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夜桜と暁   作者: ゆっくりシャクレ
第二章“魔塔篇”
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第二十話『開幕』

千夜「なんで⁉︎暁君‼︎暁君ってばぁ!」

理玖「うるせぇな、ゲホッゴホッくそっ!血すら出てこねぇ。お前の方が能力に詳しいだろ?」

千夜「え?う、うん。」

理玖「なら教えてくれ。魂の傷を治す方法を。」

千夜「わ、分かった!えっとね。術式(パワーアーツ)にあってね、“神の慈悲(ケセド)”って言うものがあるから、使ってみてよ。」

私は涙目になりながら応える。

暁君に涙目になってるのに気付かれて、頭をポンポンされる。

千夜「良いから早く治してよぉ。」

少し恥ずかしかなったから誤魔化すためにそう言う。

するとそれにすら気付いたかのように、

理玖「治してるから。もう。ほら、奴等倒すために手伝えよ。」と、優しい声色でなんというか、あやすようにしゃべって来たので、

千夜「頭ポンポンやめて!あとあやしてる⁉︎」

理玖「チッ!分かった分かった」

もう。

?「さて、後はもう奴だけね。って、既に居たのね。殺してあげる!」

千夜「私⁉︎」

?「『華』様の仇!」

千夜「ああ、そういうことね。成程。暁君!S級技能(ロード•オブ•アーツ)聖剣之帝王(エクスカリバー)】出して!」

私は相手が魂に触れ、私が何者かを判断する事まで気付き、

魂ではなくとも、聖なる力を持つものならば魂に攻撃を喰らわされないで済む。だから、私は、暁君から【聖剣之具現剣(エクスカリバー)】を手にする。そして、

千夜「“|聖天之一撃《セイクリッド•バスター》”‼︎」

?「なっ!ぐぁあ!成程。この『es』正規下級メンバー、No.19ウナに一撃を食らわせるとわね。」

千夜「そういうの良いから。『光天煉獄•聖』‼︎」

エクスカリバーからの聖属性を逆流させ、私に流し、体術で攻撃する。

ウナ「いたぁ!」

千夜「早く降参しなよ。それとも、拷問されたい?」

ウナ「拷問てなに⁉︎」

千夜「分かった。されたいんだね。」

理玖「すんな!」

そう言って私の頭を叩く。

千夜「いった〜!」

ウナ「えーと、『華』さんの事覚えてますか?」

千夜「誰?」

ウナ「、、、え?」

ウナが、怒りの目で私を睨みつける。

ウナ「、、、殺す。」

千夜「へ⁉︎」

ウナ「S級技能(ロード•オブ•アーツ)魂之帝王(デスサイズ)】」

そう叫び私に対して、その巨大な紫色の鎌を振り回してくるーー!

ウナvs千夜戦開幕かな。



えっと、これから更にカッコ良くなる筈なのに、自分勝手に打ち切りしてしまい、申し訳ありませんでした!

これから、しっかりと更新して行きたいと思います!

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