第三生徒会ルート 第一話(改)
三つの生徒会が支配する島、南洋校舎。
ひとつの自治区であり、ひとつの都市であり、三つの自治区であり、三つの都市であり。
そこは南洋の学び舎。
遥か彼方の絶海孤島。
第三生徒会ルート
第一話
~北郷一刀「慣れるのに丸二日かかりました。・・・今でも我慢しています。」
湖や湾内を進む船に比べて、外洋を渡る船の中は快適とはいえない。
大きく揺れるし上下に動くし目も回る。
下手をすれば十数メートルの浪を降下することすらある。
とはいえ、そんな揺れなどはまだいいし、狭い部屋などについては気にしないことにしていた。
が、いくら新入生の男が僕一人だからといって、女の子と同室って言うのは行き過ぎだと思う。
はじめは驚き喚いた彼女たちも、この三日にわたる船旅でいつの間にか慣れてしまったようで、まるで気にしない様子で着替え始めたりするのが困る。
思わず部屋を飛び出すと、背後で笑いが聞こえるあたり、からかわれていることは間違いない。
でも、彼女たちは、初めてのルームメイトたちは、あけすけで気持ちいい感じの女の子ばかりで、何となく仲間意識を感じさせてくれては、いる。
「・・・北郷、いいよ。」
言葉少なな彼女、楽進 凪に声をかけられ部屋の扉を開くと、すでに干田 沙和も李 真桜も寝間着になっていた。
「いやーん、カズトってばのぞき~」
「あかん、あかんでー、ちまよったらあかんよー」
ここ毎日くる返される言葉に苦笑い。
「・・・沙和、真桜。北郷が居づらくなるようなことを言うな。私たちは【飯スト】なんだからな。」
「あははは、凪ちゃん、冗談なのー」
「そうやそうや、日々日々の交流で好感度があがるんやでー」
『な(ね)ー?』
この船旅で一部屋が4人構成になっていて、食事の順番やお風呂の順番も部屋ごとになっていた。
四人ひとチーム構成の形態は、じつは明後日に到着する南洋校舎でのシステムに繋がる。
今のところは仮のチームだけど、南洋校舎に到着すれば、改めて希望者がひとつのチームとなり、学校生活をともにすることになるのだ。通称【飯スト】
「あーあ、なんで一刀くんだけ、勧誘じゃぁいけないのかなぁー。ちょっと不満なのー」
「そうやなー、うちらの勧誘がオッケーなら絶対うちら「ひとチーム」やもんなー」
「・・・私も、北郷と・・・」
「凪」「凪ちゃん」
思わず三人が抱きしめある。
ちょっと感動的な風景を端から見ているには訳がある。
実のところ、今年度に入学できた男子が自分しか居ないため、学校側の配慮により強制勧誘やアプローチを禁止にして、チームの自由選択を僕自身が行うようにしたのだ。
事前に僕はオリエンテーリングで、飯ストを組む際の注意事項を言い含められている。
たとえば「恋愛感情で組むな」とか「損得勘定で組むな」とか、いろいろ。
確かにこの場の感情で決められるなら、確かの彼女たちと組むのもおもしろいと思うのだけれども、事情が許さないなら仕方ない。
カイゼルヒゲの理事長からも、きつくその辺は言い含められているし。
「・・・僕さ、この船旅は一生忘れないと思うよ。凪、真桜、沙和、君たちと過ごしたこの船旅は、ぜったい。」
目をうるうるさせた三人が僕に飛びついたところで証明が消えた。
もちろん、消灯時間だからであり、不純な行為のためではない。
~北郷一刀「・・・絶句の風景。」
長い長い船旅を終えて港に到着した僕たちは、蒼天を見上げて、そして目がつぶれるほどの青い海を見回した。
静かな海と青空の境がない、そんな話を思い出すほどの青。
呆然とする僕たちを取り囲むように人垣ができた。
