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(89)さて、どうするっ!

 物事が順調に進行しているときは何の問題もないが、突然、障害しょうがい妨害ぼうがいで進行が止まったとき、瞬間、『さて、どうするっ!』と、戸惑とまどうことになる。こんなとき、冷静な判断が出来たり、他人の助けがあれば助かる。人は孤立無援こりつむえんには弱いのだ。いや、私は弱くないっ! と強がられる方も、実は相当に弱いのである。^^ 『さて、どうするっ!』と思ったとき、次の打開策がひらめく、思い浮かぶ、頭に描かれる・・などすれば、助かる方向へと進んでいくことになる。ダメな人は、まあ残念ながら、あきらめて欲しい。^^

 現在、私達が暮らしている社会の進行は、目に見えない判断の連続だ。成功している人々は、さて、どうするっ! の一瞬、一瞬を上手うまく判断してかわしながら生きているのだ。躱せない人は、…まあ、それまでとなる。^^

 とある学校で試験が行われている。学生が机上きじょうの試験用紙を前にして難問にいどんでいる最中だ。試験官の教師は、会場の一段高い机の椅子にドッカリとかまえて座り、異常がないか…と、見下ろしている。ところが、である。その教師が、こともあろうに、にわかに便意をもよおした。最初のうちは、なんとか耐えられたが、その便意は益々(ますます)強まり、とうとう耐えられない状況にまで到達した。さて、どうするっ! である。教師は生徒側から教壇机で前が見えないのを幸いに、ズボンと下着をゆっくりと下ろし始めた。そして、答案用紙の余った紙をおもむろに、それとなく、目立たないように椅子の下へと置き、コトを済ませたのである。そして、何もなかったようにその紙を徐に、それとなく、目立たないように丸め、ズボンと下着を上げた。かずじまいである。そのときチャイムが静かに鳴り、試験の終了を告げた。

「やめぇ~~!!」

 教師はえらぶった声で、何事もなかったように生徒にさけんだ。

「クラス委員は用紙を集め、職員室へ持ってくるようにっ!!」

 教師は、なおも落ち着きはらった声でそう告げると、ひるむことなく丸めた紙を徐に、それとなく、目立たないように隠し持ち、教室から消え去った。

「おいっ! 何かにおわねえかっ!」

「そういや…」

「クッセェ~~!! 妙だなぁ…」

 学生達の、その後の会話である。

 さて、どうするっ! とコトが逼迫ひっぱくしたとき、冷静な判断をしてあわてなければ助かる・・という一例のお話だ。^^


 ※ 答案用紙の残り紙がなかった場合は、下着を使うつもりだった…ということです。^^


                  完

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