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最終章 ミルド村のアキト 七話

レフィーナ視点です。

 ハウランゲルからミルド村に帰ってくると、ぼくは真っ先にヘルガを呼び出して森で話し合った。

 ミルド村北部にある森の中央には、ぼくとヘルガ以外は立ち入れない区域があり、そこで密かに子供を育てているのだ。

 ぼくとアキトくんの子供は既に蕾まで成長している。人間で例えるなら今は胎児にあたり、花が咲くことで出産となるのだと思う。


「妾はてっきりぶどうが育つのだと思っていたのだが、これはレフィーナと同じで薔薇の花ではないか?」

「後継ぎとして産んだから、花の外見はぼくに似たんだと思う。でも、人部分の顔はアキトくんに似る部分も出てくると思うよ」

「であれば、やはり早急に打ち明けた方が良いだろう」

「うん。明後日、アキトくんの家で食事会をすることになっているから、そこで打ち明けるつもり。ヘルガも来てくれるよね?」

「もちろんだ。妾も今まで黙っていたことを兄上に謝りたい」


 アキトくんは許してくれるだろうか?

 さすがに、この子を殺したりはしないと思うが、場合によってはミルド村を追放される可能性もある。

 ハーピーの掟から外れた存在とはいえ、ロゼも長い間ハーピーとして育てられた女性であり、勝手にアキトくんと子供を作ったぼくを許してはくれないと思う。




 そしてあっという間に時間は過ぎて行き、アキトくんとの食事会の日になった。

 ぼくはヘルガと共にアキトくんの家へと赴き、インターホンを鳴らす。


「待っていたぞ、入ってくれ」


 ぼくとヘルガを出迎えてくれたのは、アキトくんではなくロゼだった。まだアキトくんにもロゼにも何も話していないのに、心なしかロゼが不機嫌な顔をしているような気がしてしまうのは、ぼくは意識しすぎているせいだろうか?


「なんだ? 二人とも家に来るのは初めてではないだろう? なぜそんなに緊張しているんだ?」

「へ? あ、そ、そうかな?」

「べ、別に緊張などしていないぞ?」


 二人して声をひっくり返らせそうになりながらも答えると、ロゼは軽く首を傾げてから中へと案内してくれた。

 二階の広い部屋へと通されると、キッチンで料理をしているアキトくんと目が合った。


「よう、いらっしゃい。もう少しで出来るから待っててくれ」

「……うん」


 アキトくんとロゼは明らかに様子のおかしいぼくに対して必要以上に突っ込まずにいてくれている。きっとぼくが話しやすい空気を作ろうとしてくれているのだ。

 ヘルガはというと、ぼくが話す前に本題を話すわけにはいかず、かといってこれから話す内容を知っているだけに、下手な世間話をするわけにもいかないので、ぼくと同様に緊張した面持ちで料理が並べられているテーブルについた。

 食事が始まると、しばらくの間は最近アキトくんの料理の腕が上がって来た話題で夫婦二人が盛り上がっていた。もちろんぼくとヘルガも会話に混じってはいるのだが、基本は相槌を打ったり、食べた料理を美味しいと褒めたりするくらいだった。

