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二階崩れの変
時は天文19年
九州地方に大友家という大名家がありました。
大友家の当主・義鑑さんは、
最初、一番目の奥さんの子の義鎮くんに
お家を継がせようとしていましたが、
途中から、別の奥さんの子の塩市丸くんにお家を継がせたいと考え、
義鎮くんに、お家を継がせないように、
義鑑さんや、塩市丸君のお母さんが、
義鎮くんにお家を継いでほしいと思っている人たちを
どんどん殺害していきました。
それに怒った義鎮くんにお家を継いでほしい人たちは、
義鑑さん達が寝ていた大友館という屋敷の二階に上がり、攻撃をしました。
それにより、塩市丸くんとそのお母さんは死亡しました。
義鑑さんも、攻撃で受けた傷がもとで死んでしまいました。
こうして、義鎮くんが大友のお家を継ぐことができたのでした。