スポーツ部④
久しぶりに書きました。
最近色々大変で………。
コロナウイルスで色々なものがお休みになり、私の学校も休みになり。
書く機会あっただろって言う読者さんの声が痛いです。zokyuaさんと約束したので明日も出すことになると思います。これからもよろしくお願いします。
4
何も知らされずに行き当たりばったりで「スポーツ部」とやらに入ってしまった俺は、頭を抱えていた。
今は、スポーツ部に入ると二つ返事をしてしまった次の日。場所は、部室棟だ。
あぁ、なんで俺、あんな返事をしてしまったのだろう。
あのあと青澤には「明日の放課後に、部室棟まで来てね!」と言われている。
自分で承った以上断るわけにもいかず、結局ここで青澤が来るのを待っているというわけだ。
給料かぁ。いくら出るのかなぁ。俺が削られたストレスの分全部出たらいいなぁ。その金で妹を釣ってイラつくことをさせなくする。
あのクソアマ、俺に対していちいちうるさい。俺の部屋にまで入ってきて、そのくせ臭いとか汚いとか言うのだ。
理不尽である。入ってこなきゃいいじゃんと思うのだが、俺の家では女が強い。
俺が妹になんかすると、母さん、姉から制裁が来る。まぁ制裁と言ってもかるぅーいお小言くらいなのだが、ネチネチこられるとストレスが溜まる。
だから俺はそれを回避するために、妹を買収するのだ。そのためのお金と考えれば、安い安い…。
家族を買収するという薄汚いことを考えていると、後ろから声がかかった。
「おーい、白川君! こっちこっち!」
呼ばれた方をむくと、部室棟の中でも一番汚いような端の部屋から青澤が呼んでいる。
わぁ汚い。儲かってないのかな? じゃあ俺働かないかなぁ。
いやいや、流石の俺でもそこまでゲスくない。
俺のゲスいところといえば、家族でスマ○ラする時にひたすら妹を狙ってガチギレさせたことがあるくらいだ。
あの時は一週間くらい口をきいてもらえなかった。キツかった。女性の蔑む視線ってこう、心にくるよね。
俺は半ば自動操縦でその部屋に足を進める。心が拒否しても、体がいっちゃうよぉ!
「はい、遠慮せずに、入って入って」
扉の前に着きそう言われるが、こんな汚いとこに入りたくないなぁ。
「早く、入って?」
すると、隣から殺気がした。
「は、はははい!」
生命の危機を感じて、俺は部屋に転がり込んだ。
そこは、外装を見ては絶対に想像できない光景だった。
靴がしっかりと揃えられた玄関に、美しい花の入った花瓶。奥の部屋は、色鮮やかな調度品で整えられ、女の園って感じを醸し出していた。
の、だが。
そのすべては、部屋のあちこちに散らばるスポーツ雑誌やグッズで埋め尽くされていた。
掃除すれば綺麗になるんだろうなぁ。誰がこの調度品置いたんだろうなぁ。
俺の脳みそは天元突破の勢いで現実逃避していた。
そしてもう一つ。俺の血が疼きつつあった。
それは、「汚い部屋を見ると掃除したくなる病」の血である。
俺はまず、部屋の中にいた青澤を含め五人の女子に声をかけた。
「おい、お前ら。こんなところで部活も何もあるか。まず部屋を整理しろ。話はそこからだ」
その言葉を聞いた青澤が目を丸くする。
なんだよ。俺今当たり前のこと言ったよね?
そんなことを思っていると、隣にいる青澤以外の4人からある意味熱い視線が届いた。
恐る恐るそっちをみると、そこには、何こいつという顔の怒った時特有の冷たい目をした女達がいた。
最後までお読みいただきありがとうございます。
最近はあるゲームにハマっていまして、それにつきっきりでした。
「コンパス 戦闘摂理解析システム」って言うアプリなんですが。やってる人いたら、コメントくれると嬉しいです。ちなみにフレンドコードは、(6897511657)です。
あ、あと、私の作品を読んでくれている中村文音さんが、同じ学校疑惑がでました。
最近私の学校でテストがあったのですが、そのテストで「成績上位者」って言うグループに英語と国語と総合で入っていて。確か四組だったような。五組だったかな?まぁ、どっちかでした。
中村さーん!もしここらあたりあったら教えてください!よろしくお願いします!
さて、最後は作者のプライベートな話になってしまいましたが、みなさん、ここまで読んでくれてありがとうございます。
これからも佐賀葬送をよろしくお願いします!