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関ヶ原の戦い もし小早川秀秋が天才だったら

作者: 大日本帝國

とある茶室


「では、金吾殿お頼みしますぞ。」

「うむ…あい分かった。必ずや徳川殿と共に豊臣家に弓引く逆賊石田光成を討伐いたしましょうぞ!」

金吾といわれた若い男は、拳を握りながら力強く決意したのだった。

「では、これにて」

「うむ」

そして、男は出て行った

残った男の名は。小早川秀秋

史実では、天下分け目の関ヶ原の戦いにおいて西軍から東軍に寝返り東軍の勝利を決定づけた人物である。

その2年後急死している。(享年21歳)

大谷吉継が関ヶ原の合戦において自害する際、秀秋の陣に向かって「人面獣心なり。三年の間に祟りをなさん」と言って切腹し、この祟りによって狂乱して死亡に至ったという逸話も残されていれるが、実際に残されている病歴からは酒色(アルコール依存症)による内蔵疾患が死因として最有力である。


ここから先は、秀秋の視点で進めていきます。




…逆賊か 家康よ、お主のが逆賊でないか!

…しかし今の秀頼様と豊臣家の状況を見ると

豊臣家存続は難しい

伯父上太閤秀吉様の死

利家殿の死

徳川の野望

伊達や黒田も天下をねらっておる

さらにバテレンを使いこの日の本を乗っ取ろうとしておる

なれば、1次は裏切り者と罵れようとも徳川につき1大名として豊臣家を再興させるべきか…

「だれか!」

「はっ!」

「筆と紙を持ってこい!」

「はっ!」

これをなすためには、徳川の天下で中枢部に入りこまんとな




そして関ヶ原

…西軍有利か

今ここでわしが動けば西軍が勝てるかも知れんが、

長期戦になり内部から崩されるかもしれん。

真田家が足止めをしておる徳川本隊が来てしまうの

脇坂や吉川は裏切るとの情報を得ているから

この陣からしてまだ動くべきではないな


パパン! パパン!

…銃声?

そうか家康め脅しのつもりかまあ乗ってやろうではないか

「全軍!大谷軍へ攻撃を開始せよ!」



…終わったか光成殿すまぬ豊臣家再興は必ず成し遂げて見せよう!

あの世似てしばしまたれよ




そして、秀秋は、豊臣家再興のため準備を開始としたのだった。


「誰か! 紙と筆を!」

「はッ!  秀秋様!秀頼様への書状をしたためる前に光成殿のところに行くでしょうな?」

「お主何奴!」

グサ!

「徳川が臣服部家の弥助だ」

「…ぐふ …そうか 」

光成殿、秀頼様申し訳ござらぬ


そして秀秋の生涯は終わったのだった


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