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異常心域

作者:

 こんにちは。

 もう一度だけ書いておきますが、この話には救いがありません。本人たちの自己満足のみで捉えるならばハッピーエンドでしょうが、基本的にバッドエンドです。読み終えた後に気分を害される可能性がありますので、ダークものに耐性のない方はプラウザの戻るボタンクリックで回れ右をお願いします。

異常心域




 俺は厨二病だ。それも、かなり末期的な。その事実に気がついたのは、余りにも遅く。俺が二十も半ばを過ぎた頃だった。

 “特別”が欲しい。

 それも、普通の“特別”じゃあ物足りない。とびっきりの、ある種異常なまでの“特別”を、ずっとずっと望んでいた。

 俺のこの病気はかなり筋金入りで、物心ついた頃には既にその想いが俺の心の奥底に根付いていた。

 まず、俺は勉強に取り組んだ。近所の小学校に“天才”とか呼ばれている同級生がいて、どうもその“天才”というのは何やら特別らしいと聞いたからだ。

 しかし、俺がどんなに勉強を頑張ってテストで百点を取ろうとも、誰も俺を“天才”とは呼ばず、特別扱いはしてくれなかった。

 次に頑張ったのは運動。テレビで紹介されている“天才小学生”とか言う奴らは、その多くがスポーツで大きな成績を挙げていたからだ。

 しかし、俺がどんなに頑張って校内マラソンや体力測定で好成績を出しても、やっぱり誰も俺を“天才”とは呼んでくれなかった。

 その次に考えたのは、音楽や美術と言った芸術分野。これならいいだろう。これで頑張れば、きっとみんな俺を“特別”だと思ってくれる。

 しかし、これはそもそも何にもならなかった。楽器も歌も、絵も彫刻も、どれも全く上手く出来なかった。その内、俺よりも小さい奴が俺より圧倒的に凄い成績を挙げたので、これじゃダメだと見限った。

 その後も、俺はありとあらゆる分野に手を出した。ダンスをやった。武芸を磨いた。ギャンブルを嗜んだ。チェスや将棋で勝ちを望んだ。

 もしかしたら、今挙げた内のどれかをずっと続けていれば、どれかで大成できたのかもしれない。事実、俺はどれも一定の成績を収め、余り上手く出来なかった芸術分野でもクラスで一番くらいにはなって見せたからだ。でも、どれも続かなかった。どれも結局、頑張れば誰でも到達できる程度の成績でしかなく、全然全くこれっぽっちも“特別”なんかじゃなかったからだ。

『この子は頑張るなぁ』

『好奇心旺盛な子だなぁ』

『マルチな才能ですね』

 俺にかけられる言葉はこの三つだけ。

「頑張ったって意味ないだろ……頑張るのは全然“特別”なんかじゃない。好奇心旺盛なわけじゃない……ただ自分の“特別”を探したいだけだ。マルチなんてどうでもいい……俺は何か一つでいいから俺だけ、俺にしかない“特別”が欲しい……!」

 渇望。

 しかし、俺の言葉に賛同してくれる人はいなかった。

 人は言う。

『それだけ万能になんでもこなせるのに、これ以上何を望むのか』

 人は言う。

『世の中、頑張っても二流にすらなれない者だっている。どれも並み以上にこなせる恵まれたキミが我儘を言うな』

「……違う」

 違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!

 そんな“普通”で“常識的”な言葉はいらない! お前らの言葉何か知らない!“普通”で“常識”なお前らの言葉なんか当てにならない!

 俺にしか……俺にしか出来ない“特別”……俺だけの“特別”……俺以外の誰にも真似できない圧倒的で狂気的で猟奇的な……いやもうなんでもいい。俺の、俺だけの……。

「“特別”が、欲しい……」

 色んな、思い付く限りの分野に手を出して。どれも中途半端に修めて。結果俺は何にも成れない。成れなかった。

 もちろん、食うには困らなかった。何だって人並みには出来た俺だから、バイトだってなんだって出来たし、ギャンブルで金を増やしたりもした。

 女だって抱いた。そちらに何か俺の“特別”がないとも限らない。徹底的に抱いた。でも、やっぱり“普通”に上手くなっただけだった。容姿も、ナニのサイズも、そこそこで人並み以上ではあったし、テクニックの呑み込みもそこそこ早かった。でも……。

