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【ブラコン※ブリザード】   作者: 雨雪琴音
【五章】 妹(マイ)デートタイム
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【59話】ホットケーキ

『ぱぱ…おなか…すいた』

雪音が、そんな一言を呟いた。

気づけば、俺も結構お腹が減っていた。

『そうだな。そろそろお昼にしようか。なぁ雷花、何か作っ、、』

『うふふふふ』

俺が、雷花に何か適当に作ってくれるようにお願いしようとしたら、急に美水が、不気味な笑い声を発し始めた。

『なんだよ、美水…』

『恭弥様ったら分かってるはずでしょう⁉︎私の得意分野を‼︎』

『えぇと…技術科⁉︎』

『惜しいけど、違いますわっ‼︎』

『あぁ、DIYか!』

『違いますわ!確かに、Do It Yourself = 自分自身でやろう という精神には、共感しますが、今回は、違いますわ!』

『私も好きだな!自分自身の手でヤルの!自分自身の手で作った物って使いやすいし、なんて言ったって〔お兄ちゃんに悪影響なゴミの〕掃除もしやすいし、自分の手でやれば処分も片付けも簡単になるからね!』

急に雷花が、DIY精神に共感して来た。ゴミ掃除の話までして、雷花は、本当にしっかりした妹だなぁ〜

『恭弥様!話が脱線していますわ!本当は分かっているのに焦らしているのですわね。焦らされるのは、苦手ですので、焦らさず早く私の得意分野を当てて下さい!』

『えぇと…物理?』

『違いますわ!料理ですわ!』

『……っ‼︎』

一瞬頭に強い痛みを感じ、思い出してはいけない何かを思い出しかけた。

『雷花、簡単にホットケーキでも焼いてくれるか⁉︎』

『恭弥様!酷いですわ!無視するなんて酷いですわ!』

美水が、興奮して騒いでいた。

『あの…皆…私まだ一回もゲームをプレイしてないんだけど…』

乙女川さんが、衝撃の真実を告げた。

『ごめんね、乙女川さん!乙女川さんが、プレイしてないのを忘れてた訳じゃないだ!空腹感で頭がいっぱいだっただけなんだ!』

ごめんね、乙女川さん。本当は、忘れてました。

『いいわ!その代わり、ホットケーキを私にも作らせて!(ぼそっ)作ったら雪白君が食べてよね。』

『ゆきも…つくる…(小声)ぱぱの…ために…』

何故か乙女川さんと雪音までホットケーキを作ると提案して来た。

乙女川さんと雪音が、ぼそぼそと何か呟いていたが、上手く聞き取れなかった。

『まぁ、皆が、作りたいならいいんじゃないかな』

『ホワイトエンジェルのホットケーキ!!!!!』

遼が、叫んでいた。

まぁ、遼のことは、スルーしよう。

『恭弥様、私にもホットケーキを作らせて下さい!』

美水までホットケーキを作ると言い出した。

俺の心の中では、何故か全力で警戒音が鳴り響いていたが、ホットケーキなんて、ホットケーキミックスと牛乳と卵を混ぜるだけだし大丈夫かなと思って、 思わず許可してしまった。

その結果、思わぬ大惨事を引き起こしてしまった。






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