SS 無人島は、妹(マイ)愛(アイ)ランド!(妹視点)
誰しも『無人島に何か持っていけるとしたら何を持って行きますか⁇』
といった質問をされたことがあると思う。
ある人は、『食べ物に困らないようにす
るための食料品』
ある人は、『魚を獲るための釣竿か銛』
ある人は、『楽しく過ごすためのお酒』
ある人は、『火を起こすためのライターやマッチ』
ある人は、『テント』
ある人は、『本』
と言った様々な物を答える。
私が、無人島に何を持っていくのか聞かれたらその答えは決まっている。
無人島に必要なのは、お兄ちゃんだ!
お兄ちゃんは、私のご飯でありオカズでもある。
あれ?オカズって響きなんだかちょっぴりエッチッチだね。
お兄ちゃんがおかずなら雷花は、ご飯何杯でもいけちゃう自信があるよ!
お兄ちゃんがいなかったらブラザー成分欠乏症で3日で餓死する自信があるもん!
お兄ちゃんがいれば、私は頑張れる。
例え無人島だろうが、最高の食材を調達し、最高の料理を提供してあげるもん!
あっ、料理の時に火が必要かなー?
でも必要な時は、木を擦って摩擦でつければいいから大丈夫!
でも、わざと火をつけずに『寒いねお兄ちゃん。雷花、お兄ちゃんの隣にいってもいい?』って言ってさりげなく隣に座って、そのまま合法的に抱きつくチャンスだよね!
その島には、二人だけ…二人だけの世界。
二人は、寄り添うように星空を眺め…
そのまま…アダムとイヴに…
燃え上がった二人には、火なんていらないよ!
無人島→助かるか分からない→命の危機→生存本能が掻き立てられて子孫を残したくなる→お兄ちゃんの男の本能が目覚める‼︎‼︎→お兄ちゃんがワイルドな野獣に大変身!→雷花をガオーって襲っちゃう!
えへへ。
無人島が人でいっぱいになっちゃったら、無人島じゃなくて、雪白島になっちゃうなー
雪白島には、雪白さんしか住んでないの!しかも全員私とお兄ちゃんの子供たち♪
キャー!
なんだか無人島に行きたくなって来ちゃった!
今度、お兄ちゃんを眠らせて無人島に連れて行こうかな〜
ふふふ、楽しみ♪