 本当は料理の味など緊張で良く分からなかった。美味しかったような気もするが、それ以上にこの後で話す内容を考えるので頭がいっぱいだったのだ。

 全ての料理を食べ終えて、アキトくんが手早く洗い物を終えると、リビングへと場所を移した。

 アキトくんにはソファを勧められたのだが、ぼくとヘルガはそれを断ってソファの前の絨毯の上に正座した。

 ぼくたちの態度を見て、アキトくんは眉を寄せて尋ねてくる。


「……もしかして、二人は俺に何かを謝りにきたのか?」

「う、うん……アキトくんとロゼに……謝らないといけないことがあるんだ」


 二人は目を合わせると、ぼくたちの前にあるソファに座った。


「エンプレスとクイーンである二人がその姿勢で謝罪をするというのは、余程の事だと思うのだが、そう考えていいのか?」


 ロゼの問いにぼくとヘルガは小さく頷く。もはや目を合わせるのすら怖い。


「分かった。俺も覚悟して聞くことにする」

「ヘルガはぼくが巻き込んだだけだから、許してあげて欲しいけど、ぼくの事は許さなくていいからね」


 今の発言で二人はより一層険しい表情になった。でも、それでいい。それほどの事をぼくはしてしまったのだ。例え殺されても文句はない。

 ぼくは頭を絨毯に付くほどに下げて、謝罪する。


「アキトくん、ロゼ、ごめんなさい。ぼくは……ぼくはアキトくんと子供を作ってしまいました!」

「…………え?」


 しばしの沈黙の後、左隣のヘルガがぼくの身体を揺する。


「ば、馬鹿! その言い方だとまるでレフィーナが兄上と性交したように聞こえるだろう!」

「へ? あっ、そ、そうか!」


 まずいと思って顔を上げると、アキトくんは青ざめた表情で凍り付いたロゼを見ていた。


「ヘルガ、したように聞こえる……ということは、レフィーナはアキトと性行為をしたわけではないんだよな?」

「ま、待ってくれ、ロゼ! 俺がそんなことするわけないだろう!?」

「う、うん。そ、それはそうだと思うのだが……だが……ヘルガ、どうなんだ?」


 ロゼは震えるような声でヘルガへと尋ねる。どうやらアキトくんの言葉を信じ切れないようだ。


「もちろん、兄上はレフィーナとそのようなことはしていない。レフィーナもそう誓えるな!?」

「うん。ぼくはアキトくんとえっちなことはしてないよ!」

「そ、そうか……そうだよな。うん、良かった……」


 ロゼはとりあえず落ち着くために深呼吸を繰り返し、その後に自分の失態に気付いて血の気の引いた顔でアキトくんを見た。


「す、すまない、アキト。別にアキトを疑ったわけではなく……いや、実際疑ったわけだが……、心の底ではアキトの事を信じていたんだぞ?」


 物凄く苦しい言い訳に、アキトくんは泣きそうな顔で頷いた。


「わ、分かってる。俺の日頃の行いが悪いんだ……」


 ぼくが謝るはずが、いつの間にかロゼがアキトくんに謝る形になってしまった。早く話を元に戻さなくてはと思っていると、アキトくんがぼくへと視線を向けた。


「そ、それで? 俺とレフィーナはそういった行為はしていないわけだけど、子供を作ったってのはどういう意味だ?」

「えっと……順番に説明するね?」


 こうしてぼくは、ヘルガに打ち明けた時の様に、どうやってアキトくんとの子供を作ったのかを説明した。

 説明が進むにつれて、アキトくんとロゼの表情が暗いものから困惑したものへと変化していったのだが、途中で止めるわけにもいかず、最後まで話し終える。


「――それで、北の森には蕾まで成長した子供がいるんだ……ごめんなさい」

「妾もこの事を知りながら、今まで黙っていた。それに水やりなどの世話をレフィーナの代わりにしていた時期もある。秘密にしていたことを心より謝罪する」


 ヘルガと揃って頭を下げる。

 どのような罰でも受ける気持ちで頭を下げたのだが、すぐにアキトくんから頭をあげるように言われてしまった。


「それで、レフィーナは許して欲しくて来たわけじゃないんだよな?」

「うん。ただ、ヘルガと……産まれる子供の命だけは取らないで欲しくて」

「俺がそんなことをすると思うのか?」


 アキトくんに睨まれて、ぼくはゆっくりと首を振る。


「しないと思う。でも、ロゼはぼくと子供を許せるの? ハーピーは一夫一妻制で、夫が浮気をしたら自殺するような種族だって聞いたよ。今回アキトくんは浮気をしたわけじゃないけど、ぼくが言葉巧みにアキトくんを騙して無理やり子供を作った事を許せるとは到底思えない」


 ぼくの質問に、ロゼは少し間を開けてから答えた。


「……良く分からない、というのが本音だ」

「どういうこと?」

「ハーピーとは人間以上に――恐らくは全種族で最も独占欲の強い種族だ。一般的なハーピーの枠組みから外れたとはいえ、私は28までハーピーとして育ったし、他種族の文化を理解することは出来ても、共感することは出来ない部分も多い。例えば私はアキト以外の男には一切の興味がない。これは育ち以前に種族としての本能から来る部分が多いのだと思う。だからこそ、アキトの一番は私だと分かっていても、先ほどのような話を聞かされれば周囲が驚くほどに動揺してしまうし、アキトに近付く女に嫉妬もする。人間が多い村で暮らしているので我慢しているが、やはり本能ではアキトに未婚の女とは会話すらして欲しいとは思っていない。これはハーピーの性なのだろう」


 ロゼの言葉を聞いて、アキトくんが姿勢を正す。これまでの自分の行動を顧みて反省し、気を引き締めたのだと思う。


「そしてレフィーナ。お前がアキトとの子供を作ったという話だが、アルラウネは植物寄りの種族すぎて、私の中のハーピーの本能があまり働かないようだ」

「それって……嫌じゃないって事?」

「もちろん、産まれてくる子供がアキトの子供だというのは受け入れがたい事だ。頭ではそう思うのだが、本能の方はそれに関して何とも思っていないようなのだ。レフィーナには悪いが、私はその子供をアキトの子供だとは思えないらしい」

