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カオスリレー  作者: 灰色猫と琴音の二重奏
7/15

6 琴音

 灰色猫のクリストファーさん折れるの早過ぎないかな?

 もう少し続けたかったのですが、残念です。

 それと、私はシスコン(二次元に限る)なのは認めます。

 ですが、ロリコンではないですよ?(怒)

 わかりましたか?端から見るとどう見てもロリコンなのに、ロリコンということをかたくなに認めようとしない、灰色猫のクリストファーさん。

 次の日の朝、目が覚めたのは朝の5時だった。

 いつもよりかなり早く目が覚めてしまったが、長い時間寝ていたためか、眠くなかった。

 一階へと降りていくが、両親も玲奈も起きていることはない。

 俺は一通りの身支度を終えると、リビングでテレビの電源をいれ、番組表を見ていた。


「特に面白そうなものも無さそうだし、ジョギングにでも行くか」


 テレビの電源を切ると、ジャージに着替えスマホを持つ。

 玄関でいってきますを言い、家を出た。


「さて、どこを走るかな・・・」


 30分位走ろうと思った俺は、家の近く、片道およそ12、3分で着く神社まで走ることにした。


「あ! おーい! みつる~」


 神社の中間まで走ってくると、後ろから聞き覚えのある声がした。

 ゆっくりと立ち止まり、声のした方を振り向いた。

 するとそこには、中学の頃まで同じ学校に通い、クラスメイトだったこともある安藤(あんどう) 咲乃(さきの)がいた。

 安藤さんは走る速度を早め、こっちによってくる。


「久しぶり。元気だったか?」

「ああ、久しぶり、安藤さん」


 彼女は俺の前で立ち止まると、少しだけ息を切らしながら、そう言った。


「やっぱりその呼び方かよ~。いつも咲乃でいいっていってるじゃん。それで? 充はどうしてここに? いつもこの時間にはここを通るけど、一回も見たことなかったぞ?」 

「今日は早くに目が覚めてな、時間があるからってことで神社まで走る予定なんだ」

「へぇ~。なんだ、中二病の再発で筋トレし始めたとかじゃないのか」

「当たり前だ。と、言いたいところだが、昨日も転んだとき変な夢を見たからな。完治したとも言いきれないんだ」


 俺はそう言って笑った。

こんにちは琴音です。

こうなったら、どこまで行けるかやってみようと思い、進行方向を私の中で完全に決めた回でした。

できる限り色々な伏線を回収し、張っていこうと思っています。

なので、灰色猫のクリストファーさんが今後どのように進めていくのかが、より一層楽しみになりました。


それでは次回は第8回でお会いしましょう。

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