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詩まとめ

わたしと世界と君たちと

作者: りこりす

風に舞う桜の花びらが

わたしを追い越していく


散り落ちた桜の花びらが

君たちに追い越されていく


わたしが生きていることで

この世界はわたし分病気を抱えている


それはわたしが生きている病気

気持ち悪くて鬱陶しい病気


君たちが生きていることで

この世界は君たち分元気でいる


それは君たちがいる元気

嬉しくて楽しい元気


わたしが死ぬことで

この世界はわたし分元気になる


それはわたしがいない元気

心地よくて清々しい元気


君たちが死ぬことで

この世界は君たち分病気になる


それは君たちを失った病気

悲しくて寂しい病気


君たちと桜の花びらとは

逆向きへ歩き出す


今日、世界は私分元気になる

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