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十四話

稚拙な文とストーリー構成ですみません


1学年 平民(カーミナー)クラス イクシノース



今目の前には階段状に机が設置されていて自分は

黒板を背に立っている



机にはたいして歳が変わらないであろう少年少女が座っている



とても緊張する…




隣には制服に身を包んだアイリが立っている



こう言うのは最初の印象が大事って言うし少しだけ礼儀正しく行ってみようかな



「本日付けで1学年の平民(カーミナー)クラスの

イクシノースに編入しました

奈々(ナナミヤ) 芽衣(メイ)です。


分からない事だらけなので

いろいろと教えてくれると幸いです

皆さん宜しくお願いします(ニコッ)」



胸に手を当て45°のお辞儀をし


顔をあげニコッとスマイル!



どうだ!



反応を伺う


中学に入学した時の自己紹介の時に買った

《自己紹介.〜友達千人出来るはず上級編〜下巻》

定価3500円

に頼る事にした


たしか「取り敢えず笑顔.ひたすらに笑顔」と書かれていたので


試してみたのだが…


わずかに

教室が騒がしくなる



「ねぇ、メイくんだって


髪の色かっこいいね」



「いやいや瞳の色見なよ。


オッドアイだよ、始めて見るわあんなの」



「顔も良いかもー」



「すげぇ!黒髪なんて始めて見るぜ!」



「黒髪だと魔法の素養ってどうなるんだ?」



「バーか。魔法の素養がなけりゃあここには入れねぇだろ?」



「はははっ確かに!」



俺を置いて盛り上がらないでくれー

生徒の方々よー


平民のクラスだからみんな言葉もかたくなく

話しやすそうだ


印象もそんなに悪くないみたいだしよかった



パンパン



「ほらほら!混乱しちゃってるだろーもう少し静かにしなさい


次の人が自己紹介できないだろう」



教師が教卓を叩いて注意をうながす


教室が十分静かになったのを見計らってアイリが口を開く




「同じく1学年の平民(カーミナー)クラスの

イクシノースに編入しました


アイリーン・オル・バルティシェルです


苗字がありますが事情があり今は平民階級です。


皆さん気軽にアイリって呼んでください


よろしくお願いします」




…………………




「「「「オオオォォォォォオ!!!」」」」





数秒の静寂の後、

教師が爆発したのかの様な歓声があがった




「か、可憐だっ美しい!!」



「結婚してくれぇ!!」



「美少女はぁはぁ」



おいあきらか大きい友達混じってるよ



二番目は自重しろっ!!!





「ほ、ほら、お前らは

下から7段目の右端の机

が空いてるからそこに座ると良い」



教師が若干引きながら促してくる



確かにこっちから見て7段目の右端は空いている



他の席は空いてないみたいだし


いいか


机は3等分してあり


3人ずつ座っている、


7段目までに登るまでに体を触られたり

質問されたりで


席についた時には心も体もボロボロだった


お尻も触られた


流石にアイリを触ろうとする輩は


感覚覚醒使って

阻止しといた


人だかりを抜けた先には隣の席になる女の子が居た


目が合う


大人しそうで可愛らしい雰囲気だ

青いの瞳をもち髪の色は水色。

目は少し垂れている

水色の髪ショートカットにしている

内気そうだ

リスみたいな子だな



その隣にいる女の子は

活発そうなイメージだ

翡翠色の髪で

前髪は可愛らしいM字で

後ろは白いリボンで

ツインテールにしている

目はぱっちりしていて

瞳の色は翡翠色だ

ひんに…


スリムだ…


何故か睨まれた


それに……



それに……本来耳がある位置から



翡翠色の猫耳が生えている


同じ色の尻尾までついている



ね、猫耳だとおおお!




「宜しく、お隣さんになるかな?

メイって呼んでくれ」



「よろしくお願いします、アイリってよんでね。」



「よろしくなっメイっ!アイリっ!

……んでさー良かったら仲良くしてよ!」



フウがアイリとメイの間に割り込み

肩を組み寄りかかってくる


身長差があるのでつま先がプルプルしてる


か、可愛らしいっ!


思わず撫でてしまう



「……ふにゃ〜ん


ハッ!


なにをするっ!?」



すこし尻尾が揺れてるのがまたいい

催眠術にかかりそうだ



「ち、ちょっとフウ、


やっぱり無理矢理はだめだよお」



「ちょ!?


ちょっと!メイ!


なにしてんよっ!」



焦るアイリ



2人は小動物みたいだな



見ていてなごむ



「わっ、すまないつい…


で、仲良くだっけ?別に構わないよ?


こちらこそよろしくな」



「わたしもよろしくねっ!」



「決っまりー


うちの名前はフウ!

よろしくな!


つか!頭を許したのは油断したからであって別に気持ちよく無かったからなっ!!」



う、うんもう見てるだけでなごむ



「あ、ありがとうございます


あたしの名前はユリアです!


よ、よろしく」








昼休み




魔法学院の校舎の形は四角く


真ん中が吹き抜けになっている為、そこは中庭になっている




今、メイとアイリはフウとユリアに誘われて

中庭にある草原に4人で座ってご飯を

食べている


因みに今日のお弁当は

アイリが作った

のリリンガルの和え物と

グレムンの竜田揚げだ

残りの半分の隙間にはご飯が詰めてある


リリンガルとグレムンは

前に宿で出されたのを

アイリも自分も気に入った為

週に一度はお弁当の具材になっている



「うわっ メイの弁当豪華じゃん!


自分で作ってるの?


うちはママが作ってくれた

お弁当だ!」



フウのお弁当は唐揚げと

魚の煮付けの様だ


半分以上唐揚げが占めている


フウのお母さん…


いや、何も言うまい



「ほ、本当だぁ


凄い豪華なお弁当だね


今日あたしは食堂の購買で売ってる

パンだよ」



ユリアは揚げパンとサンドイッチ


それに瓶に入っているフルーツジュースだ



「ちがうよ、お弁当はアイリが作ってくれているんだ。」



アイリが頬を染めて下を向いている


実はアイリお弁当も中身が同じなのだ



場の空気が2.3度下がった様な気がする



「にゃんですと…


アイリこれはどーゅーことかな?」



フウの質問をユリアが期待を込めた眼差しで見てくる





「お、同じ家に居候してるんだ」



「そ、そうよっ!他意はないわよっ!」



ないのかー


少し落ち込むなこれは



「な、なんですとー!


どどどとうせいっ!?」



「ちょっと!フウ落ち着いてっ


メイが居候って言ってるじゃん


あ、アイリさんも他意は無いって言ってるじゃん」




アイリは可愛いから


虫がたからなければ良いのだが…



「なるほど、


メイとアイリさんの関係はズバリ!?」



フウが猫耳をピコピコさせて

詰め寄ってくる


そんな事を知っても意味ないとおもうんだけどなあ



アイリがこっちをチラチラ見ながら期待した眼差しを送ってくる



「旅を共にして

同じ師匠の元で修行する仲…かな」



「そ、そうなんだ…(・・)のの弟子仲間なのかぁ」



なんか脚色されてる気もするがまぁ良いだろう



アイリはすこし不服そうだ…



頬を膨らましている



そうだ放課後アリーナも解放されるし



アイリを誘って模擬戦でも

してみるか

遅れます

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