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(82)不老長寿

 不老長寿・・これは人類がこいねがう究極の課題である。そりゃ~、年をとらず、ずぅ~~っと若いままで生きていければ、誰だって死の恐怖にさいなまれることなく助かる訳だ。特に美貌びぼうに自信がお有りの男性や女性の方々にとっては誠に有り難いことだろう。…それ以外の人だって、若いまま生きていけるのだから有り難いには違いないが、お化粧を塗りたくっても今一の女性の方の場合は、それほどでないかも知れない。^^ 理由は言わずもがなで、コンプレックスを引っさげたまま生き続けねばならないからだ。^^

 とある敬老会の会場である。毎年、変わりえがしないプログラムに辟易へきえきしたのか、二人の老人が会場を抜け出し、会場前の庭のベンチでペチャクチャと話をしている。

「いやぁ~、長生きをするもんではないですなぁ! 毎年のお決まりプログラムです!」

「ははは…とかなんとか言ってられますが、内心では100まではっ! とかなんとか、お思いなんじゃないですかっ!?」

「はっはっはっ… バレましたか。ええ、そう思っとります。しかし、アレ! では…」

「確かに…。不老長寿の妙薬でも出来ましたら、こんな会には来ないですが…」

「ははは…大いに色気を出して女性を追っかけ回しますか?」

「ははは…そんなことはないですが、それもいいですなっ!」

「でしょ!? も、ということは、やはり…」

「ははは…まあいいじゃないですか。しかし、不老長寿ともなれば、ずぅ~~っと世知辛い世間で生き続けねばなりませんぞっ!」

「はあ…。それはそうですが、やはり長生きはしたいものです」

「確かに…それは言えますなっ! はっはっはっはっ!」

「はっはっはっはっ!」

 二人は人目を気にもせず、大笑いした。

 不老長寿が可能となれば、人は気分的に助かるのである。^^


                  完

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