婚約破棄ですか? そのお話なら、結末まで知っていますわ
「貴様との婚約を破棄する!」
「こ、これは―――噂に聞いていた婚約破棄ですわ~!!!」
私は思わず、両手を打ち合わせた。
ぱあん、といい音が、静まり返った王立学園の大広間に響き渡る。
つい先ほどまで、卒業を祝って楽団が華やかな曲を奏でていた。
それが今は踊っていた方々も足を止めて、給仕までお盆を持ったままこちらを見ている。私の隣にいた令嬢は、口元を隠した扇の陰から目だけを大きく見開いていた。
「……なぜ喜ぶ?」
「だって、本物は初めてですもの!!」
目の前には、婚約者のオズリック殿下。
その腕には、平民の特待生であるミーナさん。
ミーナさんが私を見て、それから殿下を見上げた。
殿下もミーナさんを見下ろした。
殿下の腕に身を寄せて、上目遣いに殿下の様子をうかがう女の子。
その子をかばうように立ち、こちらをにらむ王子様。
昨日読んだ本の挿絵では、たしか、ここで令嬢が泣き崩れていましたわね。
──ああ、とても綺麗な挿絵として映えそう!!
そうそう、待ち望んだのはこれですわ。
私、つい昨日もこのお話をしておりましたの。
***
「最近、婚約破棄が流行っているのですって」
午後のお茶の席でそう言うと、妹のリリーが苺のタルトから顔を上げた。
庭に面した窓は開け放たれていて、リリーの髪を結んだリボンが、風に揺れていた。
今日は珍しく、殿下からのお呼び出しもない。妹は朝から料理長にお願いして、私の好きなお菓子を用意してくれていた。
「まあ。お父様がまた頭を抱えてしまうわ」
「実際の縁談ではなくて、物語の中のお話よ。お友達から借りた本、三冊続けて、一ページ目で婚約破棄だったの」
「せっかちな殿方ばかりね」
「最後の一冊なんて、最初の一行が『貴様との婚約を破棄する!』だったわ」
仮にも婚約者に向かって、『貴様』はないでしょうに。貴様、は。
本を汚さないよう、私はお皿から少し離れたところに積み上げた。
表紙の令嬢は、三人とも、それはもう幸せそうに微笑んでいる。
「婚約って、破棄されても悲しくはないの?」
「もっと素敵な殿方と結ばれるから、大丈夫みたい。それにね、お馬鹿な妹が、お姉様の婚約者を欲しがるお話も多いのですって」
「どうして?」
「お姉様のものなら、なんでも欲しいのだそうよ」
リリーの視線が、私のお皿に落ちた。
タルトがほしいのかしら。
「……お姉さまばっかり、ずるいですわ!! ……こんな感じ?」
「ドンピシャですわね。……タルト要ります?」
「ありがとう、お姉様」
切り分けたタルトを受け取って、妹はにっこり笑った。
そんな妹に、私も笑い返す。
「あなたも、オズリック殿下が欲しくなったりする?」
「要らないわ」
「まあ。少しくらい考えてあげてもいいのに」
「だって殿下、お姉様とお茶を飲んでいても、ご自分のお話ばかりでしょう? わたしはお姉様のお話が聞きたいもの」
「ふふ。では、婚約者を取り合う心配はないわね」
「ええ。わたしが取るなら、お姉様のほうだわ!」
リリーが楽しそうに笑った。
……私もオズリック殿下よりもリリーがほしい、なんて言ったら不敬かしらんね。
頬を寄せてくる妹の口元に、タルトのかけらがついている。
拭いてあげると、もっと嬉しそうな顔になった。
「でも……お姉様。殿下に婚約を破棄されたら、嫌ではないの?」
「そうねえ……」
王太子妃になるためのお勉強は、毎日みっちり三時間。
そのあとで、殿下の終わっていない課題を手伝うこともある。
先週なんて、妹と約束していた観劇まで取りやめになってしまった。