「よくきた、新入生たち! すでにこの土地を踏んだ君たちは戦う心構えと己を磨く才覚があるものたちと断ずる」
小麦色で銀髪美女が、ジャージをひっかけたチノパンTシャツ姿で現れた。
「私の名前は蓋黄 祭、合同保険局の監督じゃ。」
ぐいっと胸を張る美女、祭先生をおもわずみていると、彼女の視線が僕とぶつかる。
「・・・・ほほぉ、お主が開校以来初めての男、か。」
にやりとほほえむ彼女が指を鳴らすと、人垣が一気に動いた。
「北郷一刀、ソナタを一時保険局預かりとすることは許可を得ている。おとなしく同行してもらおうか。」
背後でゴゴゴゴゴゴと言う音が聞こえるような笑顔の祭先生と僕の間に三人が前にでた。
「・・・出航時、理事長から説明された話と違う。」
「そうやそうや! 一刀は一刀の意志ですべてを決める、そういうことにんっとるはずや!!」
「そうなの、そうなの!!」
思わず我が飯ストたちの友情に胸を熱くした。
「・・・ふん。聞いていなかったのか? 我らはすでに許可を得ている、といっているのだよ。」
思わず一歩下がる三人であったが、高らかな声がそれを遮る。
『許可ですって? それは誰の許可なのかしら!?』
人垣を割るように現れた三人。
一人は小柄な金髪美少女。
一人は長身長髪、黒髪が似合う美少女。
そしてもう一人は、長身長髪の長髪をみじかみに変えるだけで先ほどの美少女とうり二つな少女。
その三人をみて祭先生は舌打ちをした。
「少なくとも第一生徒会は許可していないわよね? あと理事会も許可していないのは確認しているわ。」
響くような声に祭先生は歯がみした。
「しかし、あなたが合同保険局の監督なのも、あなたが言う許可がでていることも真実だとすれば、誰が、許可をしたのかしら?」
小さな舌打ちとともに祭先生と人垣がその場を散った。
その有様に新入生たちは歓声を上げる。
「ごめんなさいね、新入生のみなさん。私は第一生徒会の曹巍カリン。あなたたちの出迎えに遅れたせいで妙な連中にチャチャを入れられてしまったわ。」
すっと彼女は頭を下げた。
「あなたたちのこれからの生活が第一生徒会とともにあるのならば、私たちはそれを喜んで受け入れ、そして栄光をともにすることを約束するわ」
にっこりとほほえむ曹巍カリンの笑顔に周辺すべてがフラフラと歩いてゆく。
「な、なな、一刀。第一生徒会、ってええんちゃうか?」
「なのーなのー、ちょっといいかんじなのー」
「・・・あの手腕、ただ者じゃない」
三人ともに僕もろとも踏みだそうとしたところで、僕は踏みとどまった。
南洋校舎に三つの生徒会あり。
まだ一つしかみていない。
僕がそういうと、三人とも目が覚めたかのような表情。
「・・・一刀、頼りになるなぁ・・・・」
「・・・北郷、冷静だ」
だって、これ、詐欺商売の手法だし。
その言葉に三人の表情が固まる。
「どういうことなのー?」
甘いことばとサプライズ、優しい勧誘と逃げ出しづらい状況。最後に勧誘された方に自主意志があったかのようにはんこを押させる。
「なるほど、・・・・せや、やば、こんなんにひっかかったらオカンになさかれてたでー」
「・・・北郷、本当に冷静。」
「・・・今度、ショッピングの時についてきてほしいのー」
おもわずそんな話をしているうちに、第一生徒会側に行っていないのは僕たち四人だけとなった。
「・・・あら? あなたたちは私たちと栄光をつかんでくれないのかしら?」
上品で気品ある笑顔、だけどちょっとだけ口元がひくついている気がする。
「なにか気に障ることがあったかしら? ・・・北郷一刀。」
