第十四話『追い出された少女』
?「どうしよう。ちょっと待って。ヤバい?」
ちなみに私の本名は、夜桜 千夜。千の夜と書いて、千夜と読む。それにしても、やばい。こんな街道で、しかも、真夜中に女の子残すとか鬼畜の所業だよ⁉︎
やばすぎる〜‼︎
?「お嬢さん。ちょっと俺たちといい事しないかい?」
え、キモ。
まぁ、一応そんな不細工ではない。顔は標準と言ったところか。
まぁ、こんなクソ雑魚一瞬でしょ。
千夜「戦力天眼」
ふんふん。成る程。
戦闘力《10》
パワー《10》パワー質《1》
パワーとは、戦闘力の各パラメータに付ける事のできる、オプションである。ゲームで言うところの、ボーナスパラメータ若しくはスキルポイントと言ったところか。
パワー質とは、パワーの質である。としか言えない。
千夜「さて、どうやって解剖しようかなぁ?」
キモ「は?馬鹿じゃねぇの?きっしょ。解剖とか言ってんの?キモいわー。」
千夜「は?殺す。」
キモ「死にてぇようだなぁ?」
と、ナイフを持ち出して私に対して突撃する。
私は今まで感じたことの無い程の圧を感じ思わずへたり込む。
千夜(あれ?なんで?こんな雑魚さっさと殺せ)キモ「あれぇ?どうしたんだぁ?もしかして口だけ番長かぁ?まぁいいや。そのまましねぇ!!」
そう言い放ち、私のお腹に深々とナイフを突き立て、
しっかりと刺した。
千夜「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
激痛で叫ぶ。痛い。初めて攻撃を喰らったかもしれない。
千夜「痛ぁあ!」
(嘘でしょ嘘でしょ⁉︎そんな深々と刺す?痛い痛い痛い。ぐぅぅぅ‼︎)
キモ「俺とヤってくれる気になったら言えよ。」
千夜「はぁ?だ、れが!ぐぁぁぁあ!」
2本目が腕に刺さる。
(こいつは狂ってる。嫌、)
千夜「来るなぁ‼︎」
力一杯叩く。
一ミリも効いていない。
そして気づく。私の戦闘力は《1》なんだと。
夜桜と暁公式で、最強キャラランキング作りまーす‼︎