第二十話『開幕』
千夜「なんで⁉︎暁君‼︎暁君ってばぁ!」
理玖「うるせぇな、ゲホッゴホッくそっ!血すら出てこねぇ。お前の方が能力に詳しいだろ?」
千夜「え?う、うん。」
理玖「なら教えてくれ。魂の傷を治す方法を。」
千夜「わ、分かった!えっとね。術式にあってね、“神の慈悲”って言うものがあるから、使ってみてよ。」
私は涙目になりながら応える。
暁君に涙目になってるのに気付かれて、頭をポンポンされる。
千夜「良いから早く治してよぉ。」
少し恥ずかしかなったから誤魔化すためにそう言う。
するとそれにすら気付いたかのように、
理玖「治してるから。もう。ほら、奴等倒すために手伝えよ。」と、優しい声色でなんというか、あやすようにしゃべって来たので、
千夜「頭ポンポンやめて!あとあやしてる⁉︎」
理玖「チッ!分かった分かった」
もう。
?「さて、後はもう奴だけね。って、既に居たのね。殺してあげる!」
千夜「私⁉︎」
?「『華』様の仇!」
千夜「ああ、そういうことね。成程。暁君!S級技能【聖剣之帝王】出して!」
私は相手が魂に触れ、私が何者かを判断する事まで気付き、
魂ではなくとも、聖なる力を持つものならば魂に攻撃を喰らわされないで済む。だから、私は、暁君から【聖剣之具現剣】を手にする。そして、
千夜「“|聖天之一撃《セイクリッド•バスター》”‼︎」
?「なっ!ぐぁあ!成程。この『es』正規下級メンバー、No.19ウナに一撃を食らわせるとわね。」
千夜「そういうの良いから。『光天煉獄•聖』‼︎」
エクスカリバーからの聖属性を逆流させ、私に流し、体術で攻撃する。
ウナ「いたぁ!」
千夜「早く降参しなよ。それとも、拷問されたい?」
ウナ「拷問てなに⁉︎」
千夜「分かった。されたいんだね。」
理玖「すんな!」
そう言って私の頭を叩く。
千夜「いった〜!」
ウナ「えーと、『華』さんの事覚えてますか?」
千夜「誰?」
ウナ「、、、え?」
ウナが、怒りの目で私を睨みつける。
ウナ「、、、殺す。」
千夜「へ⁉︎」
ウナ「S級技能【魂之帝王】」
そう叫び私に対して、その巨大な紫色の鎌を振り回してくるーー!
ウナvs千夜戦開幕かな。
えっと、これから更にカッコ良くなる筈なのに、自分勝手に打ち切りしてしまい、申し訳ありませんでした!
これから、しっかりと更新して行きたいと思います!