狂愛青年の押し掛け~新たな旅立ち…新たな物語……。
さて……大分開いてしまいましたが…再開です!
ですが…更新は不定期なので…よろしくです。
話が深くなったところで…原作にいる誰かが登場!
では、どうぞ!!
「失礼!治療の女神と無敵の闘神がいるという者と話がしたい!」
……………。
なんか…いきなりドアを開けて早々…俺たちの事をいったぞ……。そして…その後ろには…フェルノートさん同等の位の強さを感じられる剣士が睨み付けている……。
「………ボク達の事を知っているんですか?」
早速、アルジェが戸惑いなく聞きはじめた!?普通なら「違いますよ!」というところなのに...
「えーと...スケベキノコさん?」
「ウフッ……フフフ……」
俺の意思とは別に笑ってしまっている現状……やはり、この体……この娘と一心同体なようだ。
「なに笑っている!!」
「ハハハッ!!」
「フフフッ!」
「やめんか!!笑っている者全員訴えるぞ!!」
………なんか、可哀想になってきた。……スケベキノコさんとかいうやつ。………いや、そんな名前ではないか……。
「そんなに怒らなくても……フツーに名乗ってくれればその名前で呼ぶのに……なんで名乗らないんですか?」
「私が悪いのか!この惨状!?私はサマカー・スワロ!王よりアレルシャの統治を任されている。…この町の領主だ!」
「そうですか。ボクはアルジェント・ヴァンピールといいます。ボクのそばにいるのは……「リンだよ♪リンシェール・ヘヴィンといって…アルジェさんの義理の妹だよ♪」……ちょっと一言余計なんですが………はぁ……。……それで、そのサマカーさんが、ボクになんのご用でしょう?」
「ふむ……アルジェに義理の妹のリンか……「だから……それ言わないでもらえますか……。」あぁ……すまない…。いい名前だ……話が変わるが……お前達…私の妻にならないか?」
………は?妻に?…………あのキノコ…あ…いやいや………サマカーさんが来ておきながらの………ド直球告白!?…こいつ……バカか……!?
でも…逃げようにも…鎧の男達は自然と周り囲むようにしてるし…側にいる女の人は刀に指を添えている感じだし……逃げれないようにしているんじゃ……。……いわゆる……いじめかリンチじゃね?これ。
そう思っている間に…キノコ…ではなくサマカーさんがこっちの鼻に行きがかかるくらい距離を縮めて顔を近づけてきた……。
気持ち悪い息の臭いが匂ってきて……アルジェと同じタイミングで…一歩下がった……すると……距離を一気に縮めて____ドンッ!
「悪いようにはせんぞ………?」
俺の生きていた時に流行った壁ドン…更には組み合わせで必ず胸キュンしてしまう一撃必殺…顎クイ……。
………ナンノカンジョウモオキマセンガ………?
は?………どんな女性でも一撃の必殺なのに……あれ…ガセか?
今度からやらないようにしよっと………あ、俺…女の子だった……出来るはずねーじゃん!やらなくていいのに……!?なぜ考えた!?
………それはそうと……アルジェも同じく胸キュン無しのようで…。
まぁ……正直な所をいいますか……。
「あのですね______」
「あのねぇー_______」
「_____アルジェ!リンちゃん!どうかしたの!?」
………タイミング悪ッ!!
なんで、つぎからつぎへと……。
騒ぎ起こしたからフェルノートさん来ちゃったじゃん!
どうしてくれんだよ!?俺知らないよーだ…。といえるはずないよ……。
フェフノートさんは俺とアルジェが壁ドンされてるのに気づいてそれを行っているサマカーさんに明らかに怒りの目をしながら、
「サマカー…貴方、その子らになにしてんの」
「これはこれは…フェルノート殿。いやなに、ただの求婚ですよ。」
「三十四人も妻がいてまだ足りないの?」
「………今は三十六ですが。」
「どちらでも悪いわよ!」
…知り合いですか!? 初耳!いやいや……そんなくだらないこといっても……。それにしても…三十六……スゲーな…そのくらい妻がいるのは……どこの時代だよ!?大昔じゃん!!
それはどうあれ…サマカーさんはさっきのは芝居が上手いと顔にだしてさらにフェルノートさんに突き刺さるこんな質問をされた。
「ふぅ~……フェルノート殿。貴女こそこんなところで何をして入るのですかな?」
「…………失明したから隠居してるのよ。知っているでしょう?」
「……嘘はよくありませんな……。目はとっくに治ったと聞いております。その報告を受けて国王陛下直々に戻ってこいとの命が下されたとも聞き及んでおりますが……違いましたかな、元王国騎士団、三番隊副隊長殿?」
「……む」
え!?あの乗りツッコミがとても上手いフェルノートさんが!?
王国の隊長だったとは………!?今日は凄い日で頭パンクするわ~。
……それはそうと……どうしよう……。このまま逃げてもいいけどするとフェルノートさんが危うくなりそう……。
……意を決して……!
「お話の所を申し訳ないですけど……「…落ち着いて話さない?……うん、お茶でも飲んで……。」」
「ほう!それはいい!アルジェントとリンよ、お前達を私の屋敷に招待しよう。そこでゆっくり、お互いのことをはなそうじゃないか!!」
「え?リン…アルジェ!?」
「大丈夫ですよ、フェルノートさん。ちょっとお茶してくるだけですから。」
「そうそう!妹のリンがいればおねーちゃんなんて安心するから♪ね~♪」
「…っ!そ、それはやめてほしいといってますよね……。いい加減にしてくださいよ………はぁ……。」
「……三度昼寝おやつつけられて、あっさり堕とされたりしないわよね!?」
「大丈夫だよ!ねー!」
「………………………」
「えー………否定してよー!」
「…そこは即答で否定してよ!?」
…………これが、本当の物語の始まりだった………。ここから始まる…最悪の物語か光ある最善の物語の幕開けでもあった……。
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「フフふ………そろソロ……潮どキ………ハジメよう……わレの復かツの……だい…イっぽを………くくク……ははハはハ………………。」
今回はサマカーさんですね!
相変わらずキノコ!キノコで笑われる……可哀想だと自分は思いますね…w
でも、本人はきにしてはいないので頭どうかしてる!?と思います!
次はトリプル主人公となりえる…キャラクター登場!そして…そこから出会う!アルジェとリンに!さて……どうなる!お楽しみに!!




