森の向こうで魔獣に遭遇!?戦闘に入るが…その背中に…魔王!?…の娘?
森へと入ったアルジェ達だったが、その夜戦闘が静かに行われていたことは誰も知らなかった。
そして…リンの帰りが遅く……アリスは仕方なく…様子を見に行った……というところから……はじまる……。
「アルジェ……寝過ぎよ?……早めに森へと向かわないの?………まぁ…アルジェの事だし……何を言っても無駄か……。……私も疲れたから……寝るわね。……お休み……。」
私の名前はアリス。アリス・ティンベルというの……この言葉使いはいわゆる、矯正ってとこね。……まぁいいけど……私は、アルジェにあってとてつもなく嬉しかった。でも、私は……女子で言う…ツンデレみたいな感じなの…顔赤くなったのを見せたくないから。……い、いっておくけど…べ、別に、アルジェが好きになった訳じゃないからね!……そ、そ、そこは勘違いしないでね。
……それはさておき…リンの姿がないことに私は気づく……。
そこで…私は……眠りすぎアルジェを置いてリンを探しに行くことにする。でも、まだ夜だからリンも遠くへはいってないと思うけど………。
…………探しに出掛けてまもなく見つかった……。なにやら、獣と戦っているようで……苦戦しているらしい。助けないと……と思い近づいた……が……
「こナイ………で……わたシ……二……あなタマ…で……コロシテ……しまう……。」
「???………ど、どうしたの!?大丈夫!?……何をいって……。」
「近付くの……やめた方が、身のためですよ?……アリス。」
と聞こえた方を向くと……アルジェだ。
「え?ど、どうしてなの?」
「あの娘……何かおかしいらしく…操られているのでは?…と思います。……けど、操られる…経緯がわかりません。」
といっていると………
「……………。ねぇ……アリスさん………一緒に気持ちいいこと……しよ?一緒に………フフフ………」
き、気持ちいいこと!?………気になるけど……目付きがおかしくなってる…怖くなって…一歩下がったら……
「…逃げられないよ………私から……は……」
バシッ!
っ!?
早い!?一瞬で……倒された……体を……そして……
「フフッ………じゃ、約束通り……気持ち良く……してあげる♪」
そういわれると………もってきたのは……血だった……訳が変わらないまま……だけど動けない私に一滴落として……口に入れた……
っ!?……な、に……この……痺れ…………認めたく……ないけど……気持ちいい………もっと……ほしい………精神が……壊れる………
「………っうっ…………血……チ………血を……ちょうだい………気持ち……が……いいの……」
「いい……わよ………ジゃあ……あノ…娘を……コロシテ……そウスれば……血を………イクラでモ……あげるワよ?……」
「そう……ナノ?……わかった………」
フフフ……アルジェの血はどんな味かしら………フフフフ…………。
アルジェside
「これは……やばいですね……まさか……エルフと思っていたアリスは吸血鬼とエルフのハーフだと……そして……リンは、それをわかっているかのように……血をあげて……予想道理にいった……そして……狂わせた………。これは……ピンチ……かも…」
狂ってしまったアリスと操られている、リン……二人とも戻したいのに……僕が未熟者だから……か。なにか……方法は………
「話は全部聞かせてもらったよ!………いくよ!ケルベロス!」
「グルルッ!」
と後ろから掛け声と共に閃光の攻撃をリンとアリスに向かって放った………
攻撃が当た……ってない!?
「さスガ……ミラ……最キョうの…ウつわを……持ツ……ククっ……オモシロク……なっテきたネ……フフフフ……」
「私の攻撃をかわすとは……転生者だね?私もなのよ!……そして……この力で……操りを……解く!」
突然現れた謎の少女と魔獣の攻撃が当たらないことと誰!?ということが不思議ですけど……何より驚いたのは…この娘も転生者だということだ。そして……
「【人形憑依化】」
「………っ!?あた……まが………いた………くっ!!」
「うっんん……………くっ………」
暫くして……二人が起き上がった……そしてなんか……敵対心が消えた気がする……。
そして……リンとアリスが最初に放った言葉は……
「「ミラ様……ご命令を……」」
………これって…逆に……とられた……ってことですよね?謎の操りを解き…そして……逆に操っているのでしょうか?