たしかに、これまでのお勉強が無駄になるのは勿体なくはあるけれど──
「その時はその時かしらね」
「お姉様、ちっとも悩まないのね」
「だって、物語は物語ですもの。陛下がお決めになった婚約ですし、そう簡単には――」
「……あの殿下なら、陛下に黙って言い出しそうだわ」
「さすがに、それはないでしょう?」
「だといいのだけれど」
──そんな日常の一幕。
翌日、まさか本物の婚約破棄が見られるなんて、その時の私は夢にも思っていなかった。
***
「ホンモノの婚約破棄ですわ~!!!」
「聞こえている! 俺が言ったんだ!」
殿下が顔を赤くした。
私は慌てて扇を開く。
(いけませんわね。人前で、はしゃぎすぎてしまいました)
ミーナさんは、殿下の腕に隠れるようにして立っていた。
こちらと目が合うと、怯えた顔で肩をすくめる。
……私が何かを言うのを待っているようだけれど、困りましたわね。
まだ、婚約を破棄するというところしか聞いておりませんの。
「失礼しました。それで、理由はなんですの?」
「おまえがミーナに行った数々の嫌がらせだ!」
「まあ、"そっち系"ですのね」
「"そっち系"とはなんだ!」
殿下が憤慨した。
「教科書を隠し、飲み物をかけ、階段から突き落とそうとしたそうだな!」
「「まあ! それ、読みましたわ」」
……あれ?
なんか近くにいた令嬢と、声がハモってしまった。
これは読み友だち候補ね。
殿下が、ぎくりとそちらを見た。
「後半の階段は、女の子が自分で転んでいるんですのよね」
「わたくしが読んだ本では、お友達にドレスを破かせていましたわ」
「ああ、ありましたわね。主人公にやられたことにして、殿下に泣きつくの」
ミーナさんが、自分のスカートを押さえた。
……裾のあたりが、少し破けている。
こいつ、"やった"わね?
「皆様、お詳しいのね!」
「セシリア様こそ。婚約破棄って聞こえたものですから、つい」
いつの間にか、私の周りにお友達が集まっていた。
殿下とミーナさんを囲んでいた方々まで、少しずつ、こちらに移動してくる。
さっきの令嬢が、私の袖を引いた。
「セシリア様、大丈夫ですの?」
「ええ。驚きましたけれど」
「ああ、よかった。泣いていらしたら、どうしようかと」
私の顔を確かめると、彼女も扇を開いた。
その隣のお友達が「このあとは、陛下が現れるのかしら」と小声で言う。「それとも隣国から、素敵な殿方が?」なんて──私も人のことを言えませんが、大概、物語脳ですわね!?
私もつられて、会場の扉を見てしまった。
「おしゃべりをするな! セシリア、いいからミーナに謝れ!」
「してもいないことで謝るのは嫌ですわ。それより殿下、魅了の魔法にかかっていらっしゃらない?」
殿下の肩が、ぴくりと跳ねた。
「な、なぜそのようなことを?」
「お話によっては、殿方がすっかり操られていることもありますの。はっきり言ってミーナさんは、とても怪しいですわ。……もしそうでしたら、神官様に診ていただかないと」
「必要ない! ミーナの指輪には、もう魔力が残っていないからな!」
会場が静かになった。
私は扇を閉じた。
「……へえ。魅了の指輪を、お持ちなの?」
「た、ただのおまじないです!」
ミーナさんが、殿下の腕をぎゅっとつかんだ。
「殿下とずっと仲良くいられるようにって、それだけで……」
「そうだ! だが俺は、そんなものがなくともミーナを愛せると言ったんだ!」
「では、もう正気でいらっしゃるのね?」
「もちろんだ!」
一度は、魅了の魔法にかかってるではありませんの!
