第十七話『今後の方針』
久しぶりの長編!
千夜「ねぇ。これからどうしたらいいの?」
理玖「うーん、まぁ、取り敢えず魔塔にでも登ってみたらどうだ?後、これからは助けない。まぁ、俺らの館に帰ってくるなとは言わねぇよ。」
私は少しショックだった。何故ならこの状態からの改善すらもほぼ手伝わないというのと同じだったからだ。けれど、
千夜「わかった。行ってみるよ。ありがとね。」
そう答える。私が最大限成長してから告白だ。この思いを。
大丈夫。私なら出来る。
理玖「ああ。」
こうして、私は旅立った。
――――――5ヶ月後。
私は戦闘力《20》パワー《20》パワー質《2》まだあげた。これなら少しは戦えるだろう。取り敢えず魔塔のある街には着いている。行く前に軽く魔塔の解説をしてから行こう。
“魔塔”
そこは、E級魔物からz級魔物まで存在する恐ろしい塔である。ちなみに魔物の階級は、E級、D級、C級、
B級、A級、S級、SS級、SSS級、Z級まで存在する。
まぁ、流石に初見殺しのようにさっきまでE級だけだったのに突然Zが!ってのはない。何故なら、Fを一階下る毎に強くなるからである。まぁ、確かに修行にはちょうど良い。あと、暁君
(仲直りし、更に好意の表れとして、暁君と呼んでいる。)に教えられたのだが、どうやら、そこの調査、踏破を生業とする、冒険者が存在するのだと言う。ちなみに冒険者の本社のようなもの(アジト?)を拠点院という。職業自体は探索と呼ばれるらしい。
ちなみに私は拠点院を目指している。
成程成程。初心者大歓迎って書いてあるしここにしようかな。拠点名、“旅立ちの団”である、そこまで厨二心くすぶるような名前じゃ無かった事にがっかりしつつも、
千夜「お邪魔しまーす!」
?1「どーぞー!」
?2「ギルドスタッフ団長わたしなんだけど⁉︎」
?3「ふっふっふ言ったもん勝ちなのさ!」
千夜「え、えーと、」
?2「あ、ごめんね?私の名前は緋色 燈って言うの。宜しくね?」
千夜「あ、宜しくお願いします!」
一瞬引いてしまったのは置いといて、他の人の自己紹介も聞いてみよう。
?1「やぁやぁ“初級炎術師”橘 光よ!宜しくね!」
千夜「はい!宜しくお願いします!」
うん、スタートって言ってたってことはこの人も初心者か。そして、、、こいつか。馬鹿は。
?3「私は“初級氷術師”氷室 氷花よ。宜しくね。」
千夜「宜しくお願いします!」
燈「ごめん。私は“初級陽光術師”で、この“旅立ちの団”冒険者団長です。改めて宜しくね。そして、敬語は大丈夫だからね?」
千夜「分かりまし、分かった。宜しく!燈、光、氷花!」
“旅立ちの団”「宜しくね!」
燈「えーと、まずは冒険者登録しないとね!」
千夜「えーとなにをするんですか?」
燈「まず、技能あったら教えて。そして、使える術式そして、体技、技があればおしえて?」
千夜「使える技能は、『戦力天眼』だけ!それ以外まだ何も使えない。」
燈「分かった。まぁ、アーツ達は頑張れば覚えれるもんね。よし、終わり!貴女はE級冒険者だね。よしっ!このメンバーで、“魔塔”行くぞーー!」