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プロローグ
私は平凡な、どこにでもいる16歳の女です。
少女とも、女性ともいえない年齢の狭間、私はこの物語を書きました。
まだまだ短い16年。
その中で私は一度、胸を張って恋をしていたんだと、いえる4年間がありました。
小学6年生から、中学4年生までの、長い片想いでした。
その恋が破れたのだと、きちんと理解したとき、私は本当の意味で大きくなれたと思いました。
だからこそこの物語を書こうと思いました。
出来ればこの物語を読んで、恋をしていない人は恋をしたいと、恋をしている人はさらに頑張ろうと・・・そう思っていた だければ、そんな思いで書いていきます。
私の経験談な上、勝手この上ない申し出ですが・・・どうか皆さんの恋が成就されますよう、心から祈っています。