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【ブラコン※ブリザード】   作者: 雨雪琴音
【五章】 妹(マイ)デートタイム
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【54話】恋愛双六 2

好みのタイプを『おとなしい子かな』と答えたら、何故か女性陣が一斉に黙り込んだ。

『あれ?どうして、みんな急に黙ったんだ?』

『ふっ、恭弥は、相変わらず女心というものが分かってないね』

何故か遼に呆れられてしまった。

『なぁ、雪音』

雪音までだんまりだった。

あれ?もしかしてみんなで無言ゲームでもしてるのだろうか?

『雪音?』

雪音にもう一度喋りかけた。

『ぱぱ…ゆき…おとなしい?』

『え?』

雪音のやつ、急にどうしたんだろう。

雪音が大人しいのは、いつものことじゃないか。

『あぁ、雪音は、大人しいよ』

『いちばん…?』

『あぁ!』

もちろんこの面子の中じゃ、だんとつで雪音が大人しい。

『やった…(ぽっ)』

『それって、何か意味がっ……ぐっはぁー‼︎』

頬への衝撃と共に壁にぶち当たっていた。

『恭弥!こんな幼気な少女をたぶらかすとは!この守護者の俺が許さん!』

俺の頬に衝撃と痛みを与えたのは、普段温厚な遼であり、その遼が何故か憤慨して戦闘態勢を取っていた。

『八城遼さん、お待ち下さい!あなたを幼守護者リトルガーディアンと見込んでお話があります』

『なんだい、水神くん。大好きな恭弥を庇うのかい?』

『もう一度、おっしゃって下さいですわ!』

『え?』

『ですから、先程仰ったことをもう一度仰って欲しいのですわ!』

『だから、恭弥を庇うのかい?』

『違いますわ!先程と台詞が違いますわ!』

『なんて言ったっけ⁉︎』

『しっかりして下さい!私たち、まだピチピチの10代ですわよ⁉︎』

『えぇと…そうだった!大好きな恭弥を庇うのかい?だ!』

『えぇ、大好きな!恭弥様を庇いますわ!大好きな!』

どや〜〜〜〜

美水が、何故かドヤ顔を俺に向けて来た!

『八城遼さん、ちょっと、私の近くにいらっしゃって下さいですわ』

『なんだい?』

『ごにょごにょごにょ…』

『なんだってー⁇』

遼が、急に大きな声を出した。

『恭弥、今日のところは、多めにみてやろう!』

美水のやつ、遼に何を吹き込んだんだ?

『水神くん、さっきの話は、本当だね⁉︎』

『恭弥様の正妻に二言は、ありませんですわ』

いや、なんの話だよ。

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