曹巍カリンのその言葉に、同じ船に乗ってきた同級生たちも「こっちにこようよ」「カリン様といっしょにいこうよ」と声をかけてくれたが、僕は首を横に振る。
「・・・私たちと来れば、必ずあなたたちを厚遇するわよ?」
にっこり微笑む天恵の微笑み。だけど其の仮面の厚みはさほど厚くない。
だから僕は胸を張る。
「所属生徒会の決定は、上陸から一週間の猶予があります」
「・・・そうね、確かにその通りよ」
「そして、この一瞬で決めてしまうには、この南洋校舎は広すぎます」
思わず、本当に思わずなのだろう。
曹巍カリンの眉が瞬間的に揺れた。
仮面の一部が剥がれ落ちた。
「・・・そうね、そのとおりね。確かに南洋校舎をみないうちに決めてしまうにはもったいないわ」
固まりつつあった笑顔を一瞬おさめ、そして真顔で自分たちの元にきた少女たちをみた。
「私たち第一生徒会は、この南洋校舎随一の勢力範囲と資本力を持っているわ。この南洋校舎にあって唯一、本土と同等の生活が約束されているのも私たちだけ。確実な生活の上で勉学を基礎とした生活ができることを望む人は、私たちときてちょうだい。自由意志よ。」
そういってその場を去る彼女へ、僕たちをのぞく新入生すべてがつき下だった。
そうして、港から新入生の集団が姿を消した。
思わず呆然としたままに、大した影響力だ、と感心する僕たち四人の元に駆けてくる影があった。
「もう、鈴鈴ちゃんがいつまでもご飯食べてるから!!」
「桃香お姉ちゃんも、お化粧にじかんかけすぎなのだぁ!」
「だってぇー、第一印象がぁーーーー」
「それで遅れてては意味がありません!」
「うわーん、愛紗がこわいーーーー!」
なんというか、かなり騒がしい連中が僕らの前にきたところで、三人呆然。
「あ、あれ? 新入生は、これだけ?」
「・・・すまん。他の新入生はどこに?」
ふわふわ髪の女の子の隣で、謹厳実直が服を着たかのような少女が僕らに視線を向けた。
「・・・みんな、金髪ロリロリに連れて行かれたでぇ」
真桜のその一言に、三者三様に肩を落とす。
「・・・・ごめんなのだ。鈴鈴がご飯を途中で、やめなかったのがいけなかったのだ。」
「いいえ、鈴鈴ちゃん。私がいけないの。」
「そんなのこと無いのだ。」
「二人とも、視線をあげましょう。少なくとも勧誘対象はゼロではありません」
今気づいたかのように僕らをみる二人の少女。
おずおずとフワフワ髪の少女が僕らに聞く。
「・・・えっと、カリンさんの勧誘がきてたんですよね?」
同時にうなづく僕たち。
「で、なんで一緒に行かなかったんでしょか?」
ふわふわ髪の少女の一言に、真桜と沙和が得意げに語る。
「せやかて、あんな詐欺臭い段取りなんか信じられるか、つうんや。」「そうなのそうなの、冷静に聞いてれば怪しいの」
やんややんやと胸を張る二人を軽くはたいた凪は、ふわふわ髪の少女に向かっていった。
「・・・私たちも行きそうになったが、北郷が怪しいといったのでな。」
その人ことで、少女たちが絶叫をあげた。
『北郷~~~~~!?』
~北郷一刀「洋風建築ってスキですよ?」
とりあえず、彼女たちの案内で仮の宿を提供してもらった。
今日から一週間で自分たちの所属する生徒会を決める、そんな拠点に彼女たちは自分たちの住処を貸してくれるというのだ。
彼女たちが住む場所は、昔風の洋風長屋であった。
真っ白なペンキで外装が塗ってあり、風雨に耐えているである外装は、結構なモダンさを醸し出していた。
入り口には看板がかけてあり、達筆な文字でこう記されていた。
『第三生徒会 本部棟』と。
思わずそれを見入る僕たちにふわふわ髪の少女は言う。