「あ、あの…ふた……「貴女の言いたいことはわかるわ。じゃあ……解くから……【人形の魂解放術】」「「……っ!?」」「あ、え、大丈……「大丈夫よ。ただ単に……操りを解放しただけだからね。安心して?……ね。」あ、あぁ……ありがとうございます……えっと……食い込みロリさん?」
「は?」
「ん?だったら……ロリ突っ込……「違う!違う!……私の名前は…ミラ……バハムート・ミラよ。なにが……ロリ突っ込みなのよ!?」「あ、すみません……癖で……つい……」つい……じゃ…ないわよ!?間違われても…困りますよ……。」
あ……これって…フェルノートさんと同じ反応だ……からかうのが面白い……特に……反応が……。
リンside
「んんぅ………ん?ここは……確か……何か変な…スライムと戦っていて……倒せると油断していたら……突進してきて…そのまま…お腹へと入っ……ぇ!?………うぅ……なんか意識したら……気持ち悪くなったよ……」
戦っている所から一辺して……静かな所で寝ていた。そして隣にはアリスが寝ていた……というよりも…気を失っている感じだな。
そう思っていると……
「あ、起きたんですね?おはようございます。リンさん……。良かったですよ。もう……正気に戻る方法なんてないと思っていましたから……。何せ…アリスを眷属にして…僕まで襲おうときたのですから」
なに!?あ、アリスを眷属にして…襲うとか……俺じゃないぞ!?
というか……眷属とはなんだ?…俺がその力をもっているのか?そうこう思っていると横から……
「あ!目覚めたんだ!……お疲れ!……昨日は大変だったね。…あ、まだ、名乗ってないよね?……私の名前はミラ。フルネームはバハムート・ミラで、種族が魔神龍という種族なの。普通じゃ見かけない種族でしょ?実は…"私も"転生者なのよ」
へぇ~……ミラさんか……そして…これもまた新しい龍だな。魔神龍とか……禍々しいのにもほどがあるぜ……ん?私も?……転生者?……俺と同じじゃん!しかも……見かけない種族だし……うん。
名乗っていたら…横で寝ていたアリスも目が覚めた…。
「んぅん………リン………元に……はっ!?ここは!?」
「大丈夫ですよ。リンは無事ですよ。で、ここはミラさん一人?の居場所の家みたいなものですよ」
「余計に意味わからないよ………で、ミラさんって?」
「やぁ……二人とも起きてよかったよ。……あの術が失敗をしていたら……今頃……………二人は永遠の私の僕になっていたかも……フフッ……」
「何気に恐ろしいこと言わないでください。………あたしじゃないと…アルジェだって……ね」
「そこはいわないのですか?いったほうg………「いわなくていいわよ!!バカァ!!」恥ずかしがらなくてもいいのn…………「しつこいわよ!」はいはい………貴女にあわせるので……すみませんね……しつこくて…「嫌みに聞こえるのだけど!?」いやいや……そんなことはひとつも思っていますよ……あ………「ふ、フンだ!……もう知らない!!勝手にして!!」」
「「……うわ………コントからのいきなりの……喧嘩……仲良しだね…」」
「「違うわ!」」
………さて…そんな感じで油売っていたらいつまでもつかないぜ……とりあえず……いかないと……。
「リン達……あの町から違う所までいくから……ごめんね……そろそろ……行くね……じゃa「んー……じゃ、私もいこうかな?」えぇ!?「…迷惑……かな?」……ミラさんがいきたいなら……リン…止めないよ。じゃあ……いこうか…「ありがとう!じゃ、ヘル!いくよ!」「グルルッ!」」」
ヘルと名付けられているケルベロスはミラさんを乗せて一緒に行くことになった。
しかし……その行き先で森の番人と呼ばれる魔獣が密かに…見ていたことは…皆誰にも知らなかった……。
今日で…20話です!……といってもまだまだ先が長い!!……目標は…100話ですね。
頑張って……この話を完結させて見せますよ。