 やっぱり、それだけだった。

 “特別”な性的嗜好は? そう考えて、あらゆるプレイを試したりもした。ゲイの奴に尻を掘られそうになり、やっぱり“普通”に気色悪くて逃げ出した。

 人を殺せば特別になれるのか? そう思った。でも、人を殺すのは“普通”に怖くて“普通”に出来なかった。そもそも、殺したいほど“特別”嫌いな奴もいなかった。

 そんな折、俺は何とはなしに点けていたテレビから聞こえるニュースに耳を傾けた。

『本日今朝未明、○○県○○市にあるとある公園で、一人の男が日本刀を振り回し、公園に居た男女六名に重軽傷を負わせたとして、駆けつけた警察に拘束されました』

「はは……」

 そんなニュースを聞いて、俺の頭に浮かんだのは侮蔑でも嘲笑でも、ましてや悲哀でもなく、これ以上ない“尊敬”の念だった。

「……やるじゃないか」

 俺には出来なかった。人殺しになるのが、“普通”に怖かった。でもあの男はやったんだ。そして、集団傷害事件の被疑者という“特別”になれたんだ。

 むしろ被疑者を羨むような気持ちでそのニュースを眺めていると、そのニュースのキャスターはこんなことも言っていた。

『……また、被疑者の部屋からは大量の漫画やゲーム、特に残酷描写多めの警告が書かれたものが見つかっており、事件との関連性を……』

「漫画やゲーム……?」

 俺は首をかしげた。ニュースでは、“それ”が今回の事件の動機ではないか、“それ”に影響された凶行ではないか、等と言った憶測が流れており、俺はポカンとそのニュースを見つめた。

「もしかして……“それ”をやれば、俺も“特別”になれるのか……?」

 それまで二十数年、がむしゃらに自分の“特別”に目を向けてきて、そういった娯楽品の類には全く触れていなかったことに気付く。子供時代も、周りの子が皆そういったものに喜んでいた中、俺一人はずっとがむしゃらに、ひたむきに、自らの“特別”を探し続けていた。

「そういえば……」

 幼稚園の頃、同じ園児の一人が将来の夢はなんですか? と聞かれて、「ウルトラマン! ウルトラマンになって、怪獣をやっつけるんだ!」とか、そんな荒唐無稽なことを言っていた。

 ああ、あの時も思ったんだっけ。『そんな“特別”になれたらいいなぁ』って。

 その頃からもう、俺はそうだった気がする。

 そこまで考えて、ハッとする。

「……待てよ?」

 ウルトラマンになって、ビームで怪獣をやっつける。ヒーローになって、悪の怪人をやっつける。改造人間になって、怪物を倒す。

 どれもこれも、“普通”の人間には到底出来ない“特別”じゃないか!

 そうだ。“現実”でどれだけ“特別”になっても、空想世界……“幻実”の“特別”とは比べ物にならないじゃないか!

 俺はそれから、初めてそういったサブカルチャーにはまり込んだ。すると出るわ出るわ。俺が望んでやまなかった“特別”が。

 そして、ネットでも調べた。するとその中に、厨二病という単語を見つけて調べてみた。正に俺のことを言っているようだった。

 俺が特にハマったのは、俺好みの“異常”や“特別”が垂れ流すように、実に美しく描かれていた伝奇モノ。

 逆に、少年向けの熱血モノはあまり肌に合わなかった。俺は、明るく楽しい物語が見たいわけじゃない。“異常(とくべつ)”な人間の“特別(いじょう)”な在り方を何より知りたかった。願わくば、俺もそうなりたかった。そして、こういうのを俗に厨二病と言うらしい。

 だから、俺は思う。

 俺は、生まれた時から厨二病(そう)だった、と。




「……え? 別れる、って……なんでそんな……いきなり……」

 二十代も後半。いつからか付き合っていた幼馴染を、俺は振った。いつからの付き合いだったかは全く覚えていない。ただ、周りがどんどん俺から離れていく中、一向に俺から離れずに、俺の女遊びも咎めることなく、ただずっと付き従うように俺と一緒に居た幼馴染。その姿に俺は“特別”を感じた。

 コイツは、他の奴とは違う。

 だけど、それも今日で終わり。コイツが結婚、なんて言葉を口にしたから。

「そんな“普通”の幸せは、嫌なんだよ」

 だから、振った。色褪せたから。鮮やかに色付いていたコイツの“特別”が薄汚れた灰色の“普通”に成り下がったから。くすんだ黄金。錆付いた鉄。俺が望むものはそこにない。どん底の不幸か、天上の幸福。俺が望むのはそのどちらか。いや、“特別”であればそれ以外でもいい。結婚して、子供を作って、老衰で死ぬ。そんなありふれた幸せはいらない。そんな“普通”の人生を送るくらいなら……。

