銀髪少女は聖女様!一方神龍少女は神様扱い!
仕事があり忙しいアルジェとリン。
どちらも面倒なようで……。
そして…フェルノートさんは…疲れたようで……。
では本編へ!
「聖女様!またきます!本当にありがとうございます!」
「だから……アルジェです。お大事に。」
「 お姉ちゃーん!………あれ?………まだだったの?」
「 はい。リンさん。あと………2人か3人くらい診察したら終わりにしますね。…そしたら……リンさん……久しぶりに…遊びましょう。」
「ほんと!?わーい!ありがとー!お姉ちゃん♪」
…………と、俺自身はいっているが……本当の気持ちを言うと……まず…遊びたくない。そして…遊ぶ以前に…そんなテンションではなかったと思う。……けど…この体……はそうではない。まず…本当の気持ちはそうだが、体が落ち着かない。詳しくいうと興奮していて…黙っていられない感じだな。もし、座っていたままだったり……寝ようとなると…何故か、無意識にスキルが発動して…壊したり…勝手に姿が変わってしまって逆に目立ったり…眠れなかったりと……幼い子供のような感じで…疲れないとデメリットだらけということが最近わかり、疲れさせるために毎日、アルジェと模擬戦闘したり……依頼をうけたりと大変だけど……それが日常となっていた。勿論…闘技場では…挑戦者を誘う(いざなう)ために…リンと戦って1本以上取れた場合は…オリジナル剣技を生み出す特訓をリンと行えて必ず生み出せるという景品だ。それと賞品としたところ…予想以上に挑戦者が来て……自分は正直驚いた。なぜ驚いたのか…それは、挑戦料金が25シリル……シリルってのはこの世界でのお金のことだが、普通の商品はだいたい、一桁から二桁までみたいで結構安いように見えるが…このシリルを稼いでもせいぜい二桁から三桁の150までが限界のようで…それに基づいて少しだけ高いが手頃なお金にした。まぁ、それもあるが…来る挑戦者達は25シリルのことと、景品のことしか見てない人がほとんどだった。なぜ、そんなこと言うのかというと、挑戦時に自分は一つ質問を投げ掛けそのあと始める。そして相手が敗北した時に本当の恐怖と絶望……そのあとの一生を同時に与える。……どんな質問をするのかというと…「…全てを失って…リンに…一生お仕えする…その覚悟…ある?ないなら…帰って。…でも…挑戦料は貰うね。…全て失うよりは安いよね?それでも…覚悟ありそうなら…リンに攻撃全てで開始だから。」
そう…《神龍予知し…覚悟無き者挑み闇道染まる…》
《神龍求め…覚悟有りし者挑み真を知る》
《神龍諦め…己知らず挑み負け知り全て失う》
《神龍認め…真有り者勝負無しに真技授ける》
実は闘技場に入る前に四つの古からの言い伝えは神龍族にしか伝ってない言葉だ。
なぜ転生者なのにこんな言い伝えを知っているのか…すまない…詳しくはわからない。が、可能性としてはこの身体の持ち主が既にいたのか…もしくは…転生から暫くたったから思い出したのかが考えられる。
…………。
話が逸れたな戻そう。
その時に質問するのだが…その途中で攻撃してくる人がほとんどだった。つまり…己知らずだから瞬殺だ。数えてないが…おおよそ…3秒で瀕死へ追い込める。そのくらいまで…戦闘が上手くなっていて、スキルのコツもつかめている。特に…上手くなっていると感じるのは…【龍魔神化】が無意識で発動出来るようにまで簡単になった所だ。
…………。
あ、また話が逸れた。
それで、敗北してしまった挑戦者らは全てを失うことを理解しておらず…帰ろうとする…が俺はそんなことさせない。約束だから。帰ろうとする人をまず…【龍魔神化】で強化して一瞬で移動。解除してまず吹き飛ばす。吹き飛ばしたところを、【究極形態】……これは練習しないといけないなと思っていたからちょうどよかった。
で押さえておく。それは【分身】のスキルをつかっておいて分身が押さえている状態。
そして……俺が…皆にはいってはいない…一つのスキルがあった。
「はい♪約束通り……。負けたから…卷族になってもらうね。全て、失うから…まず…記憶や…種族…そして…性別まで変えさせて貰うね。」
そう俺がいい放ち…一方のクローンは解除しないて押さえつけ…俺は…その敗者に近づき…
「はむっ………。」
噛んだ……正確にいえば……甘噛み…別の視点から見れば…キスしているように見える。
なぜキスしたかというと…吸い取るためでもあるし…自分の力を分け与えるためでもある。
それだけではただのキスとなるだけなので…ここでスキルを使う。
【眷属書き換え術】
このスキルは、種族を増やすために使うスキル。相手に使うと全ての記憶など全てを神龍族に置き換えてしまう。さらに、そうであったかのように、全てを主へと忠誠を誓うようになる。
そうして得た巻属は、決まって女性にしている。それも可愛く自分と同じ感じにしている。そして掛け金などが集まってきたので…一部を受付係に回していてもう一部は、レストランなど任せている。
そんなことはさておき……アルジェと遊んだ…しかも、今回はいつもより長めに遊んだ。
フェルノートさんの家に戻り、
「ただいまー!」
「帰ったよー!」
という……それで、必ず「お帰り、アルジェ、リン。」
と言うはずだが……今回は帰ってこない。
なんで?と思ったが…すぐ理由がわかった。
「……………ん……………ぅ…………すぅ………。」
寝てる。しかも、気持ち良く。
そんなところみると…俺まで……。とはいかず……まだ、ご飯…作ってないのに気付く。いつからねているのかな。
放っておくことはできないため…それとアルジェもその気だったため……。
「「しょうがにゃいにゃ…(ないね……)。」」
そう一言呟き……とりかかった……。
いかかですか?
次フェルノートさん視点で書きます。
お楽しみに!




