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騎鋼兵団No8Wー56の熱い胸の内

作者: 黒銘菓

 設定のみです。書く予定は未定です。

 現実世界で子どもを庇って事故に遭遇した八木五郎。彼が次に目覚めたときには魔法と科学の発達した異世界で機械生命体、騎鋼兵団No8Wー56として目が醒めた。

 その世界は発達した魔法と科学の代価で荒廃し、魔法で変化した細菌生物、マギウイルスで汚染されていた。

 無機質の体を持つ騎鋼兵団はそのウイルスを世界から駆逐し人々に笑顔を取り戻すために日夜戦っていた。

 空を緑色に変える竜を堕とし、深海を黒く染める海蛇を海の藻屑に変え、ウイルスを撒き散らす怪物を倒しつつ、ウイルスに苦しむ人々を保護してきた。

 血肉の通った肉体ではない。常に戦いは命懸け。隣の盟友は明日には過去に置き去られる。そんな過酷な環境で彼はそれでも笑っていた。

 血肉が無くとも熱い心はあった。

 命懸けでもその意味はあった。

 隣の盟友が明日過去になっても生き残った者が明後日に連れて行く。

 だから笑っていた。仲間と冷たい体の第二の人生を楽しんだ。


 そんなある日、No8Wー56は仲間とはぐれて孤立。そして偶然ウイルス感染を是とする非道なテロ組織のドクターと彼と共にいた怪我人と遭遇したのだった。

 血だらけの怪我人を前にドクターは言った。

 「血が足りない!どうか君の血液を分けて欲しい!」と。

 嗤った。騎鋼兵団No8Wー56に血液なんてない。オイルと間違えているのか?と。

 ドクターはそれを怒らず、どころか悲しい表情を向けてきた。

 「そうか、君は自分が何か知らされていないんだ(・・・・・・・・・・)()。」

 そして、彼は言った。

 『緊急離脱システムテスト:パイロット離脱』

 自分の鋼の体が開き、そこから血肉の通った自分の肉体が現れた。



 彼は知る。騎鋼兵団の正体を。

 彼は決断する。騎鋼兵団No8Wー56でも八木五郎でもなく己の熱い信念に則って全ての仲間を救うと。

 彼は真の戦いに身を投じる。

 今、騎鋼兵団No8Wー56は赤熱し、八木五郎の心臓は強く鼓動する。

 『焦土作戦実行』・『異世界転移と転生の違いとは?』というキーワードが頭の中で激突した結果、なぜか生まれました。SFかもしれないと思ったのですが、私がSF分野に暗く多分ファンタジー寄りでは?と思ってジャンルはファンタジーにしてあります。

 そして、折角設定を作ったのなら書いてメモしておかねば。作ったのなら投稿したいと思い、設定だけこうして置く次第です。どうか、ご了承を。


 我ながらどう足掻いてもロクな世界ではない……。

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