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夜桜と暁   作者: ゆっくりシャクレ
第二章“魔塔篇”
16/24

第16話『夜桜と暁』

千夜「くっ。ゲホッゴホッ!」

血を吐く。そして、少しずつ歩き出す。(歩くといっても、腕で這いずるのだが。)あと、49m

キモ「あ?誰が動いて良いつったぁ!」

内蔵が見え隠れする上半身と下半身の繋ぎ目にナイフを更にもう一本突き刺す。

千夜(っ!でも、耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ。大丈夫大丈夫。私なら耐えれる。例え肺が刺されようが這え!)

自分の中でもう決めたのだ。反撃しないと。反撃すればするほどきっと殺しにかかる。こう言う奴等は決まってそうだ。

千夜「ぐううううううう!」

後、48m‼︎ひたすらに這う。

キモ「そんなに死にてぇなら死ねぇえええええ!」

心臓に突き刺理玖「殺すなよ。折角頑張ったんだからさぁ。」

千夜「え?ゴホッ!ゴホッ。」

理玖「もう喋んな。そんで、お前はこうだ!」

と、叫び、キモ男をぶっ飛ばす。流石に死んではないだろう。

理玖「はぁ、俺って、成長させる才能ないのかな。」

と言いながら私の身体に触れ治癒する。

千夜「ありがとう、、、」

俺は完全に感謝以外の意味を含んでいることがわかったがワザと黙っておく。

言ったら負けのように感じたからだ。今日は夜桜舞い散る最悪の日だったが、今はもう暁の朝焼けが少しづつ濃くなってゆく。

夜桜 千夜の頭を撫でてやり、(夜桜 千夜という名前は接続で教えられた。)

俺の時間をしばし楽しむ。俺は暁という時間が好きだった。だからこの名字で良かったと思う。

私は彼の時間を少しの間楽しむ。私は夜桜舞い散る時間も暁もどちらも好きだ。これからは、反省と感謝と、、、今言ってしまったらきっとすぐに断られるから押し込めた気持ちと共に、そして、いつか彼と楽しめるように、と、そうこの生まれ変わったかのようなスッキリとした朝焼けに願った。

夜桜「   “夜桜と暁”だね。」

暁 「はぁ、“夜桜と暁”か。 」

初タイトル回収です!

どうでしょうか?半ば無理やりな気もしますが。

是非感想宜しくです♪

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