「アルラウネのぼくからしたら間違いなくアキトくんとの子供だけど、ロゼからしたらそうは思えないから、平気ってこと?」


 ロゼはとても真剣な表情で頷いてから、ぼくに気を遣うようにしながら本心を語る。


「レフィーナの――アルラウネの繁殖方法を聞いて自分の中の認識がハッキリしたよ。私はアルラウネの事を知能のある植物だと思っているらしい」

「その通りだけど?」

「私にとってはそこが重要なんだ。ハーピーの本能が働くのは動物相手であって植物は対象外ということだ。だから、産まれてくる子供に対して私は怒らないといけない立場だと思うのだが、そういった怒りは湧いてこないんだ」


 正直に言うとどうして動物がダメで植物なら良いのかが良く分からないのだが、これはロゼの感情の問題なので、ぼくが理解するのは難しそうだ。そもそもぼくは人間の男に対する独占欲のようなものはほとんど持っていないのだから。

 もしもアキトくんがぼくを選んでいて、ぼくがアキトくんと結婚していたらと考えると、ぼくはアキトくんがロゼやオリヴィア、サラ辺りと子供を作ったとしても何とも思わない。そっちばかり構ってぼくを構ってくれなくなったら話は別だが、アキトくんの性欲の強さならその辺りも問題なさそうだし。

 けれど、ロゼほどではないにしても、オリヴィアやサラにもそういった独占欲はあるようだったし、動物とはそういう生き物なのかもしれない。

 ぼくはふと気になってヘルガへと視線を向ける。


「ヘルガはロゼの言っていることに共感できる?」

「いや、そもそも妾は多くの夫を持つことを義務付けられているクイーンビーなので、ロゼに共感することは出来ない。どちらかというと兄上に共感できるくらいだ。けれど、共感できなくとも、ロゼの言っている事の意味は理解できるぞ。そういう種族なのだと思う他ない」

「そう……ならぼくもそうするよ」

「しかし、レフィーナ。二人に許されたとしても、二人目は作らないと誓った方が良い」

「へ?」


 ヘルガの言葉にアキトくんとロゼが頷く。


「確かにそうだな。その辺が落としどころだろう」

「私の感情はともかくとして、外聞的にも二人目はまずいな」

「えっと、もちろん二人目を作る予定なんてなかったけど、それって重要な事?」


 ぼくの質問にヘルガが呆れるようにため息を吐く。


「当たり前だ。妾たちが暮らしているのはミルド村であり、アルドミラという国だ。この国の国民として皆と共存していくのであれば、この国のルールや尊重されているモラルは守らねばならない。ロゼの感情の問題は解決したが、世間的に見ればレフィーナがやったことは既婚者を騙して強制的に子供を作るというこの国の倫理や道徳の考えから大きく外れた行為だ」


 ヘルガの口から流れるように難しい言葉が飛び出したので、ぼくは理解できずに首を傾げる。


「ヘルガ、言葉を喋るの、随分上手くなったな……」

「妾はこの村で暮らすために日々勉強している。これも女王としての務めだ」

「さすがだな。レフィーナにも分かりやすく言うと、俺たちの感情的にはそこまで問題はないけど、今の話し合いを知らない人が俺とレフィーナの子供の事を知ったら余計な誤解を招くから、二度とやらないようにしようってことだ」

「な、なるほど……分かったよ。もちろん、ぼくはこんなこと二度とするつもりはないよ」

「その言葉が聞ければ十分だ」


 こうして、ぼくの一世一代の謝罪は終結した。

 ぼくとヘルガは正座していたカーペットから立ち上がると、近くのソファに腰を下ろす。


「ふぅ……もう少しで足が痺れて大変なことになるところだったよ」

「そういえば、兄上。この家の家具は二人暮らしにしては数が多いけど、もしかして子供を作る予定があるのか?」

「ヘルガ、お前……急に踏み込んでくるなぁ」

「妾は兄上の妹なので許される質問だと思ったのだが……」


 ヘルガの質問に、アキトくんではなくロゼが答える。


「家具を増やしているのは私だ。私としては結婚した後すぐにでも子供が欲しかったのだが、アキトがしばらくは二人で暮らしたいというので、準備だけ進めて様子を見ている」

「それは……兄上、あまり待たせるのは良くないぞ」

「う~ん、そこに関しては俺の感覚に合わせてもらっている感じなんだよな。時間はまだあるし、もう少し待って欲しい」

「どういうことだ?」

「俺はまだ21だからな。さすがに子供の親ってのは早すぎる気がするんだ」

「子供を作るのに適正な年齢だと思うが?」

「肉体的にはな。けど、俺は子供を作るなら二十代の後半くらいがいいんじゃないかって思っているんだ」


 アキトくんの考え方にぼくとヘルガは同時に首を傾げた。その数年に何の意味があるのだろう?


