結婚!?断固拒否だ!アビスコール!?そんなの知らん!…え、あるの!めんどー! 【前編】
さて……遅くなりましたが……17話投稿です!
究極の選択?をされたアルジェ達はどんなことをいうのでしょうか!?
また…ここから新キャラ登場です!
別に…他からはとってはいません!自分から考えてキャラ作りました!
では!どうぞ!
「ごめんなさい」
「お断りします」
即答だった。それもアルジェとほぼ同時に。
理由は簡単。この人とはまず無理だと。愛情は深いようだが…第一妻をいっぱいもっている人とは自分的に付き合いたくはない。
勿論、元男としてもそうだ。
アルジェと同じく養ってほしいくらいだから。
「な、い、いいのか?報告しても?そうなるとお前達はでていかないといけなくなるぞ?」
「はい。大丈夫です。いずれは僕達も町を出ていくつもりでしたから。」
「うん。アルジェお姉ちゃんと同じ、出ていくよ。なにせリンはアルジェお姉ちゃんについていくつもりだからね!」
サマカーさんは驚いていた…が少しすると
「ふむ、ではやむを得んな…せめてお茶でも飲んで私と少し話をしようじゃ………「報告です!たった今…アビスコールが出されました!「わかった。すぐに周辺の人々を避難させよ!「はっ!「………すまないアルジェ達……急用ができた。お茶でも飲んでいくといい……ここはまもなく戦場とかす。まだ安静なうちに去るが良い。私は現場を確認しにいく。」
「?……パーティーコール?」
「……アビスコールだ。名前の通り…海からやってくる怪物だ。今回は異常らしい。真っ直ぐとこちらへと向かっている。普通は無いらしいが……。とにかく…今…船を犠牲に必死に止めているところだ。」
なに!?船…だと!?しかもだ…船を身代わりに止めているとか…物騒過ぎ!……となると…人も犠牲にしてるのでは…?そう思っていたら…
「…………もし…被害を出さずに…アビスコールの主を…止められたら…喜びますか?」
アルジェ……作戦を思い付いたらしいな。アルジェっていつもこうだ。疑問系にして投げ掛ける。……上手いよな……。
「ん?もし…それが出来たら喜ぶに決まっているよ。なにせ……奴は巨大だからな。」
「……作戦があります。…大至急、皆の血を集めてほしいです。」
やはりな……身でやるのではなく…血の力で打ち倒す的な…そんな感じ。
「何をいって…まぁ…作戦があるなら仕方ない。血をもってくるぞ。……ところで…アルジェとリン……何者だ?」
今!?それを聞くタイミングか!?ま、まぁいいけどね。
「ん、通りすがりの吸血鬼ですよ。」
「……神龍。長いから……龍だよ。」
「!?龍!?吸血鬼!?」
「じゃ………港で待ってますから……」
「………龍に、吸血鬼…か。フフッ……面白いのを引いたな。」
???side
「はぁ……はぁ……なんで……私が…ここに……来たのかしら……なんか……呼ばれたら……ここにいるけど……ここ……何処?…はぁ…はぁ……皆が逃げるから焦ってしまったけど……私…男だったのに。」
ここまではわからないと思う。
私の名前はアリス。名前の理由は…なんとなく。
で、なんでこんな言葉使いなのかはこの世界にきてから…矯正されてしまっている。まぁさておき…ゲームの中のMMOというゲームをやろうと思ってやっていたの。キャラクターメイキングで強さを設定して…いざ、始めようとしたら…【あなたは異世界を信じますか?】という文章がてできたので…はい。とおした。
それが間違っていたのか知らないけど…そのあとの文章が【では…良い異世界生活を】とでてきた瞬間に目の前が真っ暗となり今の状態に。
……というかこれ……なに?町なのに…誰一人も……いた。銀髪の女の子と緑髪でいかにも姫みたいな冠をつけた美少女が……こっちくる!?えぇ!?ちょっ!?まっ………
ドーーーーーーン!!!!!
アルジェ・リンside
なんでしょう………何かにぶつかったような……。
「お姉ちゃん!なにしてんの!?目の前に人がいたでしょ!なんでぶつかるの!?」
ん?あぁそうでしたね。目の前に女の子がいて…あの子……見た目から…エルフぽかったなーって思っていたら……ぶつかった…ような。
「………大丈夫……ですか?………もしもーし……。」
あ、起き上がった………。
「いててて………あれ?………まだ夢見てるのかな……ここの世界にいること………」
…………頭がおかしくなってしまったのでしょうか?…なにやら……夢とかなんとかと……。
「あの……貴女…大丈夫ですか?……先程はすみません。」
「ん……はっ!?な、なによ!私に謝ることしたっけ?………あ、貴女ね!焦っている私にぶつかるとか……わざと!?あーぁ……まるで…あっちにいた人みたいに…眠たそうで……何処かスッポ抜けていて……でも…許してしまうひとみたい。」
「???………あの……まさかとは…思いますけど……転生者……ですか?」
なにいっているの?こいつ?みたいに見られていますけど……おかしい発言しちゃったかな?
「転生………者?……なに……それ……私……死んだの……?」
あー……明らかに…状況をつかめてないパターンですね。いきなり来たみたいな……。
「すみません……泣いているところ失礼します……。お名前は?」
「……アリス。元の名前は……紅 蓮姫……言うところの銀士という人の…知り合いよ」
「………僕ですが……それ」
「え?貴女が?」
「えぇ……僕の名前はアルジェント・ヴァンピール……長いからアルジェと呼んで下さい。僕の名前は今はそれです」
「………アルジェ……なんだよね?……やっとあえた!!銀士及び……アルジェ!!」
「リン……明らかに……目的…忘れられていて…時間がないのに……。リン…空気……。」
運命の再開にあわせて目的忘れてしまうという失態!さて…どうなる!次は後編の続きです!果たして…アビスコールの主はなんなのか!?次回!お楽しみに!!




