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【ブラコン※ブリザード】   作者: 雨雪琴音
【三章】ラブラブ 愛ランド
30/78

【16話】二人きりの無人島(人魚の罠)(雷花視点)

[無人島 一日目 〜昼〜]



『助ケテ、オ兄チャーン‼︎(棒読み)』

私は今、海で溺れています。

『待ってろ雷花!今助けに行くからなっ‼︎』

お兄ちゃんが真剣な顔で私を助けに来ます。

あぁ、お兄ちゃんの真剣な顔がイケメン過ぎて本当に溺れそうだよー。

演技だから海には溺れてないけど、お兄ちゃんとの恋には、溺れまくりです♪


『大丈夫か雷花⁉︎あれっ?ここ、足がつくぞ?』

お兄ちゃんが私の元に泳ぎついた。

そうです。

ここは、足が着くんです。

『怖かったよ…お兄ちゃんっ‼︎』

むぎゅっ‼︎

お兄ちゃんに正面から抱きついた。

『おっ、おい雷花…ちょっ、そんなに抱きつくなよっ‼︎』

うふふ。

お兄ちゃんったら可愛い!

『やだっ!離れたくないっ‼︎』

ぎゅうぎゅうぎゅう!

ぷにぷにぷに

私の体で1番柔らかい二つの山を思いっきり押し付けてあげた♪

『らっ、雷花、当たってるって‼︎』

『何が?』

ふふふ。

何が当たってるのかなー

『いっ、いやなんでもない…』

ふふふ、お兄ちゃんまっかっかー♪

『そっ、それより、ここ足が着くぞ?』

『さっきはね、足がつってパニックになっちゃったみたいなの‼︎心配させちゃってごめんなさい』

『いや、雷花が無事でよかったよ』

優しいお兄ちゃん…だいしゅき…えへへへ…

『足の方は、もう大丈夫か?』

『うん。もう痛くないし大丈夫みたい』

『よし、少し岸に上がって休憩しようか』

『うん!』

『雷花…もう痛くないならちょっと歩き辛いから離れてくれないか?』

えー、お兄ちゃんと離れたくないなー

あっ、いい事考えついちゃった♪

『イタタタタ。アー、マタ足ガツッチャッター(棒読み)』

『大丈夫か雷花?』

『お兄ちゃん!歩けないからおんぶして運んで?』

『仕方ないな』

お兄ちゃんは、快く私をおんぶしてくれた。

むぎゅっ!

ふふふふ。

私の可愛い二つのお山さんをお兄ちゃんの背中に押し当てた‼︎

さぁさぁ、お兄ちゃん!

マシュマロみたいな柔らかい感触をいっぱい楽しんでね〜

あぁー、今夜のお兄ちゃんのデザートは、私のマシュマロさんだよねきっと!

むふふふふ!

お兄ちゃんと四六時中一緒にいられる無人島ってやっぱり最高!


まずは、作戦名:『人魚マーメイドトラップ』は、成功だね!

美しい人魚さんって海で男の人を罠にかけたりするらしいから、この名前にしたんだよー

人魚マーメイドトラップを考えた時に、溺れたふりして人工呼吸でキスしてもらうことも考えたんだけど、やっぱりキスは、正式な場所(ベッドの上か玄関か結婚式場)でしなきゃだもんね‼︎

あっでも、無人島の[草のベッド]の上でキスするのは、いいんだよ!

お兄ちゃんがベッドって認識したらベッドだよ。


次は、『蛇女ゴーゴントラップ』で行こうかな♪

えへへ、楽しみー


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