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夜桜と暁   作者: ゆっくりシャクレ
第二章“魔塔篇”
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第十八話『魔塔1F』

千夜「ここが魔塔。」

ゴクリっと唾を飲む。

光「さぁさぁ!行くよー。」

そう光が言い、私達は魔塔へ潜り込んだ。

そして、突如出逢う。まぁ、RPGと言えばのスライムなのだが。

千夜「はぁ!」

私は修行で身につけた付け焼き刃の体術でスライムに挑む。

が、しかし、私の拳がスライムを砕く事はなく、逆にひんやりとした粘着質の液体?個体と液体(糊みたいな液体)の中間のようなものが私の腕を包んでゆく。そこで私はやっと気づく。

千夜「痛っ⁉︎」

光「え⁉︎大丈夫?」

燈「くっ!」

燈と光、そして氷花の所へもスライムが数匹程集まっているため気が抜けない。つまり、スライム一体程度自分でなんとかするしかないのだ。

氷花「『全体魔術(クリアマジック)』‘初’“氷多礫(アイシクルストーンズ)”!」

氷花が、みんなのためにと全体魔術をかける。これにより、燈、光、氷花のスライムは5体にまで減ったが、私のは、既に左肩の方まだ包まれている為消滅していない。

千夜(ヤバいヤバいヤバいヤバい!)

私は焦り、右の拳で正拳突きをする。勿論効くわけもなく、更に取り込まれてゆく。

千夜「痛ぁ!」

(痛い?なんで?)よく見ると、私の左手は既に指が、親指、小指、中指が喰われて無くなっている状態だった。

私は焦る。

ここである事を思いつく。私は弱い。だからこの5ヶ月、毎日毎日倒れ込む程修行した。修行の課題は二つ。

戦闘力をひたすら増やす修行。

次に、

副属性を混ぜる修行。

それを思い出し、私は『炎』属性を左腕に纏わせる。

スライムは一瞬にして溶ける。

ギリギリ撃破できた。

千夜「危なかった。はぁぁぁぁあ! 体術『炎』!

“火焔撃”‼︎」

私は勢いに乗ってスライム達に体術(回転脚的なもの。)

を浴びせる!こうして、スライムの群れを蹂躙する程の実力を得たのだった


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