表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ブラコン※ブリザード】   作者: 雨雪琴音
【四章】Will you marry ミー? ミー!
39/78

【25話】新婚生活

俺は、薄く靄がかかったまどろみの中に意識があった。

なんだか、頭が重い…


あれ?なんだっけ…

俺は確か、無人島に遭難して…

雷花と二人きりで過ごしていたら、美水が流れ着いて…

それから何故か雷花と美水の料理対決に………

料理対決……

あれ?何故か思い出せない。

何か、記憶を封印してしまいたくなるような…

強烈な何かが…あった…ような…

でも…思い出すのが怖い…


『あなたっ!早く起きてっ‼︎もう朝ですよ‼︎』

あれっ⁉︎…誰かが俺を呼んでいる…。


『あなた』なんて俺のことを呼ぶのは、きっと雷花に違いない‼︎また雷花が、朝からママゴトでもしているのだろう。早く起きよう!やれやれ、本当に雷花は、ママゴトが好きだなー‼︎


『うーん…おはよう』

目を開けた。


『おはようございます!あ、な、た♪』

『え?』

自分の目を疑った。


俺は、見知らぬベッドの上に寝て、

見知らぬパジャマを着て、

見知らぬナイトキャップを被り…

いや、こんなことは、どうでもいい!

一番、重要なのは、

目の前にエプロン姿の…美水がいて、俺のことを『あなた』と言ったことだ。

『あなた、目が覚めましたか⁇朝食は、パンにします⁇白米にします⁇私にします⁇あっ、ちなみに私は、とぉ〜っても甘いですよ⁉︎』

いやいやいや、この状況を誰か説明してくれー‼︎



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