っていう突っ込み待ちかしら。
会場の空気は、とっても冷ややかだ。
隣ではミーナさんが、頭を抱えている。
どの物語にも負けないぐらい、この王子はアホ王子だったらしい。
周りの令嬢たちも「正気ですって」「ご自分でおっしゃいましたわね」と顔を見合わせていた。
殿下だけが、その様子を満足そうに見渡している。ミーナさんが必死にヤメロと上着を引っ張っても、まるで気づかない。
「これ、もしかして、転生ヒロインのお話かしら?」
今度は、二人一緒にびくりとした。
「前世の記憶があって、ご自分が物語の主人公だと信じている女の子ですわ。殿方を攻略するだとか、決められた筋書きだとか、変わったことをおっしゃるの」
「……ミーナ?」
「ち、違います! 運命のお話です! 殿下とは、前世から結ばれる運命で!」
「そうそう。私を追い出すと幸せになれると、なぜか信じていらっしゃるのですわよね」
「ど、どうしてそれを知ってるの?」
ミーナさんの声が、ひっくり返った。
殿下の上着をつかんでいた手が離れ、今度は私を指さす。
さっきまでの怯えてた猫っかぶりな女の子は、どこかに行ってしまったようだ。
「お友達から本を借りましたの」
勉強になりますわね、読書って。
妃教育の先生にも、今度お勧めしてみようかしら。
「わ、わたしがヒロインなのに……」
「まあ。では、私はなんですの?」
「悪役令嬢……」
ハッと、ミーナさんが口を押さえた。
大丈夫、この場にいる人たちは、だいたい知っていますわ。
悪役令嬢。言葉にすると、とても良い響きですわね。
「あとは……隣国のスパイというお話もありますわね」
がちゃん。
殿下の肘が、近くのテーブルのグラスにぶつかった。
「ス、スパイだと!?」
「……殿下?」
「ミーナの叔父上は、隣国で商売をしているだけだ! それだけでスパイ容疑など──」
殿下は、倒れたグラスにも目をくれず早口になった。
──まだ、何も聞いておりませんのに。
ミーナさんがアカンと言うように首を横に振っているのに、殿下はお構いなしだ。
「隣国で商売を?」
「ああ。俺とミーナの仲を応援してくださっている! 王宮の暮らしについて手紙で質問されるのも、姪の将来を心配しているからで――」
「殿下、もうしゃべらないで!」
ミーナさんが、両手で殿下の口をふさいだ。
その指には、紫色の指輪がはまっている。
近くにいた神殿のご令嬢が、顔を寄せて小さく言った。
「セシリア様。あれ、確かに魅了の魔道具ですわ」
「まあ。では、やっぱり殿下は?」
「いえ、今はかかってませんわ。あの指輪、もう魔力が切れていますもの」
ミーナさんが、口をふさいだまま殿下を見た。
殿下は、その手を外して力強くうなずいた。
「心配するな。たとえ魅了の指輪で一度は操られていたとしても、誰から何を言われようとも、俺は自分の意思で君を選んだんだ!」
正気に戻って、なおミーナさんを選んだ一途さは褒めてあげるべきかしら?
私の婚約者でなければ、だけどもね。
──ダイナミック・自白に、ミーナさんが天井を仰いだ。
***
「それで、このあとはどうなるのかしら」
隣の令嬢が、興味津々といった顔で言った。
私も、気になっておりましたの。
「私が読んだ本では、殿下は廃嫡されていましたわね」
「わたくしの本でもそうでしたわ」
「国外追放パターンが好きですわ」
「お相手は修道院でした」
殿下の顔から、すうっと赤みが引いた。
「待て」
「北の山奥にあるところですわよね」
「ええ。朝は鐘と一緒に起きて、畑を耕して」
「待てと言っている! 俺は王太子だぞ!」
私たちは、そろって殿下を見た。
「「「ですから、まず廃嫡されるのですわ!」」」
「貴様ら、不敬だぞ!!」
誰も聞く耳を持たなかった。
隣のミーナさんが、殿下の袖を引く。
「そ、そんな。殿下、廃嫡って王様になれなくなるってこと!?」
「そんなことにはならない」
「でも、そうなったら、お城には……」
「ならないと言っているだろう!」
殿下の声に、ミーナさんがびくっとした。
「修道院なら、まだ優しいほうですわよね」
青いドレスの令嬢が、扇をぱたぱたさせた。
「最近読んだお話では、お二人とも処刑でしたもの」
「わたくしも読みました。隣国と通じていたんでしたわね」
「あら。では、同じお話かしら。最後は、広場で公開処刑に――」
「「公開処刑!?」」
殿下の声が裏返った。
ミーナさんも、ぎょっとした様子で目を見開く。
「ええ。見せしめですって」
「続編では処刑場が観光名所になっていましたわ」
「あら、なら違うお話でした。わたくしのほうでは、跡地が幽霊たちの溜まり場に」
「やたらとえぐいんですわよね、処刑シーン。生きたまま皮をはいで、一晩かけて助けてくれ助けてくれ~~~って声を無視して真っ赤な肉塊が……」
殿下の顔は、真っ白を通り越して真っ青になっていた。
青いドレスの令嬢は、隣のお友達と本を貸し合う約束をしている。
殿下は何か言いたそうに、二人の間に手を差し出しかけた。けれど「処刑される前の台詞が、とても長くて~」なんて言葉を聞いて、引っ込めてしまった。
「で、でたらめだ! 王子がそんな簡単に処刑されるはずがない!」
「最初は皆様、そうおっしゃいますのよね」
「『父上が黙っていないぞ』って」
「そのお父様が命令なさるんですのよね」
殿下が、開きかけた口を閉じた。
「あのっ、わたし、平民なんですけど!」
ミーナさんが片手を上げた。
「王族とか、政治とか、そういうのは、よく分からなくて……!」
「ええ。ですから修道院のお話も多いのだと思いますわ」
「じゃあ、わたしはそっちで――」
「ただ、スパイだった方は残念ながら──」
神殿のご令嬢が、途中で口をつぐんだ。
ミーナさんが、身を乗り出す。
「スパイだった方は? スパイはどうなってしまうの??」
「……わたくし、昨夜はそこで読むのをやめましたの。眠れなくなりそうで」
「スパイだった方はどうなってしまいますの~~~!?」
そんなに気にしたら、まるでスパイだと自白するようですのに。
「お、おい。セシリア」
「はい」
「俺たちは、まだ学生だ。間違えることだってあるよな」
我が元・婚約者の王子が、なんか縋り付くようにそんなことを言ってきた。
これは今さら縋り付いてももう遅いするべきかしら。
私が答える前に、お友達の令嬢が好き勝手なことを言う。
「ですから──学び直しましょう。鉱山の強制労働で!」
「よかったですわね、殿下。そちらの物語なら生きていらっしゃるそうです」
「何もよくない! ……というか、現実を物語と同列に扱うな!!!」
ごもっともですが、最初に物語のようなアホな行為を仕掛けてきたのは殿下なんですよねえ。
殿下はミーナさんと一緒に、一歩下がった。
さっきまで、あんなに大きなお声だったのに、今は蚊の鳴くような声だ。
「セシリア。あの、婚約破棄の件だが」
「はい、婚約破棄は承りましたわ!!」
「いったん、なしに――」
「殿下、取り返しのつかないことってありますの」
「お姉様~~!!!」
その時、大きな扉が勢いよく開いた。
桃色のドレスの裾をつかんで、妹のリリーが立っている。
その後ろで知らせに走ってくれたらしい我が家の侍女が、肩で息をしていた。
「リリー。ちょうどよかったわ。ホンモノ、本当に見れたのよ」
「今、聞きました! 殿下が、お姉様との婚約を破棄して、やってもいないことで謝らせようとしているって!」
「ええ。いろいろと当たっていて、びっくりしていたところよ」
妹は、殿下をにらみつけた。
私は楽しんでいたのだけど、妹は激おこぷんぷん丸だった。
「リリー嬢、誤解だ。俺はちょうど、セシリアと話し合いを――」
「お姉様が、どれだけあなたのために時間を使ってきたと思ってますの?」
妹は、手袋の裾をきゅっと引いた。
いつもは、殿下と二人にしてほしいと言われると、妹は席を外していた。
今日は一歩も下がらない。それどころか、殿下が後ずさりするぶんだけ、靴音を響かせて近づいていく。
「お茶も! お買い物も! 観劇も!」
「リリー嬢?」
「あなたのせいで、何回、わたしが我慢したと――!」
ミーナさんが、すっと殿下から離れた。
私たちも、道を空けた。
「そのうえ、お姉様をいじめましたねええええ!!!」
妹の右の拳が、殿下の頬にめり込んだ。
──まあ。
殿下って、あんなに飛ぶんですのね。
***
後日、陛下から何度も頭を下げられた。
婚約は、私の望みどおり白紙になった。
結び直すかどうかも、私が決めてよいそうだ。
殿下は、どうにか廃嫡を免れた。
というのもミーナさんの叔父様に送っていた手紙には、国の秘密がひとつも書かれていなかったのだ。
『俺は剣術大会で三位になった』
『セシリアに手伝わせて、課題をすべて終えた』
『ミーナが、俺を世界一格好いいと言ってくれる』
その三通を陛下に読み上げられたとき、殿下は「もう殺してくれ」とおっしゃった。
なぜか呼ばれた令嬢たちが「羞恥攻めですわ~!」などと、盛り上がっていた。
処刑はなし。鉱山奴隷もなし。
今回は、若気の至りということで見逃していただけるそうだ。
ただし、次に私に課題を押しつけたり、同じ騒ぎを起こしたりしたら、その日のうちに王宮から追い出すとのこと。
陛下が「分かったな」と尋ねると、殿下は腫れた頬を押さえて、何度もうなずいていた。
転生ヒロイン、ことミーナさんは修道院に入った。
出発の際、護送の馬車を見て「修道院から皇帝に見初められる話もあるし……」なんて呟いていたので、きっとしぶとく生きていくことだろう。
なんだかんだで、私はミーナさんのような逞しいご令嬢は好きだ。
次に会ったら、転生ものの物語を渡してあげようと思う──嫌がらせですの? って怒られそうだけどね。
それからの殿下は、よく働いた。
私の手を借りずに勉強をし、夜中まで政務を習っていた。
時々、わがままを言いかけては、隣にいるリリーの顔を見てビビリ散らかしていた。
「セシリア、今日こそ二人で出かけないか」
「あら。今日はリリーと観劇の約束がありますの」
「では、明日は──」
「明日は、王妃教育です。結局、マルエル様が逃がしてくれなくて──せっかく婚約破棄したのに」
「……まだしてない」
「なら、頑張ってくださいませ。帰りにお菓子を買ってきますわね」
殿下は、差し出しかけた薔薇の花束を置いて、机に戻った。
翌日も頑張っていたので、お菓子を二つに増やした。
その翌日には、お父様が「あれは本当に殿下か」と首をかしげていた。
「お姉様、そろそろ参りましょう」
「ええ。今日は新作の喜劇だったわね」
妹が私の腕を取る。
その手袋を見て、書類に伸びた殿下の手が、少しだけ速くなった。
「リリー。殿下を取らない妹でいてくれて、ありがとう」
「要らないもの。最初からわたしが欲しいのは、お姉様だけだもの」
妹が、私の肩に頬を寄せて、にっこり笑った。
――そういえば最近は、お姉ちゃん大好きな妹ものなんてのも流行っていたわね。
【作者からお願い!】
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