「死んだ方がマシだ」

「……じゃあ」

 俺の肩が掴まれる。すごい力だ。肩が外れそう。

「死んで。私と一緒に」

 ……ああ。

 俺は無意識に、嗤っていた。

 見誤っていた。

 お前は、この上なく“特別”だったよ。

「わかった」

 そんな“特別(いじょう)”な終わりなら、望むところだ。

 ドシャ。

 そして、俺は『死んだ』。




 落ちている。

 墜ちている。

 堕ちている。

 ワタシハイマ、オチテイル。




 私には、幼馴染がいた。といっても、家族ぐるみで付き合っていたわけでも、子供の頃よく遊んだわけでもない、ただずっと同じ学校同じクラスにいただけの、それこそただの腐れ縁と言ってもいいくらいの。

 彼はストイックな人だった。当時、ストイックなんて言葉を知らなかった私は、ただ暗くて真面目な人、くらいにしか思っていなかったけれど。

 休み時間にも休まず勉強。クラスでも当然一番の成績。かと思えば、その内運動でも一番。中学に上がる頃には美術や音楽の成績も一番だった。でも、どれかで一番になった頃には、その他では一番じゃなくなっていて、すごいのかすごくないのかわからない男の子。でも、私は何の因果かずっと同じクラスで、いつの間にか彼のことを目で追っていた。

 不思議だった。

 彼はそこそこ格好良くて、前述の通り何でもやれば人並み以上にこなす。でも、誰ともつるまず、話もせず、ただ孤高。テレビの話題を振ってみてもほぼ無関心。アニメや漫画、ゲームもせず、ただずっとナニカに没頭し続けていた。しかもそのナニカが毎回違い、それぞれ一定の所まで極めたと思ったらすぐにやめてしまう。

 気がつけば、私はずっと彼と居た。彼が新しいことを始める度に、「今度はなにを始めたの?」と尋ねている自分がいた。そんな私に、彼は意外なほど真摯に答えてくれていた。

高校でも、大学でも、ずっと彼は中途半端に極めては、すぐに別の事を始める。一度など、複数の女の子と関係を持って毎日のように朝帰り。「今度は女の子遊びの特訓?」と、“普通”に聞いている私が可笑しかった。

 胸が痛いのに。

 彼がそんなことをしていると知って、泣いているのに。

 その頃には、流石に自覚していた。むしろ、何故今まで自覚していなかったのかが不思議なほど、私は彼に惚れていた。

 告白なんかはしていない。でも、ずっと一緒に居たし、彼の初めても、私の初めてもお互いだった。しかも笑えることに、彼のことが好きだと気付くより、彼と初体験を迎える方が早かった。思えば、この頃にはもう、とっくに私も壊れていた。

 毎夜毎晩、彼と一緒にいた。どちらかの部屋に行き、一晩中一緒に居た。体を重ねることもあったし、そうじゃない時も多かった。ただ、一緒に居た。

 今考えると、私が彼の部屋に居ることの方が圧倒的に多かった。離れたくなかった。ずっと、彼を見ていたかった。一日中、日が暮れるまで、一睡もせず食事もとらずに作業に没頭する彼を、私もまた、同じように一睡もせず、食事もとらずに眺め続けた日も多い。

 依存。

 していたのだろう。私は。

 きっかけなんてない。気が付けば眺めていて、気が付けば一緒に居て、気が付けば溺れていて、気が付けば依存していた。

 なんとなく、それが彼の傍にいる最低条件なんじゃないかと思っていた。いや、感じていた。

 ただなんとなく。ただがむしゃらに。ただ意味もなく。ただ寄り添い。ただ在る。そんな私だからこそ、彼の傍に居続けられるのだと心のどこかで感じていた。

 そんな私だから、彼が時々、遠い目をしていることには気が付いていた。特に、猟奇殺人を始めとした、何か“異常”なものを見たり聞いたりした時に、それは顕著に表れた。

 彼の目に、私が映っていないこと。そんなことは、きっと初めからわかっていた。きっと彼は、私と彼がいつから一緒に居るのかも覚えていないだろう。そんな記憶は、彼にとっては不要だった筈だから。

 私は覚えている。いっそ“異常”なくらいに明確に、鮮烈に、明晰に、正確に覚えている。

 幼稚園の入学式だ。そんな頃のこと、覚えているはずないのに、彼のことだけは完璧に覚えている。その頃の私は彼のことなんて何とも思っていなくて、彼だってそれほど異端じゃなくて印象に残るほどの子じゃなかった筈だし、実際それ以外の記憶は忘却の彼方だ。だけど、彼との会話だけは、一言一句、漏らさず頭にある。

 小学校時代。当然この頃の記憶も、彼のものだけは覚えている。幼稚園からの継続で、たまたま同じ学校同じクラスになった彼のこと。直ぐに勉強で一番になり、また孤立した彼のこと。運動でも一番になり、勉強の一番じゃなくなった時のこと。絵や音楽に没頭して、中々上手く行かずに落ちこぼれた時のこと。

