表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/10

第8話 ゴブリン討伐報告、そして街の噂?

ブックマークや「★★★」で、魔王軍に力をください!応援よろしくお願いします!

 ギルドの扉を押し開けると、室内の喧騒が瞬時に静まり返った。冒険者たちの視線がこちらに突き刺さり、ざわざわとした噂話が耳に飛び込んでくる。


「……本当に帰ってきやがった……あの親子が。」


「ゴブリンリーダー……巣ごと片付けたってマジかよ?」


「指一本で冒険者を壁に吹き飛ばすって噂も……」


 冒険者たちは妾たちを避けるように道を開ける。その反応に、リオが不思議そうに首をかしげた。


「ママ、なんかみんな見てるね?」


「気にするなリオ。お主の活躍が彼らには刺激的すぎたのじゃろう。」


 妾たちは堂々と受付嬢の前に立つ。金髪碧眼の美しい受付嬢は、ぎこちない笑顔を浮かべて震えていた。


「セ、セリーヌ様、お疲れ様です……!」


「ふむ、依頼は無事に完了したぞ。ついでにバジリスクと巣穴に潜んでいたゴブリンリーダーも駆除しておいた。」


「つ、ついでって……!!」


 受付嬢の顔が真っ青になり、ギルド内はどよめきに包まれた。


「ゴブリンリーダーを駆除って……普通の冒険者じゃ無理だぞ……」


「あり得ねぇ……一体何者なんだ……」


 冒険者たちが妾たちの方を見ながらざわめく中、リオが自慢げに声を上げた。


「ママが最強だからね!それに、僕も頑張ったんだよ!」


「ふむ、よくやったのじゃリオ。妾の息子として恥じぬ活躍じゃ。」


 妾の強さに噂が広まる中、またしても空気を読まぬ輩が現れる。


「おい、ちょっと待て!お前があの噂の母親かよ!」


 声の主は、筋骨隆々の中年冒険者。態度がいかにも「俺がここで止めてやる」感満載じゃ。


「あぁ、妾に用か?」


 挑発するつもりはなかったが、男は鼻息荒くこちらに詰め寄ってきた。


「てめぇみたいな女がバジリスクやゴブリンリーダーを倒せるわけねぇだろうが!」


「ふむ、そうかの?信じられぬなら試してみるか?」


 妾が静かに手を構える――が、男は言葉を詰まらせたまま、じっと妾の胸元を見つめる。


「……っ!」


 顔が一瞬で真っ赤に染まる。


「お主、どうした?」


「な、なんだその山脈はッッ!!ズルいだろうがぁぁぁッ!!」


 唐突に叫ぶ男。場内が一瞬、シーンと静まり返った後――。


「山脈って、お前www」


「バカすぎだろwww」


「冒険者人生の終わり方が斬新すぎだろwww」


 冒険者たちの爆笑が巻き起こり、隣のテーブルで酒を飲んでいた男まで吹き出しておる。叫んだ本人は顔を真っ赤にしながらなおも騒ぎ続ける。


「こんな不公平が許されていいのかッ!?あんな絶景を見せられて、どう平常心を保てってんだぁぁッ!!」


 妾は呆れたように眉を上げた。やれやれ、こういう輩は相手をすると無限に騒ぐものじゃ。


「お主、命をかけてそれを言うとは……妾も驚いたぞ。」


 しかし、男は勢いを止めるどころかさらに前のめりに叫ぶ。


「この異次元の山脈が、俺を狂わせるんだッ!!」


 妾はため息をつきながら、男の額にそっと人差し指を置いた。


「これがズルい胸を持つ女のデコピンじゃ、覚えておけ。」


 パチンッ!


 ズガァァァン!!


「山脈www」


「終わったなwww」


 冒険者たちの笑い声が響く中、男は壁にめり込んだまま気絶した。


「壁、また壊れた……」


 妾はため息をつきながら指を動かし、一瞬で修復を完了する。


「これで問題ないじゃろ?」


「いやいや、問題だらけだよ!!」


 受付嬢は震えながら、報酬を差し出してくる。


「こちら、報酬の銀貨5枚と……追加分の金貨1枚です!」


「うむ、妾たちの働きに見合った額じゃな。」


 リオと一緒にハイタッチをして、ギルドを後にする。


 街へ戻る道中、妾はふと妙な気配を感じた。


「ママ、どうしたの?」


「少し、妾たちの噂が広がりすぎておるのう。」


 リオはきょとんとした顔をしているが、妾の視線の先には黒いローブに身を包んだ男が立っていた。


(……ただの冒険者ではないな。)


 妾は心の中で呟く。何かが起こりそうな、そんな予感が胸の奥に漂う。


「ママー、次は何をするの?」


「次はダンジョン探索じゃ。少し腕試しをしてみるかのう。」



 2024年、最後の投稿です!今年もたくさんの応援ありがとうございました!✨


 冒険者の「山脈」発言に場内爆笑!? セリーヌの胸を巡る騒動が繰り広げる、笑撃の一幕。場内の笑い声が響く中、親子の冒険はますます盛り上がります!謎の影が暗躍する次回、新たな展開に乞うご期待――!


 お気に入り登録やフォローをして、親子の冒険を見守ってください!2025年も笑いと感動の冒険をお届けしますので、引き続き応援よろしくお願いします!✨

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