表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
手助けの手引  作者: zacky
5/5

屋上の手引


青い空。少し肌寒い温度。教室の中のどこか新学期で息苦しい環境から一転、俺達は中庭にやってきた。


「で、先生の言ってることが分からないってどういうことだ?俺はお前の言ってることがわからない。」


「あのね今日数学の授業あったでしょ?受験の前にゆいきに教えてもらった事と違いすぎて・・・それに先生怖いし・・・・」


確かに先生は怖かった。よくわかんないけどめっちゃ強そうなおじいちゃんだった。見た目は完全にアーノルドシュワットネッガーだった。ただ授業はそんなに進んでいないはずだ。


「授業ってそんなに進んだか?中学の時のおさらいって感じだったが・・・」


「だってゆいとが教えてくれた時と数字違うし・・・」


「受験の時は数学どうしたんだ・・・・?まさか鉛筆転がし・・・?」


「ゆいとならこう答えるかなって予想して書いたよ?」


なんか色々とひどかった。


「仕方ないな・・・そしたら明後日から週末なんだからそこでお泊り会でもするか?」


「えっ、いいの?」


「おばさんに聞いてみるよ。まぁきっと大丈夫と思うよ」


「ゆいき・・・・ありがとぉぉぉお!」

そういうと純華は俺に抱きついてきた。高1にしては、というより女性として割と大きめの2つの膨らみがすごく気持ちよかった。なんとなく純華も大人になったんだなぁとじっかんしました。


「いつもご飯作りに来てくれるお礼みたいなもんだからさ。」

そういって俺も抱きしめ返した。幼なじみ同士なら当たり前だ。


「えっ!ゆ、ゆいと!?や、やめてよ!見られちゃうって!!この先は誰も居ないとこでね?ボソッ」


「え、そんな嫌だったか・・・ごめん」

普通に嫌がられて悲しかった。


「え・・・そんな気はなかったんだけどゆいきごめん。」



次はお泊り会







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