知り合い!?友人……お前……誰!?
さてさて……新たな転生者が登場!といきますが……その転生者は意外な人物で……
あ、いましたね!
僕たちは今、ミノタウロスのオズワルドを追っている……リンに言われたのが正しいなら……きっとこの先に……
「大丈夫ですか?」
「……すんません……耳……聞こえないっす……」
あ、確かにこれじゃ聞こえないですよね?……耳…切り落とされてますし……しかも……聞こえないとなれば……呪いかなにかかな?まぁ……僕の魔法じゃそんな呪いは消えますよ…。
「取り敢えず…痛いの痛いの飛んでいけ!」
「よし……次に……聞こえるようになぁれ……」
「ん?あ、聞こえるようになりましたっす!マジ感謝っす!」
「いいですから……まずは下がって下さい……ここは僕たちが食い止めます!」
「ん?お前……見えなかったよ………ボクよりはやいなんて……しかも…その他に3人……って、聞いてないよ………まぁ…ボクにもその『もしも』があるかもだから…ある人を雇ったんだ……その人……強いって有名だから……ほら……でてきて……!」
「ほいよ………でてきたよ………こいつらが……へぇ……相当に遊べそうだな……」
なんか……凄い独特な人がでてきましたね……ソッコーにたお………ん?リンが……震えていますね……寒いのでしょうか?
「き、き、君……は………」
「ん?なんだ?お嬢さん?俺のことしってるか?」
「貴方………龍……夜……なの?…」
「!?………お、お前……なぜ……俺の…前世の名前を……」
「だって……リン……神崎……燐……だよ?覚えて……いる?」
「なに!?……………覚えていないわけ無いだろうが!!」
「やっと……会えた………お兄ちゃん………神崎……龍夜……お兄ちゃん…」
えっ!?リンさんの……お兄さんでしたか!?
リンside……
まさか……あの兄だったとは……しかし……どういう経緯でここにいるかを知りたい!が……それを許してくれないのが……あそこにいる…ボクっ娘呪術士…だな。
「なにをぼさっとしているの……はやく……殺って………」
「………すまない…それは……どうやっても無理だ……」
「君……ボクに逆らうの?」
「あぁ!こいつを殺すくらいなら…逆らってやるさ!」
「そう………じゃ………流れろ……そして……死ね!」
「お兄ちゃん!…大……」
大丈夫ではなかった……もうあんなに……死にそうに……あぁ……せっかく会えたのに……くっ……見ているだけなんて………!!
「ぐっ!!?俺としたことが………こいつなんかに……」
「ボクに逆った君が悪いんだよ?……その裏切りを思いながら……反省して……死ね!」
スカッ!!
「!?」
よけた!?なんで?なんで、ギリギリまで……攻撃を、うけたのか……なぜ!?
「切り札って……物はな……最後に……とっておくものだしな……そして……この『姿』とは……もう会えないな……」
「お兄ちゃん!なにをするの!?」
「フフフ……もう……俺のことを『兄』とは呼ぶな………決心したが……今度から…………………いや……これは……やってから言うべきだな……」
………まさか……自爆するのか!?や、やめ……
「じゃあな……これから……『姉』としての……リン……お姉ちゃん…よ……さら……b……」
「や、やめっ……」
「一発逆転最後魔法……《鏡写し変化》!!」
それが……兄としての…最後だった………
「うぅ……なんで………こんなことに……」
「フフッ……あいつ……自ら自爆なんて……ね……しかし……このボクに……傷を負わせることなんて……出来るわけが───」
「龍魔神化・攻!」
!?いきなりボクっ娘がぶっ飛んだ!?…そして……さっきの吹っ飛ばしかた…何かに似ているような……
「今……このリュミエール・へヴィンに向かって……なんて……いったの……かな?」
「お、お前……いつから……そこに!!」
「ふーん……リュミに向かって……失礼……するね!……逆に……君のことを殺しても……いいんだけど……お姉ちゃんに聞くね……」
お、お姉ちゃん!?俺……そんな……姉じゃねーぞ!?
「ねぇ?…お姉ちゃん!………この人……殺っても……いいかな?……リュミとしては……消したいくらい……だけど」
笑っているけど……言葉が…笑っていません!寧ろ……恐怖を感じますが!?ま、まぁ……殺していけないからな……
「うぅんぅん………ダメだよ。殺しちゃ……龍夜お兄ちゃん…みたいにはならないで」
「………………お姉ちゃん……って………リュミのこと……まだ、『お兄ちゃん』って呼ぶの?……それ……止めてって…………いったよね?まぁ……殺しちゃダメっていうから殺さないけど……また……なにかあるなら……半殺ししても構わないけどね……」
「もしかして…お兄ちゃん…で、あっているよね…?」
「………ん?……あぁ……そうだよ?お姉ちゃん!リンシェール・へヴィンお姉ちゃん!リュミエール・へヴィンを縮めて……リュミとよんで?宜しくね!」
………やはり、お前か!!……『元』兄……神崎…龍夜…
はい!妹及び…お兄ちゃんでした!転生者は初期から男のままというのがなかったので……ここから……兄というの加えてみました!
さて…次は…なぜ兄が妹になったのか、そしてどういう経緯でここへとやってきたのか……おたのしみに!




