お兄ちゃ………いや……改めて……リュミエ…ちゃん……お姉ちゃん……だよ…。
さて、この先の謎がついに解き明かされる……がしかし…一方で…謎の動きも始動する……
「リンシェールお姉ちゃん!リュミエール・へヴィンっていうの。縮めてリュミって呼んでね♪宜しくね♪」
いきなりわけもわからない魔法使って俺の姿と瓜二つの姿になった目の前の兄…もといリュミ…
「え~と…なんで、リンがもう一人いるのか説明してもらえるかなぁ?」
「ん~……まぁ、説明してもいいけど……それを話すからには一つ条件があって……これからリュミのことを妹としてみることが条件だよ。」
「………うん。わかった……」
なんとなく自分も認めているから…大丈夫なために承諾した。
「うん。わかった!……じゃあ……これから…話すよ。」
「リュミは、貴女の持つ物を取ったの。……まぁ……詳しくすれば……幼い話し方の矯正をリュミが取ったの。それだけじゃなくて…一部の貴女の技をコピーして、リュミ用にアレンジしたの。だから…貴女は幼い喋り方は外れて…今は、女の子らしくの矯正に改変されたの……わかる……かな?」
なんとなくだがわかる。確かに…矯正される幅が広くなったというか……自分が言いたいこととか……自分自身の名称も言えるようになったからそれをいわれてみれば…そうだな…と思う。
「で、リンお姉ちゃんの最後の名前の『へヴィン』を足して…今の感じになったの。わかった?」
「う…あ、うん……なんと…なく……」
「ん~……なんとなくじゃなくて……ま、いっか。これからは…貴女達と共にいくから宜しくね♪」
「「「……………………え。」」」
「………えっ!?ダメ…かなぁ……」
「いや……いいには……いいのですが……「あたし達……とはいかないとは思うけど……「いち…おうね?……名前を間違えても……怒らないでね?」」」
「ん~………その時の気分次第かな?……怒るなら……」
「え、勘弁してください……「気分次第とか……はぁ……「……これから…大丈夫なのかな……?」」」
「大丈夫!大丈夫!!…いざとなったら………バキバキにするよ♪」
「「「「(…笑いながらいうことじゃないよ…………それ……)」」」」
……これはこれで頼りになりそうだが……怒ったら…ただではすまなそうだ……
まぁ…おに……いや…妹が出来てしまった俺だったが……この先では頼りになる妹となることは誰も知らなかった………。
「おい……ボクをそっちのけで話すとは……いい度胸じゃないか……あぁ……!イライラする!!これでくたばれ!!……流れろ!!」
不意討ち!?……追い付かない!!
カーンッ!!
「なっ!?ぼ、僕の攻撃を!?」
「失礼するね……!リュミに向かって……その態度は……気に入らないよ……!はいっ!!」
グキッ!!
は?いま、直感的に嫌な音が聞こえたような………
「くっ!?……ここまで…か………お、お、覚えていろ!」
なんか……痛そうにしながら……目にも止まるような……遅さで……歩いていった……大丈夫かな…?
「はいっ!……お姉ちゃん!これから…宜しくね♪」
………色々な意味でヤバそうだが……頼りにもなるな……という訳で…
「うん……おに……リュミ…これから宜しく♪」
「「「(これから……うるさくなりそう………怖い……(笑えない……(酷すぎる……)))」」」
さて……これから…どうしようか…オズワルド君にはさよなら言わないとな……そろそろ……ここからでて…国境へといかないと……さて……仲間が増えたから忙しくなるぞ……!
side…???
「チぃ……あトすこシ、のところデ………こうなっタら……べツのさくせンで……かコのアイツを……つかッテ…くクっ…ぜっ対……うんめイ……かえサセぬ…くククくく……ははハハハっ……」
如何ですか?
ちょっとだけ凝っていますよね?
次の話では…オズワルドにさよならしたあとに……続け様に…森へと入り……そこで……ある獣人の少女と出会います……
楽しみにしてくださいねw
では……また次回に……




