第十話『音凶VS雪華4』
とうとう副団長までやられちまった。
?「チッ!くそっくそっ!ならば!C級技能【狂乱妖】‼︎」
この力なら、なんとかなるのでは無いのか。俺の【狂乱妖】ならば、なんとか。
雪華「よ。『白銀雪衣』。」
馬鹿な⁉︎俺の能力によって、最低でも3倍はしているのに。
そんな。クソッ!クソッ!クソックソックソクソクソクソクソクソクソクソクソックソクソクソクソ‼︎‼︎
己ぇぇぇ!
ならば、最大値の倍数で、しかも最高峰の化け物を使っ
「『神剣線』」
彼が最後に聞いたのは、雪華の、技の名だった。
そして、その悲惨な現状を【es】の最強の右腕。
S5 団長『華』は見ていた。そして、
雪華の事を危険と判断し、即座に殺害した。
唯のパンチ“一撃”で。しかも、原子となるほどの一撃である。
その名も“原子化の拳”である。しかもこれは、頑張れば誰でも到達できる領域である。まぁ、勿論頭おかしい程の努力は必要だが。
唯一瞬の打撃でこの威力が出たのは、この者が、強すぎる所以だろう。
そして、仲間であるS5 No.5ジディア。彼女の能力は端的に言えば、“呪い”である。
ジディア「え?早っ。もう終わったの?」
華「へ?う、うん。」
ジディア「まぁいいや。S級技能。【呪い之帝王】‼︎『亡者操呪印』」
華「3人しか操れないのよね?誰にするのよ?」
ジディア「取り敢えず1番強い「雪」、「愛」。まぁ、もうひとり、『戦吸』にしよーかなぁ。」
華「いいんじゃ無い?」
こうして、『es』に欠番されていた、3人分の地位が、確立された。
次回はとうとう主人公活躍するぞ!