「妾の知る限りでは、兄上の年齢で子供がいる人間も多いのだが、何が問題なのだ? ロゼが子供を欲しがっているのだし、兄上には子供を育てていくだけのお金、人脈、権力全てあるではないか。レフィーナに先を越されたロゼが可哀そうだとは思わないのか?」

「「えっ!?」」


 アキトくんとロゼが二人同時に素っ頓狂な声をあげた。


「えっ、ではない。レフィーナとの子供を許すということはそういうことだ。まさか分かっていなかったのか?」

「そうか……そうだよな。俺ってレフィーナの子供の父親になるのか」

「そういう話を先ほどからしていたと思うのだが?」

「そうなんだけど、実感が無かったって言うか……」


 どうやらアキトくんもロゼと同じでぼくとヘルガほど事の重大さが分かっていなかったようだ。そしてロゼが翼の爪を引っ掛けるようにしてアキトくんの服の袖を引っ張る。


「どうした?」

「その……アキトの口から父親という言葉を聞いて、なんだか心がざわついたんだ。正直に言うと、嫌だなと思ってしまった」

「そうか……」


 アキトくんは腕を組んで考えると、意を決したように口を開く。


「レフィーナ、悪いけど産まれてくる子供には俺が親だとは伝えないでくれ。アルラウネの考え方では俺の子供なのだとしても、俺やロゼの考え方ではその子は俺の子供じゃない。俺が作ったブドウの花粉から産まれたアルラウネというだけだ」

「……うん。分かったよ。子供には村で一番のぶどうの花粉から産まれたんだって教えることにする」


 アキトくんが望むなら、ぼくはそれで構わない。だってこれはアキトくんとの子供が欲しいと願ってしまったぼくが勝手にしたことなのだから。

 アキトくんが父親だと教えてあげられないのは残念だが、それで子供の存在がアキトくんとロゼに許されるというのなら、ぼくはこの秘密を墓場まで持って行こう。


「じゃあ、この事は、ここにいる四人だけの秘密って事で」


 ぼくの言葉に三人が頷き、子供についての話し合いが終わる。

 アキトくんの遺伝子を持つぼくの後継ぎは一体どんな子に育つだろう。ぼくの代わりにミルド村をしっかりと守ってくれる女王にするべく、教育に力を入れて行こうと思う。


「レフィーナ、話も終わった事だしそろそろ帰ろう」


 ヘルガが突然立ち上がると帰り支度を始めた。

 アキトくんが軽く首を傾げながら言う。


「もう少し、ゆっくりしていってもいいんだぞ?」

「そうもいかない。兄上はロゼの夫なのだから、もう少し自分の妻に気を配った方がいいと思う。行くぞ、レフィーナ」

「う、うん。それじゃあね、アキトくん」

「お、おう。またな」


 ぼくはヘルガに手を引かれてアキトくんの家を後にする。帰り際にロゼが小声でヘルガに感謝の言葉を伝えていたが、ぼくには意味が分からなかった。

 帰り道でいまだにぼくの手を引いているヘルガに尋ねる。


「ねえ、ヘルガ。さっきのってどういう意味?」

「……レフィーナと兄上は気付いていないようだったが、ロゼに変化があったのだ。邪魔をしては悪いから帰ることにした」

「ロゼが? 気付かなかったなぁ」


 ヘルガはその場で立ち止まると、ぼくの顔をじっと見つめて来た。


「な、何?」

「いや、アルラウネとそれ以外の種族の違いを実感していたところだ。いつの間にか、妾は少し大人になったのかもしれない」

「……全然、意味が分からない」

「ふふっ、レフィーナにはそのままでいて欲しい」


 ヘルガはどこか大人びた表情で笑うと、ぼくを置いて歩き出した。子供扱いされたようで気に食わないが、実際ヘルガとロゼが何を考えていたのか分かったのはずっと後の事だったので、ぼくはアルラウネとしては大人でも、ミルド村で暮らす他種族から見ればまだまだ子供のようだ。

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