表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/100

(84)臨機応変

 物事は流動的で変化しやすく、その時々で臨機応変りんきおうへんに対処するのが賢明と言える。ただ、何も考えずにいるのも問題で、助かるものも助からない。^^

 とある町民運動会で借り物競争が行われている。少し走ったところで紙を拾い、書かれた品物を持ってゴールまで走る・・というお決まりの競争だ。競技参加者は、紙に書かれた品物を見た瞬間、臨機応変に探す必要があり、ゆったり探していてはビリになるから、頭の早い回転が要求される。

「ダメだったよ…。1着どころかブービーだっ!」

「ビリより、いいじゃん!」

「そりゃまあ、そうだな…」

「僕は1等だったよっ!」

「…」

 メンツ丸潰まるつぶれで、父親は萎縮いしゅくしたように小さくなった。

「ははは…お前はいつもそうだ。どう考えてもわしせがれとは思えんっ!」

「父さん、いくらなんでも、それは…」

「やかましいっ! それが事実だろうがっ!」

「はあ、まあ…」

「臨機応変にコトに処すっ! 瞬間のまされた判断だっ、判断っ! 分かったかっ!!」

「はい…」

 妻は夫が義父に怒られているのが小気味いいのか、ニンマリしながら水筒のお茶を飲んだ。

 これだけ世の中の変化が速いと、臨機応変もかなり臨機応変に望まないと、怒られて助からないようだ。


 ※ 湧水家の皆さんの友情出演でした。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