 中学時代。覚えている。遂に芽を出した芸術の才能に、あっさり背を向けた時のこと。社交ダンスやバレエなど、とても男の子がやりそうにないことにまで手を出していたこと。柔道や剣道、合気道などの色んな武芸に手を出していたこと。

 高校時代。武芸を続けていた。この頃に、私は彼と初体験を終えた。私はまだ、彼のことが好きだと自覚していなかった、恐らくは自分が可笑しくなっていると今から自覚できる最初の頃。

 大学時代。彼が女遊びやギャンブル、賭けチェスなどの非合法的なモノに手を出していた時。私が彼のことを好きなのだと、今更ながらに自覚した時。

 社会人。彼と本格的に同棲し始めた、幸せな日々。彼が初めて漫画やアニメ、ゲームとかの嗜好品に手を出し始めた時。やっぱり、彼は猟奇系のゲームや漫画を好んだ。私は、彼の読まなかった熱血系の漫画を読んだ。

「…………あれ?」

 そこまで思い出して、ふと思った。

 白い。

 彼以外、真っ白だ。

 幼稚園、小学校、中学校、高校、大学。つい最近に至るまで、彼との出来事は全て鮮明に覚えているのに、それ以外の事を何一つ覚えていなかった。

 小学校時代も中学校時代も、仲の良かった子がいた気がする。でも、真っ白だ。

 彼以外の全てが白に塗り潰されて、その代わりに彼の記憶だけが残ったのだろうか。

「まあ、いいよね」

 彼との記憶が残るなら。むしろ彼の記憶を思い出す、その邪魔になる記憶などイラナイ。そんなもの、あっても何の得にもならない。そのおかげでホラ、彼の一挙一動が、今でも全部思い出せるもの。これ以上の記憶はない。

 終わりが来た。

 唐突に、何の前触れもなく、ただ、“それ”は来た。

 ……きっかけは、なんだったか。

 もう覚えていない、真っ白な人影に、「もう彼氏とも長いんでしょう? いい年だし、そろそろ結婚したら?」そんなことを言われたからだったか。今思えば、何故あんな誰とも知れない人の言葉に従ったのかが分からない。もしかして、母親だろうか? まあどうでもいい。

 マンションのベランダで、私は伝えた。彼に。「結婚しようか」と。男が言いだすのが“普通”らしいけれど、彼は“普通”って言葉を嫌うから。だから、私から言った。多分、私から言わなきゃ彼は永遠に言いださなかっただろうし。

 けど、返って来た答えは明確な拒絶。それどころか、もう来るな、というおまけ付き。

「……え? 別れる、って……なんでそんな……いきなり……」

 私は絶句した。意味がわからなかった。

「そんな“普通”の幸せは、嫌なんだよ」

 “普通”

 彼が最も嫌っている言葉。

 ああ……そうか。

 結婚、なんて“普通”を、彼が望むわけがない。

 ホントに。

 なんでそんなことに思い至らなかったのだろう。

 彼は、そんな“普通”になるくらいなら……

「死んだ方がマシだ」

 って言うに決まっている。

 だったら、私のとる行動は決まっていた。

「……じゃあ」

 去ろうとした彼の肩を掴む。そのまま引き寄せて、伝えた。

「死んで。私と一緒に」

 彼に伝えるべき、誓いの言葉。

 彼は笑みを浮かべているようだった。

「わかった」

 その言葉に満足して、私は彼と共に、ベランダから身を躍らせた。

 走馬灯。

 やっぱり。

 彼以外は真っ白だ。

 グシャ

 そして、私は『死んだ』。




 落ちている。

 墜ちている。

 堕ちている。

 ワタシハイマ、オチテイル。









 基本的にハッピーエンド推奨の悠ですが、稀にこう言った救いのない、病んだような小説を書きたくなる時があります。別に心が不安定だったりするわけではない(つもり)ですが、プラスの感情を書きだしてばかりいると、心の中にマイナスの感情が淀みのように溜まっていく、と悠は思っていたりします。なので、たまにこうやって発散するのでしょうね。昏いマイナスを。

 何か思うところがありましたら、ご遠慮なさらず感想の方にご記入ください。あ、ただバッドエンドどうこう、というのはこの作品の形式なので、「ハッピーエンドにしろよ!」みたいなコメントは控えていただけると助かります。

 それでは、悠でした!

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― 新着の感想 ―
[一言] どうもーこんにちは。 バットエンドものはまあ好きというわけではないのですが意外とすんなり読めました。この主人公の悩みが少しだけですが分かる気が・・自分だけができる特別なものは何か俺も考えたこ…
[一言] 自分もハッピーエンド至上主義なのですが、こういう作品も大好きで読むと胸がスッとしたりします・・・w 連載されてる作品とは毛並みが違いましたが、面白かったですよ。
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