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夜桜と暁   作者: ゆっくりシャクレ
第二章“魔塔篇”
14/24

第十四話『追い出された少女』

?「どうしよう。ちょっと待って。ヤバい?」

ちなみに私の本名は、夜桜 千夜。千の夜と書いて、千夜(ちよ)と読む。それにしても、やばい。こんな街道で、しかも、真夜中に女の子残すとか鬼畜の所業だよ⁉︎

やばすぎる〜‼︎

?「お嬢さん。ちょっと俺たちといい事しないかい?」

え、キモ。

まぁ、一応そんな不細工ではない。顔は標準と言ったところか。

まぁ、こんなクソ雑魚一瞬でしょ。

千夜「戦力天眼(バトル•ヘルパー)

ふんふん。成る程。

戦闘力《10》

パワー《10》パワー質《1》

パワーとは、戦闘力の各パラメータに付ける事のできる、オプションである。ゲームで言うところの、ボーナスパラメータ若しくはスキルポイントと言ったところか。

パワー質とは、パワーの質である。としか言えない。

千夜「さて、どうやって解剖しようかなぁ?」

キモ「は?馬鹿じゃねぇの?きっしょ。解剖とか言ってんの?キモいわー。」

千夜「は?殺す。」

キモ「死にてぇようだなぁ?」

と、ナイフを持ち出して私に対して突撃する。

私は今まで感じたことの無い程の圧を感じ思わずへたり込む。

千夜(あれ?なんで?こんな雑魚さっさと殺せ)キモ「あれぇ?どうしたんだぁ?もしかして口だけ番長かぁ?まぁいいや。そのまましねぇ!!」

そう言い放ち、私のお腹に深々とナイフを突き立て、

しっかりと刺した。

千夜「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

激痛で叫ぶ。痛い。初めて攻撃を喰らったかもしれない。

千夜「痛ぁあ!」

(嘘でしょ嘘でしょ⁉︎そんな深々と刺す?痛い痛い痛い。ぐぅぅぅ‼︎)

キモ「俺とヤってくれる気になったら言えよ。」

千夜「はぁ?だ、れが!ぐぁぁぁあ!」

2本目が腕に刺さる。

(こいつは狂ってる。嫌、)

千夜「来るなぁ‼︎」

力一杯叩く。

一ミリも効いていない。

そして気づく。私の戦闘力は《1》なんだと。

夜桜と暁公式で、最強キャラランキング作りまーす‼︎

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