「あ、気にしないで。ここで生活するからって、第三生徒会には入れってことじゃないから。ただ、ちょっとだけ家事を手伝ってくれるだけでいいんだー。」
えへへ、と笑う少女の後ろで、謹厳実直と自称鈴鈴は切望の目をしていた。
僕たち四人で台所を掃除したが、そこは魔界のようだったと言うしかなかった。
基本的にカップものしか無く、インスタントかレトルトが少々という状態では栄養状態はしかるべき、だった。
冷蔵庫にも飲料水以外無く、あきれることこの上なし。
昨今の男子高校生の方がまだマシだろう。
思わず冷たい目で見ると、たじたじとする三人。
「まぁまぁ、料理ができる女子なんか、この島にはこんわ」「そうそう、沙和たちだって・・・・。」
そう発言する沙和と真桜をみて、きわめて絶望の色を濃くした三人。
「・・・一応、煮炊きはできる」
凪の一言に目を輝かせた三人。
そんなわけで、僕と凪が台所担当、空腹三人組が買い物という流れになった。
買ってきたもののバランスは最悪だったけど、卵とバラ肉が入っていたことに気をよくした僕は、凪とともに台所に立った。
「北郷、とりあえず私は『煮炊き』だけだ。」
「・・・・」
そんなわけで、米と吸い物を担当してもらい、僕は包丁を握りふるった。
・・・・しばらくして・・・・
有り合わせのもので適当に炒め物とオムレツを作った僕に会わせるように凪の方でもご飯ができる。
本当は蒸す時間がほしかったんだけど、おかずにあわせる方向で食卓に出した。
「う、わー、おいしそうなのだ・・・・・・」
「ほ、ほんと、おいしそー・・・・」
「うん、久しいほどに・・・。」
三者三様の台詞だったけど、全員が早く食べたいと目で言っていた。
「ふむ、これは久しいなぁ?」
ふらりと現れた一人の少女は、いかにも自然に食卓に座る。
「おお、星。起きていたか?」
「ふむ、ひさしくインスタント以外の匂いにつられた。」
色素が薄そうな髪の毛の少女は、こちらをのぞき込みそして感心する。
「なんと、噂の男子ではないか。桃香もなかなかやるではないか!」
ばんばんとふわふわ髪の少女をたたくが、彼女は苦笑い。
「まだ勧誘できてないの。」
「ではなぜここにいる?」
視線がこちらに向いたので、いきさつを説明すると彼女は大いに笑う。
「詐欺? 結構ではないか。少なくとも赤貧にあえぐ第三や行動目標不明な第二に比べれば、楽な生活ができるぞ?」
でも、と思う。
「出会いのはじめが騙し討ちじゃぁ信頼できませんよ。」
僕のその言葉に、凪を筆頭に真桜と沙和が頷く。
それを聞いた謹厳実直がしかり、と頷いた。
「君はまっすぐな瞳をしているな。」
にこやかなほほえみとともに右手を差し出した。
「私は雲関 愛紗。そのまっすぐな心が私たちとともにあるなら、いつか道が交わると信じる。」
雲関さんは僕に続き、凪、沙和、真桜に握手を交わす。
「私は第三生徒会の劉蜀 桃香。一週間の仮住まいかもしれないけど、よろしくね」
「私は子雲 星。第三生徒会所属だ。」
ほかにも数人居るそうだが、実のところ所属人数の少なさで言えば三生徒会一だそうだ。
一応、昔は隆盛を誇る時期も一時期だけあったそうだが、第一生徒会台頭に削られるように勢力範囲を失っていたっという。
劉蜀さんが生徒会には行った頃にはすでにこのようかん長屋とその周辺しか影響力がない状態だったそうで、最近になってやっと教室棟間での影響力を復帰したという。
この場にいない数名も、影響力を維持するための巡回をしているそうで、人手がにことこのうえないそうだ。
「北郷」「一刀」「一刀くん」
三人が三人とも言わんとしていることを理解した。
そして僕も同じ気持ちだった。
その一歩を踏みだそうとしたところで、テーブルに突っ伏した少女がうめく。
「難しい話は、ごはんのあとにするのだぁ・・・・・」
然りと笑う僕たちは手を合わせる。
『いただきます』
少しだけ芯があるお米だったけど、それでも噛み心地のよい出来だったので、みんなのおなかにどんどん入っていった。
満腹で船をこぎだした少女、飛張 鈴を劉蜀さんが部屋に連れてゆくと、僕もテーブルを片づけ始める。
一通り片づけたところで全員のお茶を入れた。
眠ってしまった飛張 鈴をべつにすると、その場に集まった人員は次の通りだった。
第三生徒会長 劉蜀 桃香
第三性都会副長 雲関 愛紗
第三生徒会書記 子雲 星
新入生 北郷 一刀
新入生 楽進 凪
新入生 李 真桜
新入生 干田 沙和
これに加え、新学期の事務折衝にでていた二人の少女、
第三生徒会会計 葛城 朱里
第三生徒会会計 鳳 雛里
を加えた9人がテーブルを囲んでいた。
しばしの沈黙の後、口を開いたのは劉蜀さんだった。
「おいしいご飯をありがとうございました。」
久しぶりの手料理に涙を流した四人に加え、送ればせの二人にも振る舞ったところ、本気で泣いていた。
おいしいおいしいの繰り返しはうれしい以上に申し訳ない気持ちにさせられる。
みたところ、鈴鈴と同い年ぐらいの、そう小学生ぐらいの女の子に、どんな生活をさせているのだかともおもったが、この南洋校舎に来る人間が保護だけを求める、そんな人間であるはずがなく、たくましさも発揮した。
「桃香さん!ぜひとも、ぜひとも勧誘しましょう!!」「(こくこくこく)」
二人の幼女ががっちりタッグを組んだわけだが、劉蜀さんは苦笑いで彼女たちを諭す。
「公平な目で、平等な目で、まっすぐにみてほしいんだよ。それが第三生徒会。」
少々不満そうな二氏の少女だったが、すぐに納得し、笑顔でうなずく。
なるほど、「徳」の生徒会、というわけか。
そんなやりとりの後、劉蜀さんの言葉に返すわけではないけど、凪が口を開いた。
「・・・まだ全てをみたわけではありません。まだ南洋校舎が鈍なところかもわかりません。でも、でも、私は、ここに帰ってきてもいいでしょうか?」
「・・・沙和、こういう雰囲気好きなの。暖かくて、家族ってかんんじで。ほかの生徒会がどんなところかわからないし、知らないけど、沙和はここすきだよ」
「うちも、ここなら好き、やな。第一はちとこわい。」
おどける真桜をみて、僕も頷いた。
「たぶん、今が道が交わるときなんだと思う。今を逃したらたぶん流れに飲まれて消えてしまう気がする。だから・・・・」
僕が、凪が、沙和が、真桜が、右手を差し出して重ねる。
「僕たちは、僕らは、第三生徒会に所属を希望します」
涙で瞳をぬらす劉蜀さんが、笑顔で頬を染める雲関さんが、不適な笑みを浮かべる子雲さんが、うれしそうな笑顔の葛城さんが、真っ赤になりつつ鳳さんが、その手を合わせた。
「鈴鈴だけ仲間はずれはずるいのだ!!」
飛び込む飛張さんが。
この場にいた全員の手が重なった瞬間、何かを感じた。
背筋を駆け抜けるような、前進がしびれるような、それでいて心地よい何かを。
後で思う。
この瞬間に全てが動き出したんだろう、と。
本編はじまりました!
ちょっとごちゃごちゃとしている感じはありますが、元のキャラの真名は残すようにしています。
解りにくかったらごめんなさい。
大本である真恋姫のようなルート選択はありませんが、「第三」が終了次第「第一」「第二」「番外」となる予定です。
その間、皆さんに飽きられないように頑張りたいと思います。