロシー』
『人々』
【クラス:ペガサスナイト/親衛隊】
【ランク:親衛隊副隊長/準一級】
【年 齢:20前半】
【種 族:人間】
【レベル:10】 ※15レベルを最大とする、レベル5で中堅、レベル15は神々に比肩する
【器用:A】【敏捷:A+】【筋力:C+】【生命:B+】【知力:C】【精神:A】
【ステータス解説】
聖獣ペガサスに騎乗して戦うことができる聖騎士、ペガサスナイトの一人。
戦女神アテナの加護を受け、聖別された武具を纏い、一騎百兵の強さを誇る。
ペガサスナイトは天馬を養う資産力や地位がなければなることができない。
ドロシーの場合は例外的に、天馬を乗りこなす才能によって選ばれた庶民の出である。
ドロシー個人の資質は、ペガサスナイトに選ばれるだけあって相当に高い。
三騎兵の中では一番精神力に優れている。
精神の強さは魔法などに対する抵抗力や魔法の使用回数に影響する。
(仮にカラットの魅了を食らった場合、高レベルかつ精神Aならば正気を保てる可能性が高い)
【解説】
青い鎧のペガサスナイト。
ドロシーは「神の贈り物」を意味する名で一般によくある人気な名前である。
結果として庶民の出ながら才能に恵まれて出世したドロシーに相応しい名づけとなった。
王女を守る親衛副長にして天馬三騎兵の二番手。
武芸一辺倒の才覚に庶民の出自のため勉学についてはコンプレックスがある。
実力はレモニアに匹敵するが、教養や家柄の差で二番手に甘んじることを渋々と受け止める。
遠い祖先に魔術の神ヘカテーがあり、魔女の血を引いている。
本人の資質とはさほど噛み合っていないが、攻撃魔法だけはおかげで心得がある。
天馬三騎兵の中では唯一、真理魔法を使える。(そして神聖魔法も使える)
精神力の強さは魔法耐性と魔力の量(質は知力、量は精神に依存する)に現れる。
ドロシーは懐疑的姿勢もあって、ほとんどアレサ王女の魅了に影響されていない。
容姿は愛嬌のある快活でボーイッシュな印象。青髪碧眼。
見かけはレモニアより一回り小さいが、身体能力はほとんど同一水準。
素肌に傷跡がある点も同様なれど、名誉の負傷としてカラカラ笑いながら自慢するタイプ。
女騎士にありがちな、美男子のように黄色い声援をもらうことも多い。
出自は庶民。両親は飲食店を営む普通の市民。
天馬騎兵としての才覚を見出されて仕官する。
王侯貴族への忠誠心はかなり薄い。
ただしこれには理由がある。
マケドニア高地王国は市民による民会の承認があって初めて王が誕生する。
市民あっての王という発想が国家としてあり、信任を失えば王は退位することになる。
こうした発想から「忠誠を誓うかは当人次第」というスタンスである。
現王の政治には不信感をおぼえつつ、アレサ王女にも懐疑的というひねくれた私見を持つ。
恩義や家柄を重んじるレモニアとはこの点において意見が合わない。
しかし高い給与や待遇には満足しているので、一応の忠誠は誓っている。
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◆『ペガサス三騎兵 ミャ』
『人々』
【クラス:ペガサスナイト/親衛隊】
【ランク:親衛隊副々隊長/準一級】
【年 齢:19】
【種 族:人間】
【レベル:9】 ※15レベルを最大とする、レベル5で中堅、レベル15は神々に比肩する
【器用:B+】【敏捷:A】【筋力:C-】【生命:C】【知力:B】【精神:C+】
【ステータス解説】
聖獣ペガサスに騎乗して戦うことができる聖騎士、ペガサスナイトの一人。
戦女神アテナの加護を受け、聖別された武具を纏い、一騎百兵の強さを誇る。
ペガサスナイトは天馬を養う資産力や地位がなければなることができない。
ミャの場合は典型的な、家柄に恵まれたおかげでなんとかなっているお貴族様である。
ミャ個人の資質は、他二人に比べるとやや見劣りする。
それでもペガサスナイトとしてどうにか選ばれているのでエリートには間違いない。
天才ではなく秀才どまり。
また自分で望んでペガサスナイトになったわけではなく親の勧めに従ってのこと。
年齢と経験も他ふたりより若く浅いので、まだ成長過程にある。
【解説】
赤い鎧のペガサスナイト。
ミャは、昴の女神マイア(十二神の一柱ヘルメスの母)に由来する名前……のはずである。
「マイア」と読んでもいいが、それだと女神そのものを意味するので「ミャ」と呼ばれる。
王女を守る親衛副々長。つまり三番手。
才能より出自で選ばれた側面が強く、実力と経験は若年もあってふたりに劣っている。
じつは三人の中では一番実家が裕福。
性格は慎重。そして弱気。
ペガサスナイトとして栄職についているが結婚して早期引退を夢見ている。
両親もまた要職につかせ手柄を立てさせたいがなるべく危険な目にもあってほしくない。
そうした当人と実家の都合で、勇敢さとは無縁の士気の低さがある。
しかし弱気さは慎重さにつながり、意外とうまくやっていけている。
当人が前に出たがらない分、周囲をよくみて連携を取ることに長けたサポートタイプ。
赤信号のように三騎兵のブレーキ役として機能する。
容姿は三人の中では一番可憐で愛らしい。
悪く言えば、そもそも兵士らしい凛々しさに欠けている。
実戦で修羅場をくぐったことがなく、カラダにも目立った傷がない。
もちろん彼女なりに鍛えているが、レモニアとドロシーにはまだまだ及んでいない。
他ふたりと違って、同性人気はかなり低い。
媚びてる、家柄だけが取り柄、ぶりっこだとか散々である。
では異性人気があるかといえば、家格ゆえに高嶺の花とされ悪い虫がついたことはない。
結果として、お淑やかな美女なのにモテないし不人気という悲しみを背負っている。
勇敢さを重んじる軍属以外にはモテる可能性はあるが、当分むずかしい。
遠い祖先は昴の女神マイア、およびその子である伝令神ヘルメスだとされている。
名門貴族の出自のため、何らかの神々や英雄の子孫であることは確実視されている。
しかし多くの名門貴族と同様、半神の血に目覚める可能性は低い。
そして当人もべつに望んでいないので、現状ほとんど死